「電子書籍」カテゴリーアーカイブ

小説『酒を飲む酒』が売れているなぁ

2013年1月3日に出版した『酒を飲む酒1』がジワジワと売れている。ありがたいことですな。
賛否両論の分かれる作品で、ハマる人はハマるという感じですかね。
7年経って、今一度見直そうかな。
万人うけするようなすっきり感がないという自覚があって、その部分をもうちょっとテクニックを入れた方がいいと思い始めているんだ。

まぁ、新しい作品として書き直すのも面白いかな。


この辺りが電子書籍のいいところというか、いわゆる初版から版を重ねて中身が変わるというのが簡単にできるわけですな。

テクニック的には、主人公の背景をもう少し書き込んで、ラストシーンへの仕込みをもう少しわかりやすくした方がいいかしらん。

FFヒーターのマニュアル本を出版

中華製FFヒーターの取り付けマニュアル

ちょっと遅くなりましたが、中華製FFヒーターの取り付け本を出しました。
取り付けノウハウだけでなく、各種のトラブルに対する解決方法をたくさんのせました。
ベバストなどの施工マニュアルや配管技術者からのアドバイスをもとにしています。

詳細へ:印刷製本版(カラー)
詳細へ:Kindle版(電子書籍・カラー)

やはり電子書籍の印税で食うしかない

映像の仕事とKindleでの印税の二本立てで食べている金沢さんです。

このところ、映像業界の不況が激しいですね。仕事のギャラが下がっているのと、さらに、支払いが遅れるケースが多発しています。

ということで、はやり、もともと物書きなので、印税だけで家族を食わせる方が生活が安定しそうな気がしてきています。
印税のいいところは、作品数さえあれば、1冊1冊の金額が低くても、全体としては安定した収入になることとです。
いわゆるロングテールと言いますか、ノウハウ本や短編小説はリリースしてから5年以上経っても0円になる事はなく、月額で数百円から数千円をキープしてくれます。

頭数を増やせ

ポイントは、大当たりする一冊よりも、地道に売れる小さな本だということになります。
個人出版の場合、Kindle以外の電子書籍は有り得ない。というのが僕の結論です。Koboなんて全然売れませんし、Audiobookもダメです。
Kindleだけにするのは、ちょっと危険性はあるのですが、他が全然売れないので選択肢はKindleだけです。

月額で20万円を目指すとすると、毎月1冊を出し続ければ半年くらいで実現するんじゃないかなぁ、と直感的に思います。たまに大当たりの本がでれば月額数十万円になるでしょう。
でも、大当たりを狙うよりも、素早く力を入れずに出版できる方が、結果的に収入が上がると思います。つまり、考えすぎて書いてもあまりいい結果にならないみたいです、僕の場合には。

売り切りとUnlimited読み放題ではどちらの印税が上か?

さて、Kindleの場合、普通の販売と読み放題による印税の二種類があります。僕の場合、普通の販売と読み放題の印税(読者が読んだページ数による印税)では、1:2で読み放題の印税の方が多いですね。新作が出る数ヶ月はとそれは逆転します。新作が出ない場合には読み放題が稼いでくれます。

読み放題で売り上げが上がる書き方はあるのか?

僕の場合、ノウハウ本の売り上げが9、小説類が1という割合です。ブログをたくさん書くと小説が売れます。

さて、先ほど読み放題の印税が大きいとお話ししましたが、ということはですね、よみほうだいで読まれやすい(ダウンロードされやすい)、そしてページをめくってもらいやすい書き方というのを研究しなければならないということにもなります。
このあたりは、なんとなく頭の中にあるのですが、まだエビデンスが出ていないのでなんとなくのヒントですが、ダウンロードされやすいのは、何かの関連本のような見出しかなぁ、そしてページがめくられやすいというのは、見出し間隔が適当かどうかというところじゃないかと思っています。つまり、見出しだけで読み進められるような書き方だと思います。

ということで、映像仕事は少なめに、執筆活動に注力していきます。

録音部のノウハウを写真用語で 解説本

解説本を書き始めたよ

最近は物書きよりも映画録音部の仕事が忙しいんだ。
でも、もちろん、執筆も進めているぞ。
現場でスチルカメラマンから録音の質問をよく聞かれるんだ。
最近はスチルカメラマンが動画を撮ることが増えている。でも、音が上手く録れないって悩んでいるんだ。

写真用語で録音ノウハウを解説

そこで、ピントとか画角、露出という概念で音の録り方を説明したら、みんな大喜び。

ということで、解説本を書き始めたんだ。
と言いつつ、すでに4万字を突破。6章まで書き進んでいる。

望遠マイクなんて無いぞ

例えば、望遠マイクなんて売り文句で小さなショットガンマイクが売っているけど、実はカメラの望遠のようにある一部分を切り取って音を拾うマイクなんて、実は存在しない。
高価なショットガンマイク(14万円)でも、画角は35mmレンズくらいある。画角と言っても、実はピントの合った音が録れる範囲のことで、マイクはレンズと違って画角の外の音も拾ってしまう。
じゃあ、どうするのかというと、実はマイクのヒント距離は50cm〜1mくらいしかないんだ。だから、ピントの合った音、つまり、周辺の音が気にならないくらいクリアに録れる範囲ってのは、1m以内なんだ。

って感じ。
さて、これは電子書籍がいいか、紙の本をどこかの出版社から出すか思案中。

iPadOS13で書いているぞ

さてはて、執筆環境がiPadOS13で一気に変わっちゃった。ポメラで書くことが皆無になって、Scrivenerと縦式というアプリを使っている。
iPadOS13になって、スペースキーで全角スペースが打てるようになった。しかも、日本語入力があんていしていて、ストレスがない。iPadOS13になり、マルチ画面が使いやすくなったので、資料を見ながら執筆ができる。これが大きいんだ。

ということで、今週は執筆三昧だぜ。

DM30のバッテリー残量表示は、、、

このところ、DM30で脚本を書いているのですが、入れている電池はENELOOP。残量表示が初めて減った! というか、長時間DM30で執筆していて、これまでは満タンのままで、そろそろ充電だろうなぁ、と適当に電池を交換していたのですが、先日は、やっと残量表示が1つ下がって、というか、半分の表示になって、1時間くらいかなぁ、使って、そのままスリープさせて5本ほど移動して次に開いたら、バッテリー切れ。

そうか、残量表示が1つ減ると、即交換って感じなんだろうなぁ。
と言いつつ、バッテリーがへたっている気もするので、なんとも言えません。
もうちょい、DM30をいじめながら執筆しましょう。

ポメラDM30の電池の劣化

ポメラ愛に満ちあふれている桜風さんです。
5日間ほど使って、やっと電池が切れてびっくりしたことは先日レポートしましたね。キングジムのご推奨はeneloop-deです。DM30の設定画面にも「アルカリ乾電池」「eneloop」の切り替えとして出てきます。

充電池の劣化を考える

eneloopを入れていても、電池マークがぜんぜん変化しません。常に満充電のままで、いきなりスリープしてしまいます。
こりゃ、だめだ。
まぁ、いきなりスリープしても執筆中の文書が消えちゃうことはないので、まぁ、問題ないのですが、バッテリーの交換時期がぜんぜんわからない。

もともと、メーカーでは電池残量マークのテストをしているはずなので、なぜ、僕のマシンの残量マークが正しく動作しないのか、いろいろ考えてみますね。

メモリー効果が原因?

まず、eneloopが古いからかもしれないっすね。
ニッケル水素充電池は、リチウムイオン蓄電池と違って残量監視が難しいことが知られています。具体的には出力電圧を監視するしかありません。リチウムイオン蓄電池にはコンピュータが内蔵されていて充電電流量と出力電流量などを監視しています。その情報を使って電池残量を算出しています。これでも誤差はあります。
一方のニッケル水素電電地は、メモリー効果が少なからずあって、え、これはですね、電池を空にせずに途中充電を繰り返すと、電池容量が途中充電の開始電圧あたりが空っぽみたいな現象がおきます。ニッケル水素充電地はこのメモリー効果が大きくて、使い切らないで充電を繰り返すと電池容量がすぐに小さくなっちゃいます。
今回の僕の電池マークが満タンのまま電池が空になる現象も、このメモリー効果かもしれませんね。つまり、残量を電池電圧で監視するのですが、メモリー効果があると電池電圧の割りに残量が少ないということにが起こるのです。

電池が劣化している

同じくeneloopが古い場合に、2本入れているうちの片方が先に空になっちゃって、もう片方が高い電圧のままなので、残量がある(つまり2本の合計電圧が十分に高い)にも関わらず、問題がある片方の負担が大きくなって、急にバッテリー電圧が下がってシャットダウンしちゃうというものです。
これは、意外に多くて、異なる使い方をしてきた古い充電地を混ぜて使うとこの現象が多発します。僕の生業は映像制作になっちゃってますが、ここでも単三型充電地を何十本と使っています。これらの劣化管理のために高機能な充電器を使っていますが、それでも劣化したバッテリーを割り出すのは難しいですね。

今、DM30出使っていた急に空になったeneloopを高機能充電器にかけてみているのですが、やはり片方の劣化が進んでいます。具体的には内部抵抗が95mΩと57mΩ。内部抵抗の計り方は難しいのでこれが正確な抵抗値ではないのですが、片方の内部抵抗が高くなっています。これが問題。
複数の電池を使う場合、内部抵抗が高い方の電池が先に空になります。極端な話、劣化している方の残量が10%でも、もう片方の健康な電池の残量が80%だと、2本合計の見かけの残量は(10+80)÷2=45%。まだまだ半分近く残っているように見えるのですが、あと10%使うと劣化した電池が空になります。見かけは35%残っているはずなのに、片方が空になるので使っている機器は急にストップしてしまいます。しかも、電池を使うときには劣化した電池の電気が先に使われてしまうので、劣化した電池が混ざっていると空になるスピードが加速されちゃうこともあります。

電池の不活性

急に電源が落ちるもう1つの原因は、充電池の不活性というものがあります。
同じバッテリーでも気温や使う電流量によって見かけの容量は大きく変化します。内部抵抗は充電の仕方や電気の使い方で日々変化しています。今、高機能充電器で充電中の劣化している電池の内部抵抗は95mΩから82mΩに下がってきています。これは充電することで電池の温度が上がったためだと思われます。つまり、電池の活性が上がって健全性が戻りつつあるということです。
それにしても、82mΩから57mΩでは差が大きいので、だめっすね。
そこで劣化した電池を健全化する(電池の活性を上げる)「リフレッシュ」という方法があります。これは電池を一度強制的に空にして充電を行う方法です。まぁ、これはいろいろな方法があって、しかも電池のメーカーや種類のよって最適な方法が異なります。高機能充電器は、電池の種類を見分けて最適化してくれるのですが、まぁ、気休めっぽい来もします。
いずれにせよ、内部抵抗が大きく異なる2本の電池を使うとダメってことです。

いずれにせよポメラの電源管理は安心

さて、電池残量がわからないのは、たぶん、電池に問題があるのですが、いずれにせよ、急に電池が空になっても、執筆中の文章が消えないので、これはポメラの電源管理がちゃんとしているということです。つまり、電池の残量など気にしなくても大丈夫ってことです。予備の電池を1セット持っていれば、使っている電池が空になったら取り替えるということで大丈夫ですね。毎日バリバリに執筆しても3日から5日はもつので、そのようなタイミングで電池交換という考え方でいいと思います。

ポメラDM30バッテリーが減らないぞ

DM30が届いて5日ほど経ちますが、まだバッテリーマークが減りません。
まぁ、ここ2日間はメモ程度にしか使っていなかったので、減りようもないのですが、DM200の場合には何もしていなくてもちょっとずつ減っていました。でも、DM30はぜんぜん減らない。ただし、これはバッテリーメーターの特性で、ある日突然ぐんぐん減っていくのかもしれません。
と言っていたら、急に電源が落ちて起動しなくなりましたよ。
電池を交換したら動作を始めました。
あらあら、バッテリー計がアバウトというか、ぜんぜんだめっぽいなぁ。
電池はeneloopですよ。DM30ご指定の電池なのになぁ。このあたりは、もう少し使ってから再レポートします。

電子インク(電子ペーパー)がすごくいい

DM30には電子ペーパーが搭載されていてバッテリー消費をかなり抑えているわkですが、描画の遅延やバックライトがないことがマイナス面だと思っていました。
でも、使い始めると、遅延や残像、バックライトがないことは、なんのマイナスでもないことがわかりましたよ。
特に、日光の下で執筆をすると、電子ペーパーの美しさと視認性の良さに感動します。直射日光の下ではバックライト式の液晶はひどい見え方なのに比べて、電子ペーパーは明るいほどきれいに見えます。

電子ペーパーは藁半紙だ!

DM30の電子ペーパー画面は、明るさによって背景の色が違って見えますね。
暗いと藁半紙色、明るくになるにつれて乳白色になります。日光ではほぼ真っ白。
その見え方は、うん、藁半紙だな。若い人は知らないかもしれないけど、昭和の50年代までには、あまりコピー用紙ってのはなくて、藁半紙という再生紙がよく使われていました。電子ペーパーはそれによく似ている気がします。電子ペーパーの残像も藁半紙の裏写りに似てるなぁ。
ということで、DM30の電子ペーパーは、非常に使いやすいと思い増すぜ。
というか、

ポメラDM30でラジオ台本2本書いてみた。

ポメラDM30が届いたので、早速、仕事に使ってみたんだ。ラジオの構成台本60分が2本。

ATOKはおバカさん

さてはて、久しぶりにノーマルポメラATOKを使ったわけだけど、あらあら、やはり変換が寂しいなぁ。こんな変換もできないんだ。DM200にはちょっと高度なATOKが搭載されているので、まぁ、変換で戸惑うことが少なかったんだけど、ノーマルポメラATOKは、ほぼ単文節変換じゃないとだめね。でも、もともとDOS時代から執筆している桜風さんとしては、まぁ、慣れればいいかな。

画面最高、応答性も満足

一方の電子インクの遅い描画での高速執筆はどうかしら。これは非常に快適というか、何の問題もなかったっす。ぜんぜんオーケーな感じ。一瞬遅れて文字が出てくるんだど、それは描画だけの問題で、高速なキータイプでも取りこぼすことはないのだ。

DM200に比べて出きることが減って、特にネットワークはぜんぜんだめというか、FlashAir経由しかネットワークにつながらないし、DM100に搭載されていたEvernote連携もなし。
なので、実は、何にもできないだけに執筆に集中することができて、なんと、ラジオ台本もあっという間に書き終えちゃった。やっぱり、集中できるということは非常に大切なのね。

キータッチは最高

キーボードタッチは、DM200よりもDM30の方が好き。というか、圧倒的にDM30がいい。DM200はソフトタッチというか、ゴムを押しているような感覚が含まれるんだけど、DM30はメカに刈る(ATOKの誤変換)タッチに近くていい。DM200に比べてDM30の方がキーボード裏が分厚くて頑丈な作りだからかなぁ。
歴代の折り畳み式ポメラのキータッチとも違って、今回のDM30は非常にプロ好みというか、文字を打っている、って感じがする。
ちょうど、DOS時代のキータッチってことかしらん。

ということで、実際に仕事に使ってみた感じでは、DM200よりもDM30の方が書きやすい気がしますな。ただし、ATOKはバカですので期待しないように。長い連文節変換がお好きな人には適さないと思います。ていうか、「てきさない=敵左内」って変換されるくらいバカです。

DM30が来た!

先ほど、ポメラDM30が到着。
という事で、初期設定からスタート。
時刻設定は簡単。

あれ? DM200のユーザー辞書が読み込めない!

物書きにとって長年鍛えてきたユーザー辞書は宝物。
DM200でユーザー辞書をエクスポートして、DM30で読み込もうとすると、あれれ、ユーザー辞書が見つかりません、の連発。
SDカードをパソコンで見ると、ちゃんとエクスポートされている。

なんじゃ、それ?

という事で、マニュアルを読むと、なんと、DM200の辞書は読み込めない!
ひどい話だなぁ。
DM200だけが特別らしくて、読み込めないってさ。
逆にDM30の辞書はDM200でしか読み込めない。

なんじゃ、その仕様は。

という事でエクスポートされた辞書ファイルを比較。
すると、DM200は単なるテキストファイル(CSVっぽいね)。
DM30はバイナリーファイル。
ああ、全然仕様が違うじゃん。
ということは、DM200の辞書をATOKのバイナリー辞書に変換しないとダメなのね。
さて、どうすればいいのかしら?

色々調べていますが、ありゃ、対処方法がないなぁ。
今後の運用では、DM30で辞書登録して、それをDM200に読み込むのはOKっぽいです。でも、逆ができない。不便ダァ。

キングジムさん、なんとかしてください!

という事で、使い始めの第一歩で不満不満。
ユーザー辞書、なんとかしてくださいよ、メーカーさん。