物書き必見! 国立国会図書館デジタルコレクション

物書きなら、資料集めは当たり前だけど、正しいネタ本を探すには、けっこうなお金がかかるよね。ネットで基本的な情報は仕入れられるけど、ちゃんとした本も参照しないと間違ってしまうことがあるから。

無料で国会図書館を使おう

そこでおすすめなのが、国立国会図書館デジタルコレクション。
出版されて著作権が切れた作品が、無料でPDFダウンロード可能だ。
古文書などもあるし、戦後の図書もたくさんある。
歴史的な調べ物には丁度いいと思う。

https://dl.ndl.go.jp/

キャンピングカー用FFヒーターの取り付け

寒くなってきましたね。
エンジン掛けっぱなしの車中泊は辛いですね。エンジンの振動で気が休まらないからですね。

中華製FFヒーターは安定動作

さて、小生は3年前に中華製のFFヒーターは安定動作ヒーターを自作取り付けしたんでしね。今のところ、全く問題なく、故障もなく動作していますよ。
燃費も非常に良いので、車中泊のコスト軽減にも貢献。
2万円しない中華製FFヒーターだけど、中身は大手FFヒーターのOEMらしく、ちゃんとした設計と品質です。
これは、小生が3年間使い続けて照明している気がします。

自分で取り付けは簡単?

自作取り付けは簡単かどうか? ふーむ、学校の技術家庭科の成績次第かな。自動車のボディーに穴を開けない取り付け方なら、比較的簡単です。
小生は、窓にFFヒーターを取り付けているんだけど、これだと、比較的簡単です。

ポイントは、何をやったらダメかと言うこと。一酸化炭素中毒を回避する取り付けのポイントさえおえていれば、あとはそれほど難しくないと思います。

小生の著書(電子書籍版)も、読者に高評価です。
メンテナンス方法からトラブル解消法など、本家メーカーのサービスマニュアルから解説していますよ。

Amazonで高評価。

OSMO+のバッテリー復活させる方法

古いOSMO+(光学ズーム付き)を使うので、久々に出してきてメンテナンス中。
なんと7本あるバッテリーが死にかけているなぁ。
1本は完全に死んでる。完全放電してしまって保護回路で充電不能という感じ。中を開けてバッテリーの電圧を上げてやれば充電機能が復活するはずだろうなぁ。

充電できているはずなのにバッテリー切れ

さて、充電できるバッテリーを充電。あれ、あっという間に充電完了。ところが本体に入れるとバッテリー切れで落ちちゃう。
おかしいなぁ。

こういうときには、ひとまず、本体で使って、さらに充電して、また使って、充電して。
なかなか、うまくいかんな。

そこで、もう一台の古い方のOSMO(固定焦点)に入れてみると、あれれ、正常動作するね。それで、取り出してOSMO+に入れると、あらあら、正常動作。
まぁ、これもよくあることだなぁ。空っぽのバッテリーを入れたOSMO+本体側のバッテリー残量チェックが上手く働かなくて、それがバッテリー本体のチェック機能とも連動できない。そこで、正常動作しているOSMOに入れると、本体もバッテリー側も正常に通信して動作をはじめたという感じかな。

もっと簡単に言うと、最初に完全に死んじゃったバッテリーをOSMO+に入れたら、その壊れたバッテリーの情報が本体に記録されていて、次に入れたバッテリーにも影響したってことですな。
それで正常なOSMOに入れたら、通常の情報がバッテリ=側に書き戻されて正常動作に復活。
でも、本当は充電器で満充電にしてしばらく置いておけばOSMO+でも正常認識されたのかもね。

いずれにせよ、電子機器は使わないで置いておくと、ダメですな。

台本執筆が楽しく苦痛だ

遅れ遅れになっているVシネの台本を書いている。
仕事としての台本書き、まぁ、楽しいんだけど、やはり何もないところから書くので、不安は拭えないねえ。
それが創作というものなんだけど、今回は先に設計図を書いてあるので、通過点やゴールは決まっているんだ。その間を埋めるようにシーンを書き込んでいくんだけど、地図を見ながら徒歩で知らない町を歩いているような気分だね。
わくわくすることもあるし、始めて見る景色に感動したり、驚いたり、ガッカリしたり。
それを繰り返して、規定の完成尺へ向かって書いていくんだ。
テレビ番組だと、一秒以下の時間まできっちり作らなくちゃいけないんだけど、映画の場合はそれほどきっちりしていない。でも、台本から撮影と編集へ進むと、本当に設計通りの尺になるのか不安になったりする。

台本が設計図だ

はじめて映画に関わったときに、ベテランの照明さんから僕の書いた台本が長いと言われたなぁ。新米の自分としては、2時間に収まると思っていたんだけど、照明さんは単純に台本のページ数で完成尺を長いと判断していたんだ。

「何十年もこの仕事やっているからさ、どんな書き方がでもさ、だいたい台本のページ数どおりの尺になるんだよ」

それはベテランになった自分も、今は、そう思うね。
まぁ、もっと細かく見られるようになったから、ト書きがどのくらいの尺になるのかも分かる。だから、尺が伸びそうなト書きは改行を多めに入れて、実際の完成尺とページ数に差が出ないように書くことも覚えたね。

新米は書き過ぎる

いろいろな現場に関わったけど、脚本家や監督が若いというか、経験不足だと、総じて尺が長く鳴っちゃう。台詞も言い過ぎちゃう。まぁ、今でも僕も書き過ぎちゃう。ついつい、心配になって書き込みを多くしちゃうんだね。
でもね、そこから削っていくと、いい作品になるんだけどね。

さて、続きを書こうかな。

生活音とH3-VR

生活音を録音するというのは、結構難しいのです。
自然な音で録るには、マイクの設置をちゃんとしないといけない。
ショットガンマイクだと、一定方向の音だけしか録音できないので、部屋の隅に設置するなど、工夫が必要です。

でもね、H3-VRなら、部屋の真ん中に置けばいい。
それだけ。VRマイクは、面白いね。

H3-VR録音テクニック

H3-VRの録音は、まず、普通のマイクの基本を抑えることからね。

マイクには焦点距離がある

マイクの基本として、マイクにも焦点距離があるということが重要だよ。
通常、被写体からの距離は50cmが基本となる。これはボーカルマイクなどのハンドマイク以外は、ほとんどが50cm位。そこから離れると残響や環境音の影響で音がボケてゆく。
近い方は10cmくらいまで。それより近づくと近接効果といって、低音が強調されてくる。

マイクボリュームはレベルメーターで正確に

マイクボリュームも重要だ。レベルメーターの見方は難しいのだけれど、当然の事ながらレベルオーバーは禁物。じゃあ、どのくらいにするかというと、喋っている場合には、ピークが−3dB程度まで。およそ、−6dBくらいを上下しているくらいがいい。
もっと正確にいうと、テレビ番組では−12dB前後にする(テレビは低めなんだ)。YouTubeなどのネットでは、上記の−6dB程度ね。

録音フォーマットは48KHz24bit

録音フォーマットは、通常は48kHz24bitで十分。16bitでも問題ない。24bitにする理由は、あとで音を加工(ノイズ除去など)する場合のマージン。もしくは、イベント会場などで音のダイナミックレンジが広い(巨大なおとと小さな音が混在している)場合にも24bitにして、レベルを低めに録音しておく。

サンプリングレートは48kHzで十分だ。楽器では96kHzもあり得るけど、まぁ、マイク性能からすると48kHzで十分だ。ちなみにサンプリングレートは、録音の最高周波数に影響する。サンプリングレートの半分程度が最高周波数になる。
通常の録音では48kHzの半分の24kHzで十分。というか、普通のマイクは20kHzまでしかいい音じゃないし、録音できないのだ。

なお、ファイル形式は5種類あるけど、僕はPremiereで編集するのでAmbiX形式にしているぞ。

マイクの向きは水平で正面向けが基本

H3-VRは360度マイクなので、まぁ、マイクの向きや画角を気にしなくていい。
ちなみに、普通のマイクには画角があって、高価なショットガンマイクでも、画角は60度くらいあって、標準レンズくらいの画角だ。望遠マイクなんてのは、世の中には存在しないよ。

H3-VRの場合、立体なので気にしなくてもいいと言えばいいんだけど、それでも主要被写体に対して正面を向けておくと、再生した時の定位が正面になる。H3-VRは通常のステレオ再生の他にバイノーラル再生モードがある。その時にマイク正面が中心正面で再生されるんだよね。

ただし、パソコンアプリで定位は後から変えられるので、神経質になる必要ないな。