「執筆」カテゴリーアーカイブ

STAXヘッドホンで執筆環境が変わった

執筆業の他に、映像制作会社を経営しているんだけど、そちらで映画の音の仕上げ用に、STAX社の馬鹿高いヘッドホンシステム(SRM-D10と SR-L500MK2)を導入した。販売価格で15万円(実際にはカードによる5%還元やメーカーのキャッシュバックなどがあって13万円で購入)という、バカバカしいヘッドホンなんだよね、

聴き疲れなのない音の世界

音に関しては、映画の音を作り上げる仕事なので、まぁ、僕はプロですね。万人にわかりやすい良い音を作るのが仕事。
そこで、今回のSTAX社のヘッドホンを仕事用に導入。まぁ、実は持続化給付金が入ったので設備投資ということね。

使い始めてほぼ一週間かな。これで2本の映画の仕上げを行なったんだ。1日に10時間以上もこれでをかけっぱなしで音を聞いている。
聴き疲ればないのが一番のポイント。そして、もちろん、音もいい。音がいいというのは難しいのだけれど、僕ら音の仕事をしている場合には、味付けされてない、原音に忠実な音を『良い音』と言っている。
そして、解像力も重要。これは大きな音が鳴っている影にある小さな音を聞き分けられるかどうか。映画では、撮影現場の色々な騒音が入ってくる。仕上げでは、それを綺麗に消す作業があって、これを行うには『良い音』のヘッドホンが必要なんだ。

一日中、音楽を聴きっぱなしも

そして、執筆作業の時には、80年代の洋楽やJAZZなどを聴いている。STAX社のヘッドホンで聴いていると、仕事(執筆)に集中することができるんだ。
今日も、WEBニュースの原稿を入稿したんだけど、このヘッドホンで音楽を聴きながらだと作業効率が非常に良い。

なぜかな? 余計な刺激(耳を刺すような音)がなく、自然な音の世界に包まれる体折ろうなぁ。

執筆する人は良い音の環境を用意すると良い

さて、改めて執筆のことを考えてみると、とにかく集中することが必要だ。テレビの音って、実は刺激的で、ぼーっと見ている人を振り向かせるために色々な技を使っている。だから、執筆中にテレビが点いていると、集中力を削がれるんだ。

なので、皆さんも執筆時の音をどうするかお考えいただくと良いと思います。

STAXの入門版:SRS-002。定価45000円

STAXはどれも高価なんだけど、入門編はSRS-002。アマゾンで39800円。これにかけ心地を向上させる密閉カバー/イヤーチップセットSTAX CES-A1も購入すると、幸せな執筆環境が訪れるはず。

キャラクターの履歴書書き

ストーリーを作り上げる時に、筆が止まってしまう大きな原因が、実はキャラクターの作り込みが足りないというケースです。
著者は、アイデアが足りないと思うものですが、実際にはキャラクターの背景が曖昧で、何をしていいかがわからなくなるのです。

マインドマップで履歴書書き

筆が止まったら、とにかく登場人物の履歴書を書くことがオススメです。一冊の小説にするなら、ものすごく大量のエピソード(小説に載せるか否かは別にして)が必須です。
たくさんのエピソードが背景にないと、ドラマが生まれません。
なぜそういう悩みを持っているか、どうしてそういう行動をとるのか、なぜそう決断するのか、こういったものが履歴書として著者の目に触れることが重要です。
僕の記憶力では、数件のエピソードくらいしか覚えられないので、常に履歴書をチェックしながら、ストーリーの肉付けをしていきます。
他人の台本を読んでも面白くない時には、履歴書を描いてもらうことにしています。ひどい場合には、出生日も決まっていな買ったり、一言で終わるような過去しかない主人公がいます。それでは、どうやっても面白くなりません。

履歴書は、ネット上に様々なフォーマットが公開されています。でも、僕はマインドマップで履歴書を書いています。
複数人を1枚もマップに載せることで、どこで出会ったとか、なぜ出会ったとか、出会う前と後で何が変化したか、変化の後に何が起こったかなどが、俯瞰できます。
通常の就職用の履歴書の場合には。個々人の履歴は一目瞭然なのですが、他人との関わりを俯瞰できないので、僕はマインドマップにしています。

愚書『ストーリーの書き方』には書いていない

上記の履歴書に関しては、愚書『ストーリーの書き方』には盛り込んでいません。本書では、ストーリーのディテールの書き方に特化していますね。そろそろ、新刊を書こうと思っているので、今度は履歴書を書いてからストーリーを組み上げる手法の本でも書こうかなぁ、と思います。

マインドマップで本格執筆だ

マインドマップをこれまでは設計図として使ってきたんだけど、iThoughtというアプリで、本格的な執筆が出来そうなことが分かってきたぞ。

アウトライン編集、リッチテキスト執筆が可能だ

iThoughtには、協力なアウトライン編集とリッチテキストでの執筆ができる。
つまり、書籍の設計図を真横に置いて、そのまま執筆ができるのだ。もちろん、仕上げは(電子書籍化)は別のアプリを使うことになるんだけど、書籍全体の構造を見ながら執筆するのは、非常に重要なことなので、これは素晴らしい。

マインドマップiThought。左がアウトライン、中央がマインドマップ、右がリッチテキスト。

実用書のためも自動記述テンプレート(Excel等)をこれに移植すると、かなり便利になりそうだ。ただ、執筆文字数が出ないのが難点だなぁ。

超入門・ストーリーの書き方

ロングセラーですが、このところ売り上げが上がっていますね。
ストーリーをかいたり考えたりするのは、人生の楽しみでもあります。それを形にするのは、ちょっとした技術です。アイデアを形にできれば、印税生活も夢じゃない。

普通の『小説の書き方』のノウハウ書にはない、非常に細かい技術を解説しています。さらに、映画脚本や漫画原作などビジュアル化するためのノウハウが数多く、具体例とともに掲載しています。

最新執筆環境はこれ

執筆から販売までの最短コースのアプリの組み合わせを考えているんだ。
まず、実用本に関しては、Scrivenerで完結するのがいいですな。
ただ、現在のVer.3はiOSとの同期がエラーになるので注意が必要だ。

小説類は「縦式」

さて、小説類の執筆はMacとiOSで使える『縦式』がベターですな。見出し、ルビ、傍点、挿絵に対応していて、出力は青空文庫形式のテキストファイルになる。
そのファイルをAozoraEpub3-1というJavaアプリ(WindowsでもMacでも動く)でKindle形式に変換できる。ただし、挿絵を入れる場合にはWindows上でないとファイルがどこにあるか分からなくなってダメ。

縦式の挿絵を青空形式に反映させるのはちょっとコツがあって、縦式で挿絵を挿入しただけではダメで、挿入した後に挿絵の管理画面で挿絵ファイルを元の文書ファイルと同じフォルダに「書き出し」しないとダメ(ファイル名が縦式で自動的に変えられるため)。

文字校正は小説推敲補助ソフト「Novel Supporter」

そして、文字校正は、小説推敲補助ソフト「Novel Supporter」というのがいいぞ。これもWindowsでしか動かないけど、非常に便利だ。

中華製FFヒーター自作取付マニュアル執筆中

今日は、実用本の原稿を13時間も書いているぞ。途中、飯休憩とスターウォーズを見ていたから、正味10時間かな。

書いているのは中華製FFヒーターの自作取り付けの指南書。現在1万8千文字。1日の出来高としては、まぁまぁかな。
でもスピード的には1時間に1800字だから、決して速くはないぞ。
原稿用紙換算だと、空白や改行を考慮しても400字詰で6枚でしょ、遅い遅い。
図版を作ったりしていたし、英語のマニュアルを確認したりしてたしね。

あ、そうだ、4時間くらいお袋のボケ攻撃の相手もしていたなぁ。すると、6時間くらいしか書いていないのか。すると1時間で3000文字(原稿用紙だと4000文字相当ね)か。
ライター現役の時の半分だなぁ。3000字(4000文字相当)は40分くらいで見積もっていたんだよね。もうちょいだね。

さて、この本の完成は、おそらく2万5千文字。明日には上がるかな。図版が揃うかどうかがポイントだね。

人生はままならないものだなぁ

愚痴ろう。
映像の仕事は年を取るにつれて落ち目になるなぁ。
やはり、もらい仕事というのは、相手の都合次第なので、こちらではベストを尽くしてもどうしようもないことが多い。
特に、若い演出のやる仕事は、こちらから見ると粗ばかりなんだけど、発注側もそれがわからないから、それでいいってなる。ついつい口を出してしまうのが老害って奴だな。 そして、仕事は減る一方。

さて、そういうのが社会なんだけど、それは仕方ないとして、Kindleの執筆は、まぁ、読者と自分だけの世界がメインなので、自分がやればそれだけ収入が増える。 このところ、新作を書いていないので月々の印税は減っちゃっているけど、横ばいのまま推移。無料キャンペーンをやると少しだが印税は上がるね。 KindleとDVDの印税は、5年間で800万円くらいかなぁ。最近はぐっと減って、お小遣い程度だけど、まぁ、ありがたい。

さて、新作をどんどん出せば、正比例で収入が上がる。完全に印税だけで暮らすには、月に2~3作品を出せば、おそらく半年後にはまともな暮らしになるはず。もちろん、同じ作品を出版社から出せば数百万円にはなるんだろうけど、長い目で見ると自転車操業になるので、つまり、印税が長続きしないで絶版になるから、月額は非常にすくないかもしれないけど電子書籍の方が収入が上がるはずだ。5年前に書いた本が未だにチャリンチャリンとお金になっているので、およそ、どのくらいのものを書けば、つまり、取材や検証にお金のかからない作品でいくらくらい儲かるかが解った気がするんだ。

などなど、愚痴っているが、なんとか、社会との仕事としての接点を減らして、純粋な興味と取材と人脈だけで、好きなことだけで暮らしたい。 そう、単なる我が儘な人生を送りたいだけなんだぜ。うん、それだけ。

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不倫小説、進行中

結局の所、ポメラがいいですね。
不倫バイオレンス心理小説っぽいのを絶賛執筆中。
このところ、マルキ・ド・サドやカズオ・イシグロの作品を読みまくっているのです。
なんだか、54歳になって、やっと小説って何かが分かり始めた気がする。
遅いか。
映画脚本などでストーリー物はいっぱいやっているんだけど、映像じゃない、文字での世界観というものがなんだかつかめた気がします。

そこで不倫小説

不倫って、誰でも出来る人殺しみたいなもので、当事者や世間に強いインパクトを与えるてしまうことがあって、これまで比較宗教だとか哲学だとか歴史学だとかを勉強したものと融合させたくなっちゃったんですね。 ということで、3日間で2万5千文字。
どんどん書けちゃうなぁ。

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ポメラDM200と小説

このところポメラで執筆しています。
1日に1万字ペースですかね。
やはりポメラだと速いですね。

青空文庫形式で文字修飾しかないね

小説の場合、ルビと見出しが必須になるので、これをポメラで行うには青空文庫形式もタグを入れて、電子書籍化する時に専用のコンバーター(WEBサービス)でePUBにしてからKindleGENでMOBIファイルにするのがベターですね。

見出しを付けるのは結構面倒なので、仕上げの時に一気にやるしかないかな。というか、見出しはポメラのアウトラインを使って執筆しておいて、仕上げで青空文庫の見出し形式にするってことですね。
ルビは《》で囲えば、直前の漢字にふりがなが付きます。
詳しくは青空文庫の組版のサイトをご覧くださいね。

あと、ポメラの文字コードはShiftJISにしないと青空文庫の変換が使えません。仕上げ時に変えてもいいですけどね。

やはり電子書籍の印税で食うしかない

映像の仕事とKindleでの印税の二本立てで食べている金沢さんです。

このところ、映像業界の不況が激しいですね。仕事のギャラが下がっているのと、さらに、支払いが遅れるケースが多発しています。

ということで、はやり、もともと物書きなので、印税だけで家族を食わせる方が生活が安定しそうな気がしてきています。
印税のいいところは、作品数さえあれば、1冊1冊の金額が低くても、全体としては安定した収入になることとです。
いわゆるロングテールと言いますか、ノウハウ本や短編小説はリリースしてから5年以上経っても0円になる事はなく、月額で数百円から数千円をキープしてくれます。

頭数を増やせ

ポイントは、大当たりする一冊よりも、地道に売れる小さな本だということになります。
個人出版の場合、Kindle以外の電子書籍は有り得ない。というのが僕の結論です。Koboなんて全然売れませんし、Audiobookもダメです。
Kindleだけにするのは、ちょっと危険性はあるのですが、他が全然売れないので選択肢はKindleだけです。

月額で20万円を目指すとすると、毎月1冊を出し続ければ半年くらいで実現するんじゃないかなぁ、と直感的に思います。たまに大当たりの本がでれば月額数十万円になるでしょう。
でも、大当たりを狙うよりも、素早く力を入れずに出版できる方が、結果的に収入が上がると思います。つまり、考えすぎて書いてもあまりいい結果にならないみたいです、僕の場合には。

売り切りとUnlimited読み放題ではどちらの印税が上か?

さて、Kindleの場合、普通の販売と読み放題による印税の二種類があります。僕の場合、普通の販売と読み放題の印税(読者が読んだページ数による印税)では、1:2で読み放題の印税の方が多いですね。新作が出る数ヶ月はとそれは逆転します。新作が出ない場合には読み放題が稼いでくれます。

読み放題で売り上げが上がる書き方はあるのか?

僕の場合、ノウハウ本の売り上げが9、小説類が1という割合です。ブログをたくさん書くと小説が売れます。

さて、先ほど読み放題の印税が大きいとお話ししましたが、ということはですね、よみほうだいで読まれやすい(ダウンロードされやすい)、そしてページをめくってもらいやすい書き方というのを研究しなければならないということにもなります。
このあたりは、なんとなく頭の中にあるのですが、まだエビデンスが出ていないのでなんとなくのヒントですが、ダウンロードされやすいのは、何かの関連本のような見出しかなぁ、そしてページがめくられやすいというのは、見出し間隔が適当かどうかというところじゃないかと思っています。つまり、見出しだけで読み進められるような書き方だと思います。

ということで、映像仕事は少なめに、執筆活動に注力していきます。