中華製FFヒーターの取り付け注意点(3)

中華製FFヒーターの取り付けの最終回として、本体の取り付け神話に関して触れておきます。

ヒーター本体の気密処理

さて、バベストの訓練を受けた施工業者が強調しているのが、安全なヒーター本体の取り付け方法です。実はバベストの仕様書には、ヒーター本体の取り付けに関しては、非常にあっさり書かれているだけです。それでも、業者は適切な訓練を受けていない業者には付けさせるな、とまで言っています。

日本国内で常識になっているのは、自動車のボディーに吸気管、排気管、燃料管の3つの穴を開けて、そこに専用の取り付けプレートとゴムパッキンを挟んでヒーター本体をねじ止め。隙間をご丁寧にシーリング材で埋めています。
しかし、バベストの仕様書には、そんな指示は書かれていません。日本独自の取り付け方だと思います。
おそらくは、一酸化炭素中毒が怖いので、その対策として排気管は本体の接続部分ごと車外に置くという考え方だと思います。そのために、ご丁寧にシーリングまでしています。

でも、配管の知識があれば、これがナンセンスだとわかります。
仮にシーリングせずに、ゴムパッキンだけでも十分なので、本家のバベストでも、その程度の説明です。というか、仮に隙間が開いていても、そこから排ガスが入って来る量はたかがしれているのと、そもそも車にはほかに隙間がいっぱい開いているので、他から入ってきます。

でも、対策が不要かというとそういう意味ではありません。
密着させてシーリングした方が安全なのは事実です。
では、どういうときに気密性が必要なのでしょうか?

1:排気管が損傷して根本で排気ガスが漏れている
2:そもそも、ヒーターを設置した場所に排気ガスが溜まりやすい
3:雪に埋もれて排ガスが車体の下の充満してしまった

1~3まで、すべて本体の設置部分に排気ガスが溜まって、それが車内へ入り込む事故です。
まず1は、長年使っていて劣化して壊れるとか、走行中に何かがぶつかって壊れるということです。そして、もしシーリングなしで施工したとして、どんな違いがあるのでしょうか? 自動車にはさまざまな空気口があって、ヒーター本体の取り付け位置から入らなくても、他から入ってきます。というか、完全密封された室内は簡単に酸欠になるので、外気を取り入れる必要があります。雪に埋もれた自動車で人が亡くなるのは、そもそも外気が入ってくるということです。

じゃあなぜ日本のバベスト代理店は、仕様書に載っていないシーリングまで行わせるのか。責任逃れでしょうね。

そんな仕様書にない施工をさせていて、配管の基礎である取り回しはあまり教えてないのかなぁ。

2の排ガスが溜まりやすい場所に本体を設置下からといって、上記のように室内へ排ガスが入るのはあまり考えなくてもいいのですが、吸気管の取り回しには影響します。ショートサーキットの問題です。吸気口の設置の説明を参照ください。というか、バベストの仕様書には、この辺りは触れられていません。

さて3が仕様書でもっとも強調されています。
一酸化炭素中毒の原因は、雪に埋もれることです。
排気口が車体(ボディー側面)の外側に出ていれば、雪に埋もれると配管が詰まってヒーターが止まるだけなので、まぁ、大丈夫ですが、もし配管に穴があったり接続がはずれていると、排ガスが車体の下に充満します。これは危ないですね。いくらシーリングしてあっても、他から入ってくるのでダメです。

ですから、実は本体のシーリングなんてことよりも、排気管の取り回しの方が重要で難しいのになぁ。

いずれにせよ、何らかの原因で吸排気管が詰まると、基本的にはヒーター本体が停止するはずです。でも、もし、配管に不具合があって途中から排ガスが漏れてしまうと、それが車内に入ってくる可能性が捨てきれません。そこで、日本の業者はシーロングまでして対策していますが、そもそも車の構造上、雪に車が埋れれば、ほかの穴から排ガスが入ってきます。もし、吸排気が共に車体の下にある場合、車の下に排ガスがたまるとショートサーキットが起きて、もし、ヒーターが正常に動いていれば、吸気の異常を検知してヒーターが止まります。

もし、吸気だけ新鮮な外気を取り入れて排ガスだけ雪に埋もれた車体下に排出され続けると

これは怖いですね。とこからか室内に排ガスが入ってきそうです。

ただ、これは雪国では排気管が埋もれないように注意するのが常識なので、それに従えばいいだけなんですね。雪に埋もれずに吸排気するなら、高い煙突にするしかないわけです。シーリングして済む話じゃないのです。

燃料系の注意点

燃料の供給方法も仕様書には詳しく書かれています。
1つは燃料タンクの距離と位置。燃料パイプは5m以内、タンクの位置は高低差が2m以内。

(本当はもっと細かい計算式があります)

まぁ、巨大なトラックでなければ、この仕様に収まりますね。

もう1つは、燃料タンク。
燃料は、車の燃料タンクに穴を開けてヒーター用の配管を行うか、ヒーター用の燃料タンクを別に用意して、そこから供給するかの2種類があります。

ここは車屋さんの専門領域で、タンクに穴を開けるのは非常に難しいというかガソリンタンクの場合には爆発の危険性があるので、僕はやりませんでした。怖すぎ。

なので、自作で取り付ける場合には灯油(もしくは軽油=ディーゼル)仕様のFFヒーターを前提に書きます。
FFヒーターのキットには燃料タンクが付属します。これを車内に置いて燃料供給するのがベターです。この場合にの設置ポイントは、燃料フィルターは縦置き、燃料ポンプは噴出口をやや上向き(35度がベターとのこと)。

燃料に関しては、そのくらいしか注意点がありません。

電源について

電源はバッテリーからダイレクトに供給するのがベターです。太陽光の充電システムが搭載されている場合には、コントローラー軽油じゃなくて、バッテリーダイレクトが安定します。というのは、ヒーターの起動時の暖気で10A以上の電流が流れるので、そこで電源が不安定になると安全装置が働いて止まります。もしくは、ヒーターの運転中に電源が不安定になって電源共有が止まると、ヒーターの内部が異常燃焼で壊れちゃうかもしれません。

そのほかの配線もシンプルです。本体から出るケーブルは燃料ポンプとコントローラーとバッテリーの3カ所へ延ばすだけです。バッテリー接続部分以外は、専用コネクターなので、付け間違えることはないです。

中華製FFヒーターの取り付け注意点(2)

前回は、吸排気管の配管の基本をバベストの仕様書から解説しました。
今回は、吸排気口の注意点です。

吸排気管の走行時対策

次にバベスト仕様書に強調されているのが、走行時の吸排気口の対策です。

大きく分けると、

1:走行時の風圧でゴミが入り込まないようにすること
2:タイヤの泥はねで、吸排気管が詰まらないようにすること

1の対策として、吸排気管を走行方向、つまり前方へ向けないこと。できれば排気管は後方へ向けること。

2としては、
・タイヤハウス内に吸排気管を出さないこと
・タイヤが跳ねた泥やゴミが吸排気管に飛び込まないような位置に設置すること
・地面からの距離を保つこと。特に路面の障害物で吸排気管が壊されることがあるので、ボディーの下に配管するときにはガードを取り付けることが推奨されています。
・吸気管のホコリ対策(フィルターの設置など)

排気管の固定

車の振動で排気管が抜けたり壊れたりしないように、排気管は必ず車体に固定すること。まぁ、これは当たり前なのですが、振動対策という面で、何も考えていない施工業者もいます。

排気管の固定は、まず、ヒーター本体でバンド固定、次に、排気管の長さに応じて数カ所で固定します。配管というのはやじろべえなので、固定した部分が支点になったテコの力が生じます。
ですから、ヒーターから出た排気管をそのすぐ近くのボディーに固定してしまうと、そこから後ろ側の配管が長くなります。たとえばヒーターから出た配管を5cmのところで固定して、その後ろ側が45cmあると、配管の終端に1kgの力が掛かるとヒーターの接続部分には9倍の9kgも力が掛かります。もちろん、終端も固定するはずですが、もし、終端がゆるんでいたり、ボディーのシナり(一瞬の歪み)があると、やはり、大きな力がヒーターの接続部分にかかることになります。
車の排気管がぶらぶらしているのは、完全に固定してしまうとエンジンと排気管の接合部が壊れちゃうからです。同じようにヒーターの排気管も、そういう設計をしないといけないのですが、なかなか難しいので、実際には配管してみて、排気管の終端を揺らしてみてヒーター本体に影響がないように、配管の固定位置を決めていきます。
一番ダメな配管は、取り付ける前に十分に排気管を曲げずに、金物でボディーに押してけるようにその場で曲げて固定してゆくやり方です。このやり方だと、常にすべての固定箇所に力が掛かっていて、故障の原因になります。

排気口の位置

実は、これもヒーターの設置において非常に重要です。
配管の失敗は、単にヒーター本体の故障を生じさせるだけで、人の命にはあまり影響しません。つまり、排気管の詰まればヒーターが止まるだけです。もしくは中身がススだらけになって効率が下がるだけです。
一方、排気口の取り付け位置を間違えると、排気ガスが車内へ入ってきてしまうので、注意が必要です。
非常に理想的なことを書けば、車(エンジン)の排気管の真横に出すのがベターです。しかし、本体の設置位置によっては、そこまで排気管を延ばせないかもしれません。
そうなると、ボディー横に顔を出すくらいに設置するのがベターとなります。
そういう施工をしている業者がほとんどなので、まぁ、どの業者も最低限の排ガス対策はわかっているのでしょう。
でも、この場合にも、先ほどの上昇する配管にならないようにしなければなりません。キャブコン(トラック改造のキャンピングカー)なら車体下がフレーム構造なので、いかようにもできますが、バンコン(ワンボックスのワゴン)だと、配管には相当な検討が必要だと思いますよ。
さらに、もう1点。排気口は下を向けろ、と書かれています。これは雨やゴミが入っても、外へ出るからです。特に泥が詰まらないように考慮せよ、と書かれています。

吸気管の位置

吸気管の開口部についても、仕様書には詳しく書かれています。ただし、排気管ほどシビアな取り回しは要求されていません。
曲げ角度の制約は排気管と同じで曲げ半径は5cm、曲げの合計角度は270度です。

注意点は、排気ガスを吸い込まないようにすることです。
ヒーターの排気ガスを吸気口が吸い込んでしまうことをショートサーキットと言いますが、2つの注意点が指摘されています。

1:吸排気口が近すぎる
2:吸気口を車体の下に設置する場合には、排気ガスが溜まりやすい場所を避ける

1の近すぎるというのは、実は難しい概念です。たとえば家庭用のFFヒーターの場合には、吸排気が1本の二重構造になった特殊な煙突を使います。壁に穴を開けて、屋外に10cmほど飛び出させるやつです。
吸気口と排気口は5cmくらいしか離れていません。それでも、排気ガスはモーターの力で一方方向へ吹き出すので、その経路と反対側に吸気口が開いているのでショートサーキットが起きません。つまり、排気口の吹き出す方向を考慮すれば、吸気口は近くにあっても大丈夫ということです。
ちなみに、ビルなどの配管では、車用のFFヒーターの何倍も出力があるヒーターでも、もし、排気と吸気の配管を平行に出すなら30cm離せば十分だとされています。
ですから、自動車用の配管も、30cm離せば十分だといえます。しかし、それには以下の注意点があります。
煙突(排気)の向かい側に遮蔽物がある場合には、最低でも遮蔽物との距離は15cm以上ないと十分な排気ガスの分散ができないとのことです。

これを自動車のFFヒーターに置き換えると、ボディーの内側真下に排気口を設置してしまうと、排気ガスが十分に拡散できないので、車内へ排気ガスが入ってきたりショートサーキットを起こします。
次章で本体の取り付けでも説明しますが、どんなに車体の気密性を高めても、実際には排気ガスが入ってきてしまいます。入ってこないようにするには、排気ガスを十分に拡散する必要があります。

もう1つの注意点として、排ガスが溜まりやすい構造の場所に吸気口を付けないことが指摘されています。
排気ガスは温かいので、車体裏側の高いところに溜まります。そこに吸気口があるとショートサーキットを起こします。ヒーターの排気ガスだけでなく車の排気ガスも風向きによっては、その部分に溜まるかもしれません。ですから、車体裏のくぼんだところに吸気口を付けるのは避けなければなりません。

あとは、排気管と同じく、ゴミやホコリを吸い込まないように、雨が入らないように開口部を下に向けるということが書かれています。フィルターの設置も効果的だとのこと。

まとめると、排気管に関しては、車体より外側に排気ガスが出るように設置。
吸気口はショートサーキットが起きないような位置に設置。排ガスが溜まりやすい車体下では注意が必要。
吸排気とも異物の混入対策を行うこと。
さらに、吸排気口が雨で水没しない場所と選ぶこと、雪道で雪にぶつかって壊れないような処置をすること、雪に埋もれない場所に設置することが求められています。

実は、ここが国内業者はあまり考えていないみたいなんだよなぁ。

中華製FFヒーターの取り付け注意点(1)

アマゾンでも2万円を切って中華製FFヒーターが買えるようになりました。
おそらく、自作で取り付けたい人が増えていると思いますので、取り付けのポイントと注意点をまとめておきます。

もっと言うと、バベストヒーター(自動車用FFヒーターの代表)の取り付け研修を受けたという業者の取り付けが、元のバベストヒーターの取り付け仕様にぜんぜん合致してなくて、それじゃ故障するだろ、というのをたくさん目にしてきたので、そういうトラブルに対しても警鐘を鳴らすために、バベストの仕様書と配管設備の有資格者から教えてもらったことを書きます。

FFヒーターの取り付けの基本

1:吸排気管のとりまわし
2:本体の取り付け方法
3:本体の取り付け角度
4:燃料の供給方法

大きく分けると、上記の4つをクリアしなければなりません。バベストの仕様書には、特に排気管の取り回しについて細かく指定があります。日本の業者のほとんどが、この仕様を無視しているかぜんぜん知らないようです。

排気管の取り回しの基準

排気管はなるべく曲げず最短距離に

排気管は、高温で有毒ガスを含む排気ガスを通すパイプです。
基本的にはFFヒーターを買うと付属しているステンレスの蛇腹管を使えば問題ありません。
仕様書では、最大の長さの指定、パイプを曲げるときの曲げ半径(5cm以上)、曲げ角の合計(270度まで)の指定があります。これは、急激な曲げや何度も曲げたルートを作ることによって排気ガスが排出されにくくなることを避ける目的があります。
管を曲げることで抵抗が増え、その結果として排気ガスがスムーズに排出できずに不完全燃焼を起こして燃焼室内がススだらけになります。
できれば、曲げの回数を最小限度にして、さらには、なるべく短い経路で排気ガスを出したいものです。
ちなみに仕様書では、さいだい2mとされていますが、乗用車の場合には、この長さの中で取り付けができるはずです。

しかし、国内業者の施工例をネットで探ると、排気管がのたうち回っているものも見かけます。車の修理などはプロかもしれませんが、熱を持った配管に関しては勉強不足で、こんな業者に施工されると、次のポイントに挙げるトラブルが生じると思います。

排気管の傾斜が必須&結露対策

バベストの仕様書で強く何度も強調されているのが排気管の結露対策です。
車の排気管から大量の水が出ているのを見たことがあると思います。燃焼とは、燃料と酸素を結びつけて、熱と二酸化炭素と水を作る化学反応です。不完全燃焼(酸素不足など)が起きると、一部分が一酸化炭素になります。

問題は「結露」です。つまり、排気管には大量の水(水蒸気)が通過します。排気管が車外にあって急速に冷やされる施工だと、排気管に水が溜まりやすくなります。排気管は熱せられているから水が溜まらないと思っている人も多いのですが、車の排気管から水がジャージャーーと出ているのも見たことがありますよね。
FFヒーターを使うとわかるのですが、最低出力(それでも車内は30度にもなる)だと、排気管に触れる程度の温度に下がります。ですから、外が非常に寒かったり雪が降っていたりすると、排気管の中で結露して水が溜まります。

バベストの仕様書では、その対策として、排気管に傾斜をつけて自然に水が排出されるか、ヒーターの排気圧で溜まった水が外へ出せることを確認するように書かれています。

もし、配管に傾斜と付けられず、上向きに排気管を設置する場合には、一番低くなる場所に4mmの穴を開けて、排気圧で溜まった水が自動的に排出できるようにしろと書かれています。

さらに、極寒地で使う場合には、結露した水が凍って排気管を塞いだり壊すことを避ける対策として耐熱材で覆うことを推奨しています。

繰り返しますが、ヒーターの運転中には水が溜まらないと思っている人が大勢いると思うのですが、水が溜まるのはヒーター運転中です。排気管は長くなるほどすぐに冷えます。冷えるとすぐに結露するので、水の排出は必須です。
ですから、これを考慮していない施工業者がほとんどなので、非常に怖さを覚えます。特に、車体の下を排気管を這わせるのに、ボディーの凹凸に沿って上下に配管しえいるのには冷や汗が出ます。排気管は22mmか26mmなので、もし、配管の段差がパイプ径を越えると、パイプを水が完全に塞ぐことになるので、ヒーターの点火不良や排気効率低下による不完全燃焼が起こると考えられます。また、段差が仮に5mだとしても、結露した水が5mmの深さになり、排気管の開口部が5mm狭くなります。これだと、ちゃんと計算すれば正しい数値になりますが、22mmの排気管だと10%くらいの排気効率低下になると思います。

なので、バベストヒーターのメンテナンスを繰り返しても調子が悪いというのは、そもそも配管の取り回し効率の基礎ができておらず、その結果、結露対策ができておらず、排気効率が悪いのではないかと予測できます。

(続く)

中華製FFヒーター好調です。

スズキ・エブリイ(DA64V)に中華製FFヒーターを無理やり搭載して、7泊の車中泊をこなし、徐々に改善しています。

今日は、電源ラインを新しい系統に変えました。
これまでは電子レンジの電源ラインから電子レンジと排他的に使っていました。つまり、電子レンジの電源ライン(サブバッテリー直結の50A)とFFヒーターの電源コネクターを抜き差しして専用電源ラインにしていました。でも、50Aのラインは12sqの太いケーブルで、しかも電子レンジを使うためにはFFヒーターのラインを抜かないとダメで、ちょっと使いにくかった。

そこで、新しくサブバッテリーから電源ラインを出すことにしました。
2sq(直径2mm)の12V200Wに圧着ターミナルを付けて、バッテリーのターミナルにねじ止め。
中華製FFヒーターの必要電流量は、最大で瞬間11A。
2sq(最大17A)で必要十分ですよね。この瞬間11Aは起動時の暖気中だけで最大でも5分間なので、ケーブル容量としては大丈夫です。

さて、実験してみると、ちゃんと動作。
電源ラインに熱が発生することもなく、大丈夫ですね。

そのほか、室内置きの灯油タンクも置き場所も変更。これまでは運転席の後ろに立てていたのですが、右側スライドドアに寄りかからせる位置へ。そして、その前にカセット式のトイレを置いて暴れるのを防止。

明日は、ATF交換の予約が入れてあるので、運転席と助手席が動かせるようにいろいろ配置を調整。

本日のキャンピングカーの整備はこれでした。

ポメラDM30、QRかFlash Airか?

みなさん、ポメラ愛に満ちていますか?
はい、桜風さんはポメラ愛がいっぱいです。
しかも、DM30にぞっこんです。

DM30で執筆していると、完成原稿をどうやってパソコンなどへ送るかが問題になります。DM200には通信機能が搭載されていたので、Gmail経由で様々な転送方法が使えたり、裏技的にFlash Airが使えたりします。

QRかFlash Airか?

DM30には通信機能がないので、パソコンやスマホなどへの転送は、QRかFlash Airかになります。これはDM100以降、みんな同じです。
さて、DM30でやる場合、実際のところどうでしょうか。

一番簡単(手順が少ない)のはQRコードです。iPhoneでpomeraQRを立ち上げて、DM30でQRコードを表示するだけですね。
ただし、僕のように長文が好きな場合、けっこうな変換待ちと、QRコードのページめくり(複数のQRコードの切り替え)があります。
前回のこのブログの文章で2221文字。これでQRコードが5ページ分になったので、QRコードへの変換待ちがけっこうありました。
たった2221文字でこんなに待つので、書籍執筆でQRコードは非現実的です。

ポメラのFlash Air転送は快適だけど

通信機能(WiFi)を搭載した東芝のSDカードFlash Airーが便利です。
DM30にはこのFlash Airを制御する機能があります。というか、単に通信機能のオンオフ機能ですね。でも、これは省電力と無駄な無線接続を回避する機能なので、結構重要です。
というのは、DM200でもFlash Airが使えるのですが、通信機能のオンオフはFlash Airの自動スリープに頼ることになります。具体的に言えば、DM200の電源を入れるtFlash Airもオンになり、通信が行われなければ1分ほど(設定次第)でオフになります。ネットワーク環境がない屋外などでDM200を立ち上げるとiPhoneがFlash Airにどう接続してしまうことがあって、無駄に電力が使われてしまいます。

一方のDM30は、ポメラ本体でFlash Air機能を選択しない限りは通信機能が働かないので、上記のような問題は生じません。

でも、逆の言い方をすると、DM30でFlash Airを使うには、まず、DM30のメニューでFlash Airを選択して、その後にiPhoneなどでFlash Airとネットワーク接続を行い、そしてpomeraQRを起動してファイル選択を行う必要があります。けっこう、煩雑ですよね。

単文はQRコード、長文はカードリーダー

結局、一番面倒じゃないのは、長文はカードリーダー、それ以外はQRコードというのがシンプルです。複数ファイルをスマホとやりとりする場合にはFlash Airが便利ですが、必須というレベルじゃないですね。
ただ、数千文字れべるの中途半端な文字数だとFlash Airでスマホへ転送するのが一番速いっす。

ということで、お金がある人はFlash Airを搭載しておくといいなぁ。
でも、ぼくは8GBのFlash Airで、DM30本体も8GB、ビミョー。

あ、USB接続という選択肢もあるなぁ、ケーブル接続もいいのですが、面倒だなぁ。一太郎と連携するときにだけ便利かなぁ。ふーむ。
でも、僕はUSB接続は、ほぼしないっす。




ポメラDM30の電池の劣化

ポメラ愛に満ちあふれている桜風さんです。
5日間ほど使って、やっと電池が切れてびっくりしたことは先日レポートしましたね。キングジムのご推奨はeneloop-deです。DM30の設定画面にも「アルカリ乾電池」「eneloop」の切り替えとして出てきます。

充電池の劣化を考える

eneloopを入れていても、電池マークがぜんぜん変化しません。常に満充電のままで、いきなりスリープしてしまいます。
こりゃ、だめだ。
まぁ、いきなりスリープしても執筆中の文書が消えちゃうことはないので、まぁ、問題ないのですが、バッテリーの交換時期がぜんぜんわからない。

もともと、メーカーでは電池残量マークのテストをしているはずなので、なぜ、僕のマシンの残量マークが正しく動作しないのか、いろいろ考えてみますね。

メモリー効果が原因?

まず、eneloopが古いからかもしれないっすね。
ニッケル水素充電池は、リチウムイオン蓄電池と違って残量監視が難しいことが知られています。具体的には出力電圧を監視するしかありません。リチウムイオン蓄電池にはコンピュータが内蔵されていて充電電流量と出力電流量などを監視しています。その情報を使って電池残量を算出しています。これでも誤差はあります。
一方のニッケル水素電電地は、メモリー効果が少なからずあって、え、これはですね、電池を空にせずに途中充電を繰り返すと、電池容量が途中充電の開始電圧あたりが空っぽみたいな現象がおきます。ニッケル水素充電地はこのメモリー効果が大きくて、使い切らないで充電を繰り返すと電池容量がすぐに小さくなっちゃいます。
今回の僕の電池マークが満タンのまま電池が空になる現象も、このメモリー効果かもしれませんね。つまり、残量を電池電圧で監視するのですが、メモリー効果があると電池電圧の割りに残量が少ないということにが起こるのです。

電池が劣化している

同じくeneloopが古い場合に、2本入れているうちの片方が先に空になっちゃって、もう片方が高い電圧のままなので、残量がある(つまり2本の合計電圧が十分に高い)にも関わらず、問題がある片方の負担が大きくなって、急にバッテリー電圧が下がってシャットダウンしちゃうというものです。
これは、意外に多くて、異なる使い方をしてきた古い充電地を混ぜて使うとこの現象が多発します。僕の生業は映像制作になっちゃってますが、ここでも単三型充電地を何十本と使っています。これらの劣化管理のために高機能な充電器を使っていますが、それでも劣化したバッテリーを割り出すのは難しいですね。

今、DM30出使っていた急に空になったeneloopを高機能充電器にかけてみているのですが、やはり片方の劣化が進んでいます。具体的には内部抵抗が95mΩと57mΩ。内部抵抗の計り方は難しいのでこれが正確な抵抗値ではないのですが、片方の内部抵抗が高くなっています。これが問題。
複数の電池を使う場合、内部抵抗が高い方の電池が先に空になります。極端な話、劣化している方の残量が10%でも、もう片方の健康な電池の残量が80%だと、2本合計の見かけの残量は(10+80)÷2=45%。まだまだ半分近く残っているように見えるのですが、あと10%使うと劣化した電池が空になります。見かけは35%残っているはずなのに、片方が空になるので使っている機器は急にストップしてしまいます。しかも、電池を使うときには劣化した電池の電気が先に使われてしまうので、劣化した電池が混ざっていると空になるスピードが加速されちゃうこともあります。

電池の不活性

急に電源が落ちるもう1つの原因は、充電池の不活性というものがあります。
同じバッテリーでも気温や使う電流量によって見かけの容量は大きく変化します。内部抵抗は充電の仕方や電気の使い方で日々変化しています。今、高機能充電器で充電中の劣化している電池の内部抵抗は95mΩから82mΩに下がってきています。これは充電することで電池の温度が上がったためだと思われます。つまり、電池の活性が上がって健全性が戻りつつあるということです。
それにしても、82mΩから57mΩでは差が大きいので、だめっすね。
そこで劣化した電池を健全化する(電池の活性を上げる)「リフレッシュ」という方法があります。これは電池を一度強制的に空にして充電を行う方法です。まぁ、これはいろいろな方法があって、しかも電池のメーカーや種類のよって最適な方法が異なります。高機能充電器は、電池の種類を見分けて最適化してくれるのですが、まぁ、気休めっぽい来もします。
いずれにせよ、内部抵抗が大きく異なる2本の電池を使うとダメってことです。

いずれにせよポメラの電源管理は安心

さて、電池残量がわからないのは、たぶん、電池に問題があるのですが、いずれにせよ、急に電池が空になっても、執筆中の文章が消えないので、これはポメラの電源管理がちゃんとしているということです。つまり、電池の残量など気にしなくても大丈夫ってことです。予備の電池を1セット持っていれば、使っている電池が空になったら取り替えるということで大丈夫ですね。毎日バリバリに執筆しても3日から5日はもつので、そのようなタイミングで電池交換という考え方でいいと思います。




ポメラDM30バッテリーが減らないぞ

DM30が届いて5日ほど経ちますが、まだバッテリーマークが減りません。
まぁ、ここ2日間はメモ程度にしか使っていなかったので、減りようもないのですが、DM200の場合には何もしていなくてもちょっとずつ減っていました。でも、DM30はぜんぜん減らない。ただし、これはバッテリーメーターの特性で、ある日突然ぐんぐん減っていくのかもしれません。
と言っていたら、急に電源が落ちて起動しなくなりましたよ。
電池を交換したら動作を始めました。
あらあら、バッテリー計がアバウトというか、ぜんぜんだめっぽいなぁ。
電池はeneloopですよ。DM30ご指定の電池なのになぁ。このあたりは、もう少し使ってから再レポートします。

電子インク(電子ペーパー)がすごくいい

DM30には電子ペーパーが搭載されていてバッテリー消費をかなり抑えているわkですが、描画の遅延やバックライトがないことがマイナス面だと思っていました。
でも、使い始めると、遅延や残像、バックライトがないことは、なんのマイナスでもないことがわかりましたよ。
特に、日光の下で執筆をすると、電子ペーパーの美しさと視認性の良さに感動します。直射日光の下ではバックライト式の液晶はひどい見え方なのに比べて、電子ペーパーは明るいほどきれいに見えます。

電子ペーパーは藁半紙だ!

DM30の電子ペーパー画面は、明るさによって背景の色が違って見えますね。
暗いと藁半紙色、明るくになるにつれて乳白色になります。日光ではほぼ真っ白。
その見え方は、うん、藁半紙だな。若い人は知らないかもしれないけど、昭和の50年代までには、あまりコピー用紙ってのはなくて、藁半紙という再生紙がよく使われていました。電子ペーパーはそれによく似ている気がします。電子ペーパーの残像も藁半紙の裏写りに似てるなぁ。
ということで、DM30の電子ペーパーは、非常に使いやすいと思い増すぜ。
というか、




電池が減らないDM30、昔は当たり前だった

DM30を使い始めて、電池がぜんぜん減らないので楽しい桜風さんです。
DOS時代にはモノクロ液晶の執筆マシンはたくさんあって、みんな単三電池で稼働していましたね。

往年の執筆マシンは電池長持ちだった

たとえばシャープのザウルスなんてボタン電池で数ヶ月動いていました。まぁ、ザウスルで執筆するんは大変でしたが、HPの200LXもけっこうな持久力で電池残量なんてあまり気にしていなかったですね。あの小さなキーボードで2冊くらい書いたかな。
歴代の執筆マシンで優秀だったのは、富士通のオアシス・ポケット。小さくていいマシンだったなぁ。ファームウェアの書き換えがサービス窓口だけだったので、何度も通ったなぁ。これも単三電池で動いていましたね。

DM30も往年の名機を思わせる

DM30も、ご存じのように単三電池で動作します。11月27日に届いて本日が11月29日、ラジオ台本2本、ブログやFacebook投稿多数、でもまだ電池マークが減らない。おお、往年のモノクロマシンみたいだなぁ。

そう思うと、ポメラ史上でDM30がナンバーワンになりそうな予感。これまでもポメラの中でも、一番使いやすい気がしているぞ。




ポメラDM30の3日目

ラジオ台本をあっという間に2本書けた。我がポメラDM30ちゃん、昨日は芳本美代子の『光リアル道』(福島エフエム)の収録で、ミキサーの隣にちょんと鎮座していたポメラちゃんでした。

サイズと重さも満足

まぁ、買ったばかりなので贔屓目なのですが、DM30はなかなかの省サイズで、これが非常にいいっす。これまでDM200を入れていた鞄に大きな隙間が開いて、余裕ができましたよ。

これは、実はけっこういいことで、鞄がすっきりして、中身を取り出しやすくなった。あれ、お財布はどこだ、なんてことが減ったのですね。

バックライトなしでも、ぜんぜん関係なし

実はバックライトがないのがストレスになるのかなぁと思っていたのですが、ぜんぜんそんなことがないですな。まぁ、DOSの時代にはバックライトなしのモノクロ液晶って当たり前で、それで書籍を何冊も書いてきたので、それを思い出せば、バックライトがないのは問題にならないっすよね。というか、DM100にもバックライトがないので、それで何冊も書籍を書いてきたんだったなぁ。DM200に慣れちゃうと、どうもバックライトがないのはだめな気がしていたのですが、原点回帰しただけで、これは退化じゃないっすね。

むしろ、電子インクは非常にいいです。描画が遅いので、見た目はもさもさしているのですが、キータッチを取りこぼすことがないので、快適そのものです。iPadのあのひどい文字入力にくらべたら天国のようです。

電池が減らないぞ

さて、DM30の一番の驚きは、電池が減らないこと。カタログスペックではDM200が18時間、DM30が20時間なんだけど、感覚的には2倍以上動いている気がするなぁ。というか、Eneloopを入れているんだけど、減る気配がない。これは精神的にいいですなぁ。DM200はちょっと使うと残量計が減ってきて、ビビり症な小生は、すぐに充電したくなっちゃう。そんな感じで集中力が削がれるんだけど、DM30はぜんぜん電池メーターが減らないので、なんだかすごいなぁ。

これは電子インク画面が大きな貢献をしているんだと思います。キーボードをたたき続けるとカタログスペックのようにDM200とDM30は同じくらいなんだろうけど、実際の執筆では考えている時間が結構長いので、DM30の方が電池を食わないんだろなぁ。DM200はキーにさわっていなくてもバックライトも光っているし、カラー液晶も電気を食い続けるですもんね。

電子インクは、画面の書き換えをしない限り電池を食わないのが特徴です。なので、DM30が非常に小電力なのが頷けますな。

電子インクの残像はぜんぜん気にならない

さて、電子インクの最大の欠点ともされるのが残像。実際に使ってると、ぜんぜん気にならない。お店でさわっている時には結構気になったんですが、仕事で使うというか、ふつうの明かりの中では全く気にならない。これはお店の証明が非常に強いことに由来しそうですね。

F12キーを押すと画面がリフレッシュされるんだけど、ほとんどさわったことがないです。

そんな感じでDM30は非常に便利なツールになっているのだ!




DM30で連続投稿中

DM30が非常にシンプルで、どんどん書けます。
なので、ブログにも連続投稿。

集中しやすいなぁ

シンプルなのは、やはり正義でした。
DM200では、やっぱり出きることが多くてパソコンっぽい使い方をしたくなっちゃう。でも、DM30は何もできないので執筆したくなる、不思議だなぁ。

ATOKのアホさ加減に文句も言いたいけど、まぁ、それはそれでなんとかなるというか、プロの執筆は、通常の文章とちがって、こんな風に変な文体が多いので、結局はATOKの変換効率とは別次元で文字にゅうりょくすることになっちゃう。

それにしても、反応のいいキーボードだなぁ。
かなり高速に打っているけど、取りこぼさない。

いいぞ、いいぞ。

電子インクの応答性の遅さにも、目が慣れると問題なくなりますね。
たとえばカーソル移動ですが、画面はぜんぜん追いつかないけど、見えないところでカーソルは高速移動してくれています。つまり、カーソルがとびとびに出てくるんだけど、昔のDOSを覚えている方は、カーソルキーを押しっぱなしにして、指の感覚でぱっと離すと目的の場所にカーソル移動なんてやってたじゃないですか。まぁ、。DOSマシンでは、カーソル音が出ていたので、その音の回数でカーソル位置を把握していたかもね。でも、DM30だと音はでないので、押している感覚(時間)を身につけちゃえば、画面上の好きな場所に素早くカーソルを移動させることができちゃうだろうと思います。
逆言うと、カーソルを目で追うと、ぴょんぴょんと不規則に飛び回るので好きな位置にカーソルを移動させにくい。きっと、指先の感覚の方がいいと思うなぁ。




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