アレルギーの薬をストップしたら、こうなった

昨年末から蕁麻疹からアトピー性皮膚炎に苦しんできた桜風涼さんです。
ちょっと治ってきたので、抗アレルギー薬をストップしてみました。

体力回復で事故免疫力アップ

抗エレルギー薬は、かなりの倦怠感と眠気に襲われますね。
湿疹は、まだ残っているのですが、かなり回復してきたので、むしろ体力を戻して自己治癒力で治そうかなぁ、という感じです。

今後の経過を乞うご期待

マインドマップで実用本を書く

先日、複雑な脚本をマインドマップで構成する話を書きました。
同じように、マインドマップで実用書を書けるのではないかというお問い合わせをいただきましたよ。

実用本の構成もマインドマップがいいぞ

僕が使っているマインドマップiThoughtですが、実用本を書くのに、うん、かなり適していますね。特に見出しを考えて台割(目次の発展版)を作るところまではマインドマップがいいですね。目次立て(台割を作る)までは、マインドマップ、その後は僕の自動記述テンプレートにするのがベターかもしれません。

これからちょっと、マインドマップだけで書けるかどうか挑戦します。

ラジオ番組の編集をPro Toolsでやってみた

音の編集アプリは様々あるのですが、その王様がAvidのPro Tools。音の関わる人で知らない者はいないはず。

小生は、エフエム福島で、レギュラー番組『ふっくん布川の光リアル道』という番組の作家&演出&出演&編集納品をやっているんだが、これまではAdobeのAuditionというアプリで行ってきた。このアプリは映像編集ソフトとの相性がいいので使ってきたのだ。

Pro Toolsは快適だったがここが惜しい

ラジオの収録システム(録音機材)を見直して、ダイレクトにパソコンで収録することにするのだが、その機材のコントロールを含めて考えた場合にPro Toolsが急浮上となったんだ。

そこで無料版のPro Tools(ラジオ編集はこれで十分)を導入して1話分を編集して納品してみた。もともとAvid製品の癖というか操作思想はなんでもショートカットキー(つまりキー操作)でやるというもの。Avidの映像編集アプリは使っていたので、そのあたりのお行儀は分かっていて、Pro Toolsを触ってすぐに使えたのはラッキーでしたよ。
そんでもって、音のレベル調整やコンプレッサーの使い心地が非常に良くて、人生で初めてコンプレッサーの概念がよく分かったのが収穫でしたね。

さて、実際にプロとしてラジオ番組を編集して納品までやってみると、いくつかの惜しい箇所が見つかりました。
1つは、やはり音楽編集のために突き詰められていて、ラジオのような長尺用にはあまり練られていない。無料でオンラインストレージが用意されているんだけど容量は1GB。1時間番組を素材を入れた瞬間に溢れてしまってアウト。単にアプリの動作を遅くする要因にしかなっていないのよ、とほほ。しかも、オンラインストレージとの同期をオフにする方法が見つけられないぞ。

さらに、ラジオ編集では、何分何秒になんという楽曲を流したか、コーナーの頭はどこか、などを放送局に登録するための『キューシート』というのが必要になるんだけど、AdobeのAuditionには、それを助ける機能が付いていて、マーカーに『曲紹介』などと入れておくと、それがCSVファイルとして出力できて、それをちょっと加工すれば放送局に出せる形式になるのだ。さらに、このマーカーポイントはWAVファイルにも書き込まれているので、放送局側でWAVファイルから情報を取り出すこともできるのだ。

Pro Toolsのフィルター類は魅力的だが落とし穴も

これがPro Toolsのコンプレッサー画面だが、フィルターのかかり具合がグラフ上で確認できる。これが非常に便利というか直感的で、音質を壊さずに適切な音圧にすることが可能だ。ただ、これも音楽用なので、放送用の『放送レベル』に合わせるための機能じゃないので、設定値の最適化はなかなか難しかった。同様の機能はAuditionにもあるが、数値のみで設定するので結構難しい一方で、放送用の設定値があったりして、意外に楽にできる。

一方で、Pro Toolsのフィルター(エフェクト)は独自路線で、他のアプリと共有しにくい。その点、Auditionのエフェクトは世界標準の規格になっているので、映像編集のFinal Cut Pro XやAdobe Premiere、AfterEffectsなどで同じエフェクトを使える。つまり、映像編集から音編集への引き渡しが楽なのだ。映像編集で音を加工する場合に、いちいちAuditionを開かなくても、ほぼ同じことができるのだ。そして映像編集で手に負えない音編集になればAuditionを立ち上げればいいということになる。

結論はPro Toolsは使わない、理由はここ

さて、結論はPro Toolsは使わないというのが結論だ。音楽編集であれば使うべきかもしれない。外部機器との接続でPro Toolsはバージョンの制約が大きい。立体音響まで作ろうとすれば、使用料が年間10万円コースになってしまう。低いバージョンでは音声入力のチャンネル数も限られてしまう。それでいてオンラインストレージはどのバージョンでも1GBしかなく、ラジオ編集には全く寄与しない。

その点、Auditionは無料版はないが(期間限定試用はできる)、音編集に関しては最先端のVRコンテンツにも対応している。音楽編集としては使いやすいかどうかは僕にはわからないけど、映像編集の音、ラジオ編集にはAuditionが最適だと、今のところは考えている。

もちろん、Logicなど有名DAWアプリ(音編集アプリ)を使ってみないと、何が最高かはわからないけど、ラジオ編集においてはAuditionがプロのやりたいことが全部入っていると結論することができる。