本日の皆様の易経「山地剥」六五の3

皆様のお仕事を易経で筮しました。

山地剥とは、上司と部下の心が離れた状態

山(上司)と地(部下)が剥がれている状態にある。
それゆえ、上司がそのままでは、非常に良くない。
組織がうまく動くには、部下が上司を敬わなければならないが、その状態が崩れている。

山地剥にあるというのは、本来、高くそびえるべき山頂が地に落ちているという意味だ。
つまり、状況が悪いということである。

六五とは、6段階中の5番目で「陰(周囲の意見を聞くべき時)」

そして、その上司と部下が離れている状況も、6段階あるうちの5番目(最上位:6番目は最高潮を過ぎた下降の始まり)であり、さらに「陰」となっている。

この意味は、上司と部下の関係がもっとも剥がれた状況にあり、上下関係に万全を期すべきだということになる。
しかも、万全を期してなお、利があるわけではない。おかしくならない、という意味だ。

ご注意、召され。

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