酒を飲む酒・3 執筆中!

今回は薄荷とモヒートがキーになっています。

 

『青臭い爽快味が口の中にあふれた。軽い炭酸の苦み、若いライムの酸味、それらが酒の甘さを引き出す。いや、砂糖が入れてあるのかもしれない。本当の酒好きには甘すぎるかもしれない。だが、俺には丁度いい甘味だ。透明なグラスに緑の葉がクルクルと揺れるのを見ながら、さらにもう一口、もう一口と、酒がすすむ。

目を閉じる、鳳尾蕉はどこに行ったのだろうか?

ミントの味がうつろになるのが嫌で、マドラーの先でミントの葉をいじめる。またすぅっとした好きな味が舌の上に蘇る。ただ、蘇るほどに青臭さが増して、嘗て中学生の頃、まだ学校の周りには田んぼが多く、稲刈りあぜ道には、薄荷の紫の花がひっそりと咲いていた。博学な友人Kが、これはハッカだ、と言い、一葉採って口に入れる。うまい、とつぶやく。俺も真似て口へと運ぶ、うまい。そして薄荷を摘んだ指先もまた、いい香りになっていた。』

幼なじみが登場し、いつになく動揺しているN。この幼なじみが面白い女なんだ!
さらに、もう一人は、自分の感情に正直な女、この2人がNを巡って…。

本日は原稿用紙にして20枚ほど書き進んでいます。
この作品は、だいたい原稿用紙で100枚程度。中編です。
今週は忙しいんだけど、筆の神様が降りてきています!

酒を飲む酒3、書き出し!

 目の前には、背の高い鳳尾蕉が一本、小さな丘の峰に立っている。雄々しく尖った葉先は夜露に塗れて光る。
目を閉じると、そこには理想の女が立っている。女は鳳尾蕉の荒々しい幹に柔らかな手を伸ばし、指でさすっている。
そう、お前が理想の女なんだ、そうつぶやくと、女は微笑む。その音がさらさらと風に流れて俺の頬を流れる。それは涙に変わり心が揺れた。
お前が理想なんだ。
それほど美人でもなく、スタイルがいいわけでもない。しかし、理想の女なのだ。』

こんなことを考えながら、男が酒を飲み始めます。
今回の「酒を飲む酒」、ちょっと妄想が強そうです。

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SF小説【ビッグデータ・サム】案

ビッグデータの蓄積を解析が進んだ未来。
誰が何をすると、社会がどうなるかが正確に予測できるようになった頃、人間はどうするのだろうか?

この後どうなるかがわからないから、考え、議論するのが人間だ。
しかし、すべてが分かってしまう社会では、人はどうなるのだろう?

そんなテーマが思いつきました。
取材を始めました。

酒を飲む酒、続編を書き始めます!

現在、複数の書籍を書き進めています。
釣りの本2冊、長編小説2本。
新作の未来小説1本。

なのですが、人気の「酒を飲む酒」の第3弾を書き始めます。
中編なので、まぁ、素早く書き上げたい!

今回は外国人が登場します。

現在リリース中は、以下です。

男女の恋心を、双方の視線でそれぞれ描かれている作品です。
男女の恋心を、双方の視線でそれぞれ描かれている作品です。

ロングセラー「誰でも書ける・ストーリーの書き方入門」iBooks版作成中

Kindleでロングセラー(映画部門でトップ3を維持中)のiBooks版を作成中です。
iPhoneやiPadで簡単に購入しお読み頂けます。

iPhone&iPad向け電子書籍であるiBooks版にするにあたり、ストーリーの書き方も増補してております。

近日公開予定です。

人生は辛いものだ

仕事も家庭も、なかなか難しい。
誰もが幸せになりたいわけだが、ある部分、競争だから全員が1位になるこはできない。
何事も順番があり、能力がある奴、冴えている奴、抜け目ない奴、狡い奴が先に幸せになる。しかも、後から後から人間が溢れてくるので、いつまで経っても自分が幸せになる順番が来ない気がする。

そんなときどうするのか?
人と争わず、十分に美味しい物を家族や仲間と共有したい。

そう共有したいのだが、どうしたらいいのか?
そもそも共有するほど物が十分にない。

十分に物が無いのに、経済だけが「先物」で幸せを先食いしてしまう。
ますます物が無い。

幸せはどこにあるのだろう?

物書き歴30年、ストーリー・本の書き方・キャンピングカーのことを書いてます。