ワンシーズン中華製FFヒーターを使ってみて

自作取り付けで中華製FFヒーターを使ってみた使用レポートを書いておきます。概ね良好でした。昨年の11月に取り付けて、まる3ヶ月、車中泊日数は合計で20日間くらいです。

中華製FFヒーター。金属フレームに入れて軽自動車の車内にむき出しで設置している。

故障は皆無、点火ミスもない

まず、基本的な動作ですが、点火ミスも失火もなく、ガス漏れも燃料漏れもありませんでした。非常に安定していて良好です。
取り付け当初は、運転のオンオフ、時計&タイマー、出力調整だけしかできないコントローラーでしたが、無線リモコンが使えて、動作状況が確認できる高機能なコントローラーに交換。温度計も付いていて、室内気温を設定して動作させることができるようになりました。

関東の気温では室内温度設定機能はダメ

さて、実際に温度設定で運転してみると、設定温度になるまでフルパワー運転になり、かなりうるさくて困りました。しかも、設定温度になると運転は最低出力になるのですが、そもそも5kWもあるので、軽自動車の狭い室内だと温室みたいになっちゃう。設定温度以上の室温でも運転が止まることはないので、外気温によっては、どんどん暑くなる一方。そこで窓を開けて室温調整をすると、コントローラーに温度センサーが内蔵されているので、コントローラーに冷たい空気が当たるとヒーターは最高出力に!

ということで温度設定で使うには、軽自動車サイズではダメでした。雪国くらい気温が低いとうまくいくかもしれません。結局、僕の場合は手動で出力を調整するのがベターでした。
軽自動車の狭い空間では、5kWヒーターは強すぎで、すぐに室内が暑くなっちゃう。それでいて、断熱性能が悪い軽貨物(4ナンバー)車両は、暖かいところは火照るほどで、断熱の悪い窓や金属部分は非常に寒い。ということで、毛布などをたくさん積んで、冷たい空気が流れてくるところをシャットアウトしないとダメでした。

ということで、車中泊にはしっかりとした断熱が必須と知りつつも、FFヒーターがあれば断熱が不十分でも大丈夫かもしれないと思った私がバカでした。

サブバッテリーが上がった!

さて、唯一のトラブルはサブバッテリーが空になってしまったこと。それでサブバッテリーを痛めてしまった気がします。
サブバッテリーはソーラーパネルのコントローラーと走行充電器を並列につないであり(これで4年間トラブルなし)、車内で使う電気は全てソーラーコントローラー経由にしてあります。
ところが、電子レンジとFFヒーターだけはバッテリーから直接繋がないと動作が不安定になるので、直付けしてあります。本当はもっとパワフルなコントローラーを付ければいいのかもしれません。そうすればバッテリー電圧が下がったら電力使用を自動的にゼロにできるからです。逆にいうと、電子レンジもしくはFFヒーターは、バッテリー電圧が下がっても待機電力を使い続けたということです。

空になったのは関東で雪が積もった日(2日間)の翌日、電圧計が8Vちょっとで警告を発していました。つまり、雪でソーラー充電ができず、FFヒーターと電子レンジの待機電力でバッテリーが空になってしまいました。電子レンジもFFヒーターも、使うときには電圧監視して動作を止めるのですが、待機中にはバッテリーの電圧低下に御構い無しに待機電力が使われるようです。

実際には合計(電子レンジ、FFヒーター、ソーラーコントローラー経由のUSB電源アダプターなど)で0.3~0.5A程度流れていて、108Ahのサブバッテリー(ディープサイクル)ですが、仮に50%充電の状態から0.5Ah流れているとすると、

108Ah * 0.5 / 0.5Ah = 108h = 4.5days

つまり、ソーラー充電ができないと4日半くらいで空っぽになる計算です。今回は2日間積もって、1日開けて、また2日間という雪だったので、ちょうど空っぽになりそうなタイミングです。
(その間、キャンピングカーは走っていません)

余談ですが、空荷なたったバッテリーは、高機能充電器で満充電にしたのですが、どうも元気がない。劣化してしまったかもしれません。

FFヒーターは使わないときには元電源を切れる仕様に

ということで、まぁ、もともとバッテリー自体が利用4年目に入りくたびれてきていたかもしれないのと、しかも雪が積もって氷点下になっていたこともあるので、FFヒーター自体が悪者という結論にはしちゃダメなんですが、対策としては主電源が完全に切れるシステムにしておくのがベターだということになります。

もともと、FFヒーターも電子レンジもコネクター経由で電源供給しているので、このコネクターを外しておけば電気を食いません。ここ数日、このコネクターを外しておいて、ソーラー充電と走行充電をしています。その結果、バッテリーは健全な電圧に戻っています。走行充電器にはバッテリー活性化回路(高電圧パルスを出して、バッテリー内部の電極表面の結晶化した成分を分解する)が入っているので、それでちょっと元気になったのかもしれません。

まあ、気温(バッテリー温度)の問題なのか、待機電力の問題なのか、結論を出すのは難しいのですが、いずれにせよ、主電源を切れるシステムは必須だと思います。

iThought(マインドマップ)が高機能に進化している

実用本や脚本を書くのに、小生はマインドマップを多用している。
事業のプレゼンテーションにも、PowerPointではなくマインドマップを使っている。

使っているiThoughtと言うマインドマップは、写真なども貼り込むことができるし、年々進化して、様々な機能が追加されている。

自動連番機能が便利

新しいバージョンからは、自動連番機能が追加された。ノードを作ると自動的に番号がつけられるわけだ。

できたマインドマップは、そのままアウトラインとして他のアプリで使うことができる。

マインドマップと脚本テンプレート

脚本のような、文体に頼らない文章(芸術?)では、文章の勢いも大切だけれども、ストーリーが構造的に正しいかどうか、時制がどうなっているか、何をどの順番に見せているか、舞台装置はどうなっていいるのか、服装はどうか、時間経過はどうなっているのか、などなど、様々な要素を作家がきちんと把握して描かなければなりません。

プロの現場でも、時制や登場人物の背景(人生に何があったか)がいい加減に描かれていることが多いのも事実です。どのくらい、脚本は難しいのです。小説の場合には『読者に想像させる』という逃げ口上で済みますが、映像の場合には、観客の想像に任せる前に、お金をかけて撮影するという事実があるのです。

マインドマップで脚本の全体像を見ながら執筆

前に書いたこのブログでも、マインドマップ(iThought)を多用していることを紹介しました。
マインドマップは複雑な構造の脚本を効率よく整理しながら書くことができます。
しかも、途中で思いついたアイデアも適当に貼り付けられるし、文章をメモとして残すことも可能です。

しかも、完成時にはマインドマップがアウトラインプロセッサ用の形式として出力でいます。
そう、マインドマップでおおよそのプロットが自動的に出来上がっちゃうんですね。
つまり、登場するシーンごとに枝葉を伸ばしていけばいいってことです。

僕の自動記述テンプレートのシナリオ版

さて、僕は職業物書きでもあるので、思いつきや勢いで脚本を書いていられないので、もっと効率よく物書きをしたいといつも研究しています。実用本に関しては『自動記述テンプレート』というのを作ってあって、これは書籍『誰でも書ける・実用本の書き方入門』で使い方を紹介しています、自慢じゃないですが、これで数十万部のベルトセラーを書いたお医者様もいます。

さて、それを脚本でやりたいなぁ、とおもっていたのですが、なんと、マインドマップでそれが実現できることが判明。実は、元の自動記述テンプレートはExcelかNumbersで作られたテンプレートです。ところがテキストベースの自動記述式だと、どうもシナリオのような立体的な文章の構造には適していなかったのでにのあしをふんでいたんです。

ところがどっこうしょ! マインドマップを使えば、シナリオのベースになる詳細なシノプシス(あらすじ)を簡単に書けることがわかりました。
ということで、近いうちにマインドマップ版のシナリオ自動記述テンプレートを作って公開したいと思います。

連続映画の構成にはマインドマップ

さてはて、もう何ヶ月も映画台本に関わっているんだけど、なかなかのかけませんな。
製作委員会の構成が変わったり、関係する芸能プロダクションが入れ替わったりで、出てもらう役者も大幅に変わってしまって、何度も作り直しになっています。

全部で6本作る映画、中身は12話構成

さて、そもそものプロジェクトですが3年間で6本の映画を作り、各作品は前編後編の2話構成。つまり、全部で12話の連続ドラマ形式です。

登場人物も30人くらいになるはずで、それを全部台本に作りこまなければならないというのが僕に与えられてたテーマなんです。

もともとポメラDM200のアウトラインプロセッサで書いてきたんですが、さすがに構成しきれません。そこで、おなじみのScrivenerに切り替えて書いているのですが、これでも全体像をつかむのが難しいのです。

そのくらい、入り組んじゃっているんですね。まとめ上げるにはScrivenerがいいんですけどね。

マインドマップを使うことに

さて、こういった複雑な構成の作品には、マインドマップが適しているというのをすっかり忘れていて、久しぶりにマインドマップを取り出しました。出資関係での必要事項(絶対に取り扱わないといけない名産品や人物)を書き出して、次に、それを12話にどう振り分けるか、なんとなく書き込んでおきます。

次に、登場人物の役割分担を書き出してみます。というか、職業分けです。
こうすることで、どこで誰が何をするかというのが、なんとなく見えてきます。

ストーリーには縦糸と横糸があって、横糸というのは名産品など必ず登場するもの、縦糸は主人公や相手役などのストーリーを進める役目です。

こうやって進めている

横糸になる必須事項の一覧と大まかな人間関係を作って、登場人物の一覧表を作っていきます。
こうすることで、全体像がなんとなくできてきました。

次に、映画6本分の題名を作ります。これは、僕の『実用本の書き方』と同じで、6本全部を1つの書籍と考えて、6章に分ける作業です。次に各章を2つの見出しに分けます。さらにそれを4〜5のテーマに分けます。

これで12話がだいだい出来上がります。

マインドマップで伏線を張る

さて、12話分が抱いたできたら、そこに登場する人々の大まかな目的を作ります。例えば『由紀23歳は年の離れた浜津(45歳)と結婚したいと思う』なんてことです。もうちょっと言うと、最終話で『2人が結婚する』とします。じゃあ、どこでこの2人は恋に落ちるのか、という通過点が必要となります。これが伏線になるわけです。

伏線を張るのは、まさにマインドマップの得意とするところで、遠く離れたストーリー間に線を引いていくことによって、どこに伏線を張るべきかみえてくるのです。

出来上がったマインドマップは、箇条書きでWordなどに書き出せますから、それをScrivenerで仕上げていけばいいということです。DM200で書いてもいいですね。

ラジオ番組収録のシステムを見直すぞ

福島エフエムのレギュラー番組「ふっくん布川の『光リアル道』」の収録のシステムを大幅に見直すことにしたんだ。

これまでは、ZOOMのF8nで録って、それをMacで編集していた。
映画撮影用に最適化しているマルチトラックレコーダーF8nは、様々なバックアップ機能があって、収録の失敗が最小限にすることができる一方で、直感的な操作が難しいのと、ラジオや音楽演奏を収録する時に必要な機能がほとんど搭載されていない。

ZOOM H6をオーディオインターフェースに

ZOOM社から、非常にコンパクトな4+2チャンネルのレコーダーが発売されている。H8nを使う前には、H6で映画の録音をしていた。

このH6はもともと音楽用に作られていて、音楽用のフィルターも入っている。操作は非常にシンプルで、録音技師でなくても使えるのが特徴だ。
ラジオ収録では、最大で6本のマイクを使うので、最低でも6チャンネルの入力が必要となるが、H6は4チャンネル+オプションで2チャンネルの合計6チャンネルの入力を備えている。
このH6をパソコンにつなぐと、パソコンに6チャンネルの音を送る(オーディオインターフェースにする)ことができて、音楽編集アプリで同時録音も可能だ。ただ、残念なことにパソコンのオーディオインターフェースにするとH6自体のSDカード収録はできない。

収録時の声量変化に応じるには?

ラジオ収録では、出演者が自由に喋るので、マイクワークが非常に困難になる。マイクワークというのは、しゃべり手の声量に応じてマイクの距離を調整する事だが、基本的には固定マイクなので、映画の録音のように録音技師がマイクを近づけたり話したりする事ができない。

声量はミキサー(H6やF8n)のボリュームで随時調整することになるのだが、これが非常に難しい。6人も同時に喋る場合には、調整が追いつかないこともしばしば。そこで、収録後の編集時に調整し直すことになるのだが、これが非常に時間のかかる作業となる。

実際にはコンプレッサというフィルターを使って自動調整するのだが、手間であることは事実だ。そういった後処理を極力減らすのが編集時間を節約する事になると同時に、音質を下げないためのポイントにもなる。

H6の入力コンプレッサが優秀

そこで、収録時にコンプレッサをかけてしまうのが、録音スタジオの当たり前なのだが、F8nにはコンプレッサが入っていないので、今回からH6を使ってコンプレッサを収録時にかけておくというのが、今回のシステムの見直しの目的だ。

H6には簡易のコンプレッサが入っていて、「普通」「ボーカル」「ドラム」の3種類のプリセットが用意されている。コンプレッサというのは、小さな音はボリュームを上げ、大きい音は上げるというのを自動的に行うものだ。その係具合が3種類よういされているのだ。

実験的に使ってみたところ「普通」にして収録すると、おそらくラジオでちょうど良い感じになると思われる。

明日が収録日で、ふっくんこと布川さんの番組を録音する。楽しみである。

USB電源アダプタはどれがいいか?

携帯できるUSB電源アダプタは、一体どれが良いのかって疑問になって電圧電流計を購入して比較しているんだ。

コンビニの2.4A仕様はここがダメ

最近はコンビニでもUSB電源アダプタが買えますな。
ぼくも、出先で困って買ったことがあるんだ。

USBが二個口のものが主流で、ここがポイント。
二個口で各2.4Aというのと、合計2.4Aというのがあって、後者はダメ。
これは1つだけ繋いだ時に2.4Aなのかと思ったら、各1.2Aしか出ないんだ。
実際には1A弱程度の充電しかできない。つまり、高速充電じゃない。つまり、僕がコンビニで買った2.4A仕様ってのは、ダメダメ充電器だったんだ。

二個口で各2.4A仕様を買おう

それに対して各2.4Aで合計4.8Aっていうのがあるんだ。これだと高速充電ができる。
ところが、実際に計測してみると、2.4A仕様でも流れる電流は1.5A〜1.64Aくらい。製品によって、最大で流量が違うぞ。つまり、充電時間が1割くらい差が出る。このあたりは、実はケーブルの良し悪しもかなり関わってくる。ダメなケーブルだと電流が小さくなっちゃう。

iPhone Xの充電で比べてみると、サイズ的に比較的優秀なのはANKERの『POWER PORT mini』で、コンスタントに1.5Aくらいで充電できる。
もっとも充電量が大きかったのが、同じくANKERの『24W 2-Port USB Charger』で1.64Aで充電できた。ただし、かなりでかい。

一個口なんだけど、AppleのiPad Pro 12.9に付いてきた電源アダプタも1.64Aで充電可能。

同じく一個口なんだけど、Appleの古いiPhone用の純正の小さなアダプタは1.3A程度で充電可能。定格は1Aなんだけど結構優秀だ。

どれを持ち歩く?

さて持ち歩きにどれを選ぶべきか。2つの機器を同時に充電するかどうかで違うんだけど、ANKERの『POWER PORT mini』がベター。

ちょっとでも充電時間を短くしたいとなると、でかいけどANKERの『24W 2-Port USB Charger』があれば安心。おそらく、僕の手持ちのアダプタの中では最も高速充電になる。

一方で、モバイルバッテリーを携行していて、移動中にはモバイルバッテリーで充電するという人もいるんじゃないかしら。そうなると、コンセントから充電するのはモバイルバッテリーだけという人もいるかも。そんな場合には、サイズ優先でApple純正の小さな充電器ってのも選択肢に入ってくるかも。

さて、1.64Aと1.5Aでほとんど一緒じゃん、とお思いの方がいるかもしれません。ところが容量が大きいモバイルバッテリー、例えば24000mAhとかiPad Pro 12.9″だと充電時間が20分以上も違って来ます。なんちゃって2.4A充電器の場合には1時間以上の差が出ちゃう。

ということで、ちゃんとした充電器を使いましょうってことでした!

追記

電流量ですが、iPadのバッテリーが空の状態から充電すると、コンビニの充電器を含めて(古いiPhone用を除く)、全機種で2.3Aが流れました。ただ、途中からは上記の結果となります。

中華製FFヒーターと断熱の関係

昨日は関東でも雪が積もり、自宅の千葉でも氷点下を記録。
その寒さで、ご自宅駐車場で車中泊してみました。

断熱がポイント

さすが5kWのヒーターなので、熱量は十分。熱気ムンムンなんです。
でも、どこからか凍った空気が流れてきます。
運転席の窓。

ああ、FFヒーターがどれだけ大きな出力で、これじゃダメ。
と言いつつ、そちらを塞いで断熱するも、今度は暑過ぎてゆだっちゃう。

結局、スライドドアをちょっと開けて外気を取り入れてちょうどいい感じ。
難しいですねぇ、暖房は。

熱風は温度が高く量も多い。ということで、床暖房みたいに、どこかを温めてから室内へ流す方がいいだろうなぁ。

台本が進まないのでScrivenerで書いてみよう

難産の映画台本が進まないので、執筆ツールを変えてみよう。
今回は複雑な多数の人間が出る映画なので、人物辞典みたいなものを作っておかないと誰がなにをしているのか、作家側でも混乱を極めんだ。しかも、そこに役者が先に決まって来るので、ある程度は当て書きをしないといけない。作家としては最上級の面倒くさい仕事なんだ。

Scrivenerは、こういった作品に最適だ

このブログでもScrivenerの素晴らしさは何度も取り上げている。特にパソコン版のScrivenerだと、登場人物の一覧を表示したまま執筆することができるので、非常に効率が良くなるんだ。さらに、登場人物の写真なども入れておけるので、イメージを組み立てるのにも役立つんだ。

その他、ロケ場所の資料、歴史資料などもファイルリングすることができる。

もちろんアウトライン編集は大得意

Scrivenerは、柔軟なアウトライン編集機能が搭載されているのが特徴なんだけど、まぁ、ポメラのDM200などのテキストベースのアウトラインプロセッサに比べると機能が多すぎてマスターするのが難しいのだ。

台本では、シーンの入れ替えが非常に重要になる。さらに、1つのシチュエーション(シーン)を割って、その間に別のシーンを割り込ませる『カットバック』もよく行われる。
普通の執筆ツールだと、カットバックさせながら書き進める事が多いのだが、Scrivenerなら1つのシチュエーション(シーン)を書き上げてから、途中を分割するのが非常に簡単で、そこに別のシーンを割り込ませるのもドラッグ&ドロップでできる。思考を分断されないので勢いのあるシーンが書けるのだ。

さて、台本を書き進めるために

Scrivenerを効率よく使うためには、人物表を作って、さらにシノプシス(あらすじ・プロット)を作る。それが設計図になって、台本を書いていくことになるんだ。

ということで、今書いているテキストベースの台本をScrivenerに落とし込む作業が必要になる。

さて、落とし込みを始めよう!

iQOS 3 MULTI 買ってみた (iQOS vs glo)

キャンピングカーの展示会でiQOSの出店があって、最新のiQOS 3の体験ができた。そんでもってその場で最新のiQOS 3 MULTI(連続吸いができるモデル)が買えたので、ちょいとレポート。

iQOS 3 MULTIはgloっぽく吸えるぞ

iQOSの最大の欠点は連続吸いが出来ないことだよね。でも、新登場のMULTIは充電しないで連続10回吸える。実際に吸ってみると、ああ、快適。

さて、連続吸いといえばgloなんだけど、吸い比べると、味はiQOSの方が好み、というかニコチンガッツリで美味い。
ところが、gloに比べると、吸い方の問題もあるんだけど、あっという間に終わっちゃう。スパ!を14回か、6分間かどちらかで電源が切れちゃう。しかも、再電源(加熱)で吸っても、もう煙もほとんど出ないんだ。でも、実際には煙が濃いので短時間でもガッツリ効いて来るぞ。

gloは葉巻っぽくて、3分半くらい加熱するんだけど、その間、何十回スパスパしても煙が出続ける。僕の吸い方としては、葉巻に慣れているせいもあって、こちらが吸いやすいし、楽しめるんだ。

つまり、味とニコチンガッツリはiQOS、吸っている時間を楽しむならgloだなぁ。

手入れがめんどうくさいiQOS

それにしてもiQOSは吸うたびに手入れするというか、カスが本体に残るので、まぁ面倒。カスが残って汚れて来ると味が落ちるし、吸い切ってないのに終わっちゃりする。手入れ自体は簡単で、パイプ愛好者の僕としては、まぁ、手入れも楽しみの一つと思えるけど、細かいカスが出るので、部屋が汚れるなぁ。

それに比べると、gloはほぼメンテナンスフリーというか、ひと月に一回くらいブラシで掃除すれば十分ね。

iQOS、bluetoothで繋がらないぞ

iQOS3の売りにbluetooth接続で本体の状態がわかるってのがあるんだけど、全然繋がらない。接続するためにはLINEアプリを使ってメーカーのデータベースに問い合わせをする必要があるんだけど、ぜんぜん応答しない。登録した情報を取得中となって、そのまま先へ進まない。
ぜんぜん、面白くないぞ。

ということで、不満不満の状態です。

ポメラDM200の次に来るもの?

執筆用マシンとしては、ポメラDM200が今のところ最高なのですが、不満がないわけではありません。DM30のコンパクトさも非常に魅力的です。また、DM200の起動の遅さも不満です。

次期マシンに臨むことは?

画面は電子ペーパー+αで

画面ですが、電子ペーパーは非常に魅力的で、長時間の執筆をしている桜風さんとしましては、やはり電子ペーパー画面は使いたいなぁ。残像はほとんど気になりません。描画の遅さはちょっと気になります。カーソル移動は飛び飛びになるので、ちょっと戸惑います。でも、これについては打開策があって、DOS時代にはカーソル移動にクリック音があるのが当たり前で、つまりキーリピートの回数だけクリック音が出て、僕らはその回数(長さ)を聞いて次にカーソルが何処に出るかを把握できました。電子ペーパーの描画が遅くても、音でなんとかできるということです。

バッテリーは内蔵でOK

ポメラと言えば乾電池動作が魅力的なのですが、まぁ、このご時世、USBで充電するのはどこでもOKなので、DM200の充電式で納得というか、DM30の糞遅さを見れば、優先するべきはスピードであって、何処でも安心の乾電池じゃなくていいです。

折り畳みキーボードはいいなぁ

DM200の嫌いな点はサイズです。薄さは合格というか丁度いいのですが、幅が長すぎて鞄を選びます。そう言う意味ではDM30のサイズが非常に使いやすかったです。
折り畳み式キーボードも打ちやすくていいです。ただし、DM30のキーボードは非常にうるさい。静かな喫茶店などで使っているとかなり恥ずかしいし迷惑でした。キーボードの音と言うことではDM200が静かで打ちやすいっす。

通信機能は?

通信機能はあった方がいいです。DM200の『アップロード』は非常に柔軟で、Gmailを経由することで様々なことができます。ちょっと動作が遅いのは仕方ないかなぁ。もうちょっと速くすることはできないのかなぁ。携帯電話の技術が使えればもっとなんとかなるんでしょうねぇ。

ファイル形式の多様性は必要か

DM200は保存するファイルの文字形式を選べます。DM30はShift-JISだけですが、DM200はUTF-8が選べます。でも、ちょっと中途半端な対応なので、まぁ、どいうでもいいかなぁ。

アウトライン機能は必須

DM30にもDM200にもアウトライン編集機能が搭載されています。テキストベースのアウトラインプロセッサなので、汎用性が高くて便利です。
ただし、DM30ではマシンパワーが足りないので、非常に動作が遅いです。書くだけなら問題ないのですが、アウトラインで編集(章の入れ替えなど)を行うと、まぁ、遅い。使い物になりません。やはりDM200くらいのマシンパワーが必須です。

表作成機能は必要?

DM30には表作成機能があります。ただし、表計算はできません。単に、CSV形式のファイルの表形式で表示するだけです。名簿管理くらいには重宝しそうです。 DM200くらいのパワーがあれば、簡単な計算機能は搭載できたんじゃないかなぁ。
僕はあまり表表示は必要ないので、深く考えていませんが、ビジネス用途では役立つんでしょうねぇ。

ATOKはDM200レベルじゃないと駄目

漢字変換はDM200に搭載されているATOKを使ってしまうとDM30はつらいです。僕はプロの物書きなので、あまり長い連文節変換は行わず、ほぼ単文節変換です。それでもDM30のATOKではつらい。

辞典の搭載は?

DM200には国語辞典・英和辞典・和英辞典・類語辞典の4つが載っています。類語辞典が意外に役に立っています。DM30には搭載されていないのでがっかり。

結論

時期ポメラに期待するのは、DM30の筐体にDM200のパワーと機能を載せて欲しいっす。
まぁ、当たり前か。

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物書き歴30年、ストーリー・本の書き方・キャンピングカーのことを書いてます。