企業プロモーション映像完成のココロだ

企業プロモーション映像、ざっくり編集終わったぁ。
手こずってしまったぜ。
やはり、初めてのカメラマンの時には注意が必要だなぁ。かなりの撮影ミスがあってガッカリ。監督用モニターもなかったし、その程度だったか、甘いなぁ、俺は。

もともとスチルカメラマンだって、先に教えて欲しかったなぁ。テレビ的な撮影に全然ついてこれなかったのが敗因だ。

などなど愚痴を言いつつ、こちらにも大きなミス。TASCAMのレコーダー、電池切れすると録音中のデータは死んじゃうのか。久しぶりにクソな設計のプロ用機材に巡り合った。いいレコーダーなのになぁ。注意して使うことにするよ。

などなど愚痴を言いつつ、編集は、まぁ、こんな感じでいいんじゃないかなぁ。これ以上詰め込むと、見る側の頭に入らないと思うなぁ。構成作家さんとクライアントさんのぼんやりした台本より、俺の編集が正しいと思うぞ、うん、ウヒヒヒヒ!

本日は映画:仁道組の準備だのココロだ

仁道監督とは、もう3作品目かな。
前回はアイドルグループの初主演作品で、その録音とMAを担当した。その作品がかなり良くて、MAしながらマミだが流れたぜ。

今回はアクション系だ

そして明日クランクインする作品には、制作担当として参加。
若手の裏方を支えるお目付役って感じ。
ワンシーンだけ、ちょこっと出演。あれ、台本、どうなってたっけ?

僕は、声の出演作品は、たくさんあるけど、ビジュアル出演は皆無。ビジュアルでスターになっちゃったらどうしよう? などと妄想しつつ、明日からの撮影準備だ。

それにしても湿疹がひどくて、そちらが気になるなぁ。

本日はラジオ編集、死ぬ!

ふっくんのラジオを編集中。
ぜんぜん、終わらねぇ。
ゲストに小野寺丈くん、ふっくんと僕と同い年で、しゃべるしゃべる。
後ろのコーナーは『DJふっくんの80年代ミュージックコーナー』で、こちらはシャネルズの特集。これもふっくんがしゃべるしゃべる、止まらない。
ということで、2時間の素材を54分にするのに、なんと8時間もかかっちゃった。やっと全体が決まって、聞き直しとキューシート作り。

はぁ、湿疹がひどくて死にそうなのに。

映画録音には必ずお化けが出るのココロだ

映画やレコーディングでは、よく変な音が紛れ込むんだ。そう、お化けのささやきだ。
録音部を15年ほどやっているけど、現場で聞き取れた明確な幽霊の声(言葉)は、多分、二回くらいかな。

芥川の羅生門で子供の幽霊が出た!

川崎ヒロユキ監督の『羅生門』で録音部をやっていた時、飢餓で苦しむ町娘が、雑草を口に入れながら、
「飯、食いたい、食いたいよぉ」
と瀕死の状態で演技中のこと。
そこは防音の行き届いた地下にあるカラオケスナックにセットを組んでいるので、スタッフ以外の声は聞こえない。本番中だから、スタッフも声を出さない。迫真の演技に、スタッフも聞き入っている。
「食いたいよぉ・・・・」
囁くような小声の演技だ。
僕はショットガンマイクを近づけられるだけ近づけている。超ベテランの照明技師さんが、マイクが入りすぎないか睨んでいる。
「食いたいよぉ・・(子供の声:食いな!)」
その瞬間、僕の心臓はバクバクバクバク! 周囲を見渡すけど、防音のドアは締め切られ、子供なんていない。
監督のカットとOKの声がして、僕はレコーダーを停止する。
すぐに巻き戻して(言い方が古いなぁ)、問題の箇所を確認。
「食いな」
確かに入っている。
仲良しのカメラマン荒木ちゃんを呼んで、
「なんか出た気がする。11秒のところ」
業務ヘッドホンで聴く荒木ちゃん。
「あ、出ましたね。うん、出た出た」
と、あっけらかん。そう、映画の現場じゃ、よくあるのだ。

2011年5月11日:Vシネ『羅生門』のワンシーン。お化けの声が入ったのだ。
一番最後のあたりです。

ちょっと生の音だとわかりにくいので、最新技術でノイズを除去してみたよ。

ノイズを除去した音声、あれ、子供(みたいな)の声の前に、男性の声が聞こえてきたなぁ。

ノイズを除去してみたんだ。あれれ、女優の息遣いの直前に、男性の声っぽいのが聞こえてきたなぁ。

本日は映画のMAと皮膚炎のココロだ

今日は、アイドルグループ主演の映画のMA、つまり音の仕上げ作業をしたんだ。雑音を消して、異なる条件で録音した音を同じ音(同じ場所で録音したと思える音)に聞こえるようにする作業だ。
先日、発見した700円のヘッドホンが大活躍ですよ。
それにしても、いい映画だなぁ。泣いちゃったぜ。その泣けるシーンの音も、非常にいい状態で役者の感情を伝えてくれているぜ。
このMA、8時間もかかってしまった。予算があればもっと細かくやりたいんだけどね、ひとまず、普通の映画と同じレベルの仕上げで終了だ。

皮膚炎が最悪の状態になりつつある

皮膚炎で真っ赤に腫れて、死にたくなるぜ、トホホのホ

去年の12月初頭に蕁麻疹と診断された目の周りの湿疹が、首に広がって、今日は朝から真っ赤に腫れ上がってヒリヒリしつつも非常にかゆい。掻けば掻くほどヒリヒリして、さらにかきむしりたくなる。
先日までは市販のオイラックスAが気休めになっていたんだけど、今日は、肌がオイラックスさえも受け付けない。
病院で処方されたステロイド剤も塗るとヒリヒリ真っ赤っか。

この状態なので、とにかく集中するのが難しい。とにかく首を触りまくるので、どんどん悪化しちゃう。
困った困った、眠れないし。

薬物問題と作品、犯罪学的に考えるのココロだ

坂本龍一さんは大好きだし、電気グルーヴも好き。しかし、どうだろう、薬物犯罪者の作品は非公開にするべきか、作品自体はそのままでいいのか。ちょっと犯罪学(&犯罪心理学)的に考えてみた。

犯罪学的には、非公開にするべき

音楽の世界では、薬物で曲を作るというのが昔からよくあって、時代の変革期には素晴らしい作品が生まれることが少なからずあるようだ。そんな意味で、作品本位で考えると、まぁ、薬物は必要悪みたいな感じなのかなぁ、と思ったりする。
また、映画のように出演が多い創作物では、一人一人の素行を完璧にチェックして制作するわけにも行かないかもしれない。

そこで、犯罪学的に考察すことにする。ポイントはいくつかあって、まず、薬物を使った本人に対するものでは、反社会的な行動、つまり犯罪を構成する故意の行為なのだから、本人は罰するべきであり、その犯罪行為の内容に応じた刑罰を科すべきだ。

一方、作品に関してはどうか。犯罪学・刑事政策的に考えると、薬物の力で作ったであろう作品に関しては、非公開にするべきだと言える。
なぜか?
もし、薬物の力で何億円も儲かる作品ができたり、人気を集める作品ができるということになれば、「じゃあ、俺も」と後を追う人間が出てくることが、容易に想像できるし、事実、いい作品を生み出すために薬に手を出したというアーティストの証言は枚挙に厭わない。
つまり、社会安全の観点からすると、薬によっていい作品やいい演技ができるということになると、これほど危険な状態はないと言える。犯罪学的に言えば「一般予防効果(刑罰を科すことで社会を安全にする)」の必要性からも、作品自体を非公開にする必要がある。

スポーツにおけるドーピングのひどいやつだ

芸術活動における薬物依存は、スポーツで薬物を使って新記録を出すのと同じで、ドーピングだ。卑怯なやり口なのだ。
先ほど一般予防効果の話をしたが、作品を生むためなら薬物もいいじゃないか、ということでは、健全な社会は保てないのだ。
ドーピングした選手がスポーツ界から追放されるのと同じように、音楽や映像などのコンテンツ業界も、当然の事ながらドーピングをした人間は追放するべきだ。
にも関わらず、音楽業界は、なぜか薬に寛容である。坂本龍一氏に至ってまで、そんな発言なのは、非常に悲しい。

薬物使用中の作品に限り非公開に

さて、もう少し詳細に考えると、スポーツでもドーピングで出た記録は向こうになる。そして、ドーピングの内容によっては、選手が復帰するチャンスを用意している。
音楽や映像でも、同じように、薬物を使っていた期間の作品は非公開、使っていない時期は公開にしてみてはどうか。
使用した本人の復帰に関しては、法律学的には、刑期を終えて出所した(もしくは執行猶予期間、保護観察期間が終了した)時に復帰を認めてるかどうかを判断してはどうだろうか。

作品にも罪がある

坂本龍一氏は「作品には罪がない」と言い切っているが、いや、薬物の力で作られた作品は、さらなる薬物を容認するのと同じ効果があって、真似して、薬物で作品を作る人間を生みかねない。つまり、「作品にも罪がある」のだ。

昨日は富山で旧友と13年ぶりに、あんなこと

昨日はインタビュー撮影で富山へ。
土地勘がないので、地元にいる旧友というかねぇ。かつて日本水泳連盟のオブザーバー委員をやっていた時に、サンディエゴで開催されるオープン・ウォーター・スイミング(OWS)の大きな大会に、日本代表の選手を連れて行った。その時の選手のAくん、オリンピックにも出場した名選手なんだけど、彼は今、富山地元のテレビ・ラジオ局の局員なので、電話リンリン。

するとAくん、ありがたいことに会社の半休を取って、僕の撮影に付き合ってくれたんだ。
非常にありがたかったなぁ。

そんでもって、いつも反省しちゃうだけど、写真とればよかったなぁ。

さて、13年ぶりくらいなんだけど、1週間弱だったかなぁ、一緒にアメリカへ遠征して、いろいろ話して、そんな彼が、僕と同じ映像業界に就職して、ああ、何だか感慨ふかし。

そんな彼が、また、水泳界に戻ってこないのかと思って聞いてみると、あはは、やっぱり、地元にOWSを誘致するようなことを考えていた。
そこで、我が友人の日本水連の理事Sちゃんに、すぐに電話。
『Sちゃん、元気?』
『おひさしぶり、けんちゃん(僕)元気?』
なんてことで、Aくんにつないで、もともとAくんはSちゃんの元でOWSの選手をしていたので、もちろん知り合い同士。Aくん、遠慮して挨拶だけして僕に電話を戻しちゃううから、Sちゃんに
「Aがさ、水連に戻りたいってよ。富山湾でOWS大会をやりたいってさ」
と焚き付けて、再びAくんに電話を投げる。何やら10分ほど話し合ってる。電話を戻してもらってSちゃんと話すと、いい話だ、ありがとう、ってな感じ。
青春を水泳に捧げてきたAくん、一度は離れたものの、さあ、また青春したまえ!

本日の取材撮影ってココが得意なんだ

今日は富山で、某大手広告会社の営業さんの紹介表彰用のプロモーション映像の撮影。
急に人手の穴が開いて、3日前に呼ばれたんだけど、クライアントさんも受けた側も手探りでバタバタしている。
こういう現場ほど、萌えるなぁ。

完成イメージが共有しにくい作品だ

たくさんの人を3チームで撮影するんだけど、最終的な登場人物が30人を超える。これを何千人もの集まる会場で見せるんだけど、どうやっても飽きることが予測されている。
しかも、全てがモザイク状に撮影編集されるので、みんな手探りだ。
さらに、映される側が撮られ慣れていない、インタビューに慣れていないので、どうしても絵面が面白くなくなっちゃうし、緊張している絵になるので、見ていて疲れちゃうはず。
そして、撮り手が複数いて、みんなぶっつけ本番になっちゃう。しかも、全部地方で撮り直せない。

あはは、面白いぞ

こういう作品が得意なんですよ、僕は。
ポイントは、被写体が楽しそうに光っているかどうか。実はそれだけで十分に面白い。
後は映像に関しても、まぁ、どうにでもなるよ、あははのは。

ということで、クライアントさま、他のスタッフの不安は僕には関係なく、十分にハッピーな桜風涼さんです。

え? なぜか? だって若い時に女性週刊誌で散々やってきたのと同じだもん。
何の前情報もなくインタビューに行って、相手先で面白そうなことを引き出して構成。
15分あれば、まぁ、なんとかなるし、1時間もあったら、お釣りが来るはず。
でも、相手次第ってこともあるけど、表彰される営業マンなので、ノー心配!

物書き歴30年、ストーリー・本の書き方・キャンピングカーのことを書いてます。