本日は、映画関係のいろいろな調整ごとをしつつ、三味線を弾きながら、明日のラジオ台本を書いていたんだ。
映画業界には変な奴がいて、これは若い奴もベテランにもいて、やらかしてくれるんだなぁ。
金だけ引き出せるだけ引き出して、後で契約していないとか、色々といちゃもんをつけてくるんだ。
僕は昨年末に痛い思いをして、まぁ、なんとか乗り切っているんだけど、某老舗企業さんが同じ奴に引っかかって、2千万円近く使わされちゃった。ああ、もっと早く連絡して傷口が小さいうちになんとかしてあげればよかった。たった3ヶ月に2千万円も食っちゃうんだから、ひどい奴だ。
お三味線は楽しいのだ。
さて、そんなことの処理を色々して、明日はふっくんラジオの収録日なので、またまたふっくんと1時間弱の長電話打ち合わせを楽しくリンリン。
台本はシンプルで、あっという間に書いて、出演者にやることを伝えて、僕は端唄で『恋はパクパク』をご披露する(師匠の演奏を録音)ので、三味線のお稽古をしていたんだ。ラジオで弾くのかは、うふふ。
先日、端唄の集まりで、新兵器の立体音響H3-VRで録音したんだけど、楽にいい音で録れましたね。楽器と唄とあるので、普通は唄と楽器は別に録る方がベターなんですが、適当に(というか経験的にいい感じに)セッティングしただけで、後は遠隔で音も観測しぜに録音したのですが、いやぁ、すごくいい音。こんなに楽なマイクは、本当に初めてですね。
端唄の名曲:三下りさわぎ『恋はパクパク』バージョン
先日も書きましたが、作詞した端唄向けの歌詞を三下りさわぎで、芸者衆も交えて唄ったのですが、いやぁ、素敵素敵。本当にノイズレスですね。
ラジオで放送したら、ここにも公開したいと思います。
三味線の音は人の声に近い
さて、録音しやすかった要因は、何と言っても三味線の音が人の声に近い周波数成分だからだと思います。録音ではドラムが非常に難しくて、低くて大音量のバスドラムがあったり、超高音のシンバルがあったり。ですから、ドラムを録音するには、それぞれ違うマイクで録って後で音量を調整したりします。
そういう意味では三味線は、簡単。極端に大きな音は出ないし、小さすぎる音もない。
つまり、日本の楽器は、シンプルでいいなぁのココロでした。
三味線ばかり稽古しているお盆です。
でも、撮影や編集の仕事が溜まっています。
三味線を新しい象牙の撥で弾いていたら、3の糸が切れました!
いえいえ、悪い話じゃありませんよ、頑張っているってことです。
ですから、ちょっと休憩して、また稽古しますよ。
ところで桜風さんですが、Twitterでいっぱい発信しているらしいですよ。
@HarukazeSuzushi ですっってよ。
スターウォーズを見たんだけど、面白いなぁ。
シンプルな対立構造で、ストーリーのオーソドックス。
いいなぁ。
それで、ちょっとメモったこと。
支配するというのは、武力や権力、つまり「力」によるものがある。
さらに、その背景には恐怖があったり。
さらに、お金による支配とか、宗教による支配だとか。
さてはて、現代は何?
武力や暴力による支配じゃないけど、心理的な恐怖による支配が起こりつつあるんじゃないかなぁ。
などなど考えた。
何もしないで儲けていい人は、何の見返りもないのに仕事をする人に限るべきだ。
新刊【魅力的な文章の書き方】は3万文字を突破して、半分くらいきました。
もう少しだなぁ。
ただ、あまりぶ厚いのもどうかなぁ。
このあたりで切り上げるのも手かもしれない。
真夜中、お三味線・端唄のお稽古!
お三味線が軽快で楽しい端唄ですよ!
江戸の文化を知るいい手がかりです。
【並木駒形(三下がり)】
1
並木駒形 花川戸
山谷堀から ちょいと上がり
長い土手おば 通わんせ
花魁(おいらん)が お待ちかね
「お客だよ」「アイアイ!」
2
いつも吉原 五丁町(ごしょうまち)
花魁道中 そそり節
見せ清搔(すががき)に 誘われて
浮いた世界じゃないかいな
「酔うた 酔うた 酔うた」
3
花の吉原 仲の町(なかのちょう)
太鼓末社(たいこまっしゃ)や お取巻き
浮いた浮いたで 上がりゃんせ
お二階で お手がなる
「お酒だよ」「アイアイ!」
■解説
御大臣が、吉原へ遊びに行く風景です。
一番で、吉原までの道中
二番で、花魁道中を眺めて、お店に入る
三番で、お茶屋でのお遊びが絶好調!
そんな楽しくも、のんきな遊びの唄でございますよ!
※そそり節:遊郭を見ながら歩く時の鼻歌
※見せ(見世)清搔:花魁が出てくる時のテーマソング
※吉原 仲の町:吉原のメインストリート
※太鼓末社:太鼓持ち、末社も同じ意味
執筆と音楽、なんとなく関係しているようです。
心を落ち着けるために、三味線を弾いています。
この写真は、三味線の駒、サイズ(幅や高さ)や材質によって、音が大きく変わります。
大げさに言えば、同じ三味線で、トランペットからチューバまで、全然違う音が出せるのです。
また、三味線のチューニングは、カラオケと同じで、原音から1つ高く、低くというようになっています。
つまり、同じ弾き方で、違う音程が簡単に出せます。
おそらく、カラオケ文化は、この三味線のチューニングが背景にあるんじゃないかと思うのです!
そんな日本音楽を奏でながら、ストーリーの世界を広げています。
今までの著作の中でも、「酒を飲む酒1」の出来は、非常にいいと思っている。
まぁ、こういうのが嫌いな人や分からない人がいるのはOKです。
読者と話しをさせて頂いて、一番好評なのが、この「酒を飲む酒1」。
何度も読み直していただき、その都度、発見があるさくひんだとのこと。
http://p.tl/dVeO
物書き歴30年、ストーリー・本の書き方・キャンピングカーのことを書いてます。