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しまった、ラジオ番組実験用にH3-VRをポチってしまった!

いやぁ、しまった。VRマイクのZOOM H3-VRをポチってしまいました。3万4千円。お金ないのに
映画監督から電話が来て、昨年撮影した映画の録音とMA(音編集)を褒められて、ついつい舞い上がって、『よし、俺は音の最高峰を目指すぞ』と意気込んでしまいました。

その昔、3D映画は流行った時に、自社開発で3Dカメラを開発してたくさんの作品を作って以来、またまた人様があまりやらない分野に突撃してしまうのです。

立体音響は何年振りかなぁ?

立体音響は、初めてじゃありません。30年くらい前に高性能なMSステレオマイクに凝って、それをSTAXの高性能ヘッドホンを組みわせると、驚くほどの立体感があって、それでハマっていろいろ研究したことがありました。8年ほど前にもバイノーラルマイクを何本か買って比べてみたりして、お色気DVDを2作品ほどリリースしたこともありました(まだ売っているかも)。そもそも、エロいバイノーラル音声(実録)素材が、HDDを調べたら100時間分くらいあるじゃないですか。でも、お色気だから人気動画サイト(YouTubeなど)じゃ載せられないしなぁ。

H3-VRでいろいろ実験してみたい

さて、最近は、ほとんどの若者がスマホ&イヤホンでコンテンツを楽しむ時代なので、実は立体音響は受け入れられ易くなっていることも検証済みで、ASMRという耳元で囁くYouTube作品が何百万回も試聴されていて、専門のユーチューバーも大勢います。ただし、みんな美女。美女が耳元で囁くというのが売りですね。
ちょっと前に、僕も焚き火の音の立体音響を作ったことがあったけど、なかなか広まりませんでした。見せ方が悪いのかなぁ。

このH3-VRは、これ単体で立体感の編集ができるのが特徴で、しかも、録音した音声をこのH3-VRで再生しながら本体を動かすと、立体の音が移動してゆくということで、ホラー映画の音声にはもってこいな気がしてきました。
先週もホラー作品の音声を担当したのですが、それは普通のセリフと環境音の録音だけなので、まぁ、立体じゃないですね。
でも、次に声がかかる時には、立体音響ホラーを提案してみようと思います。

さて、Amazon様、明日、到着予定とのこと。
もう、ワクワクと後悔の入り混じった夜を楽しむとしましょう。