桜風涼 のすべての投稿

はるかぜ すずし 1965年生、慶應義塾大学法学部卒。 作家・脚本家 日本児童文芸家協会会員 シナリオセンター修了 大学時代の専攻は、犯罪学・被害者学・刑事政策・法医学など。 特に法医学は、筆者が学んだ年のみ、慶應の医学部で授業が行われ、よりリアルな研究を行った。 特に法医学では、期末試験のために、教えた教授が筆者にノートを借りたほどの熱心さ。 その1年間の授業をまとめたノートは五冊にも及ぶ。 当時の写真資料は、すべて手書きの図版に書き起こされているほど、法医学への熱はすごい。 1996年、ソネット・クリエーターズ・ガレージ最優秀賞 2003年、劇場映画【ベースボールキッズ】で文部科学省選定作品 2005年、同上、小説「ベースボールキッズ】出版 その他、著書多数。 2000年より映像作品が多く、テレビ番組、CM、映画などで活躍。 1995-2000年:コンピューター雑誌のライターとして、多い時期で月に14連載をもつ人気。 技術書の執筆は15冊。 2000~は映像が主流に。 映画監督、テレビディレクター、CMプランナーとしても有名。 2009年前後は、年間200本ちかいCMを制作していた。 また、旅番組では電波少年で有名になった「なすび」と共に、数多くの名所を探訪。 温泉にも造詣が深い。 雑誌やテレビ制作を数多く手がける一方で、小説は地道に書き続けている。 著者インタビューを受けました。 「きんどるどうでしょう」 http://kindou.info/7229.html

シナリオと小説と

シナリオと小説は似て非なるもの。
今、有名俳優さん多数出演の映画の編集をしているのですが、元のシナリオが不完全なまま撮影してしまったんですね。
なので、編集時に粗が出てくるのです。
4人の人物が並行しているんだけど、どうしても一人だけ別ストーリーになっちゃっている。

そこで、編集でいろいろ工夫して、その一人を他に絡める工夫をしています。

シナリオ作家とは

シナリオの勉強をすると、まず第一に、後で解決されないシーンを作らないこと、というのを習います。つまり、映画はすべてお金で出来ているので、無駄なシーンを作らないというのが当たり前なんです。
もちろん、無駄なシーンに見せていて、後で大どんでん返しというのは、これはむしろ推奨されます。
でも、今回のようにオムニバス的にできているのに、他と連動していないストーリーの流れというのは、結局はただのシーンの寄せ集めであって、結末がボヤけて何が言いたいかが、つまり、結末のインパクトが薄れちゃうんですね。

シーンの入れ替えを多用

シナリオがボケているので、編集時にシーンの入れ替えをかなりやりました。また、全体の流れに関係ない唐突なエピソード(シーン)もカット。
そして、全体が1つの方向に集約されるように再構成しました。
つまり、元のシナリオとはかなり違うものになります。でも、セリフや舞台は同じなので、全体としては元のシナリオが生きています。

ただ、シナリオの時点で曖昧だったテーマや主人公(たち)の主張などは、編集によって味付けされ強調されます。

独白でカバー

これはテクニックなのですが、シーンを入れ替えると、当然のことながら話のつじつまが合わなくなります。そこで、シーンの合間合間にナレーションを入れます。それによって、シーンの継ぎ目を縫い合わせるのです。

逆言えば、みなさんが見る映画で独白(ナレーション)がたくさん出てきたら、それはシナリオが不完全か、もしくは相当長くて、シーンをつぎはぎしたということかもしれませんよ。

ということで、もうすぐ、映画編集が完成します。

シナリオと映像編集とカードメモ帳

今、映画の編集をしています。脚本は別の人です。
撮影には録音部で参加したんですね。
そのまま編集も任されることになったわけです。

編集していると脚本を変えなくてはいけないことも

さて、編集が進むとシナリオの穴が見えてきます。完璧なシナリオなんてものは神様しか作れないので、穴があるのは当たり前です。
その穴をどうするのかが編集の仕事なのですが、根本的にシナリオの流れも変えなくちゃいけないこともあります。

今回のケースでは、4人の主役が並列に動いています。まぁ、こういうシナリオは書かない方がいいんですけどね。オムニバスならなんとかなるんですが、完全に並列で流すと、かなりわかりにくくなっちゃう。

そこで、編集を工夫して、オムニバスっぽい流れにしつつ並列を保つ作戦にしました。でもね、そうなるとセリフが足りなくなっちゃうんですよね。

カード型のメモを活用

さて、執筆に関わるお話をしましょう。

シナリオというのは、シーンの積み重ねです。シーン1つ1つは、相互に関連しつつも個別に完成した小さな物語です。シナリオライターは『箱書き』という手法で、シーンの順序をどうするか考えるという技を使います。シーンの順序を変えるだけで、物語が劇的に変化するのです

そこで僕が使い始めたのが『カード型情報メモ』です。図書館の図書カードを思い浮かべてください。厚手のカードで、サイズは5インチ✖️3インチが標準です。13cm×8cmくらいですかね。
メモ書きをこのカードに行います。それを並べて見渡すのです。Scrivenerでもコルクボードという機能がありますが、それをアナログでやるわけです。
このカード式のメモは、星新一さんが多用されていたことはよく知られています。

ということで、皆さん、カード式のメモ、やってみましょう。

原付の譲渡手続は簡素化されたのかな?

昨日、バイクの譲渡手続きが終わったぞ。

川崎市宮前区で登録されている第二種原付なんだけど、元の持ち主の納税書類が揃わなくて、廃車できずにいたんだ。
廃車しないと、僕の住んでいる市原市で登録できない、って話になっていたわけです。

そんでもって、娘所有の50ccの原付をボアアップして第二種原付に登録するのに、市原市の市役所に問い合わせしたんだ。こちらの登録は簡単で、排気量変更の届出書があればいいんだって。

ついでに、川崎市登録のバイクを譲渡されたので手続を聞いてみたんだ。
そうしたら、譲渡証明書だけあればいいんだって。
川崎市の廃車手続は市原市でやってくれるんだってさ。
しかも、元の所有者の納税状況は関係ないだってさ。

ということで、市原市の納税課へ行って、2台分の書類とナンバープレートを持参、書類は3枚記入。待ち時間は10分ほど。

市原市役所さん、親切丁寧、わかりやすく、素早い。

ということで、2台のバイクの登録が簡単に終わってハッピーな桜風涼さんでした。

ちょっとブログお休み、すんません。

ちょいと映画撮影に参加していました。
芳本美代子さん、ワハハ本舗の佐藤団長、渡辺裕之さんなどとお仕事。
この笑顔、そう、いい作品になりそうです。

弊社で編集とMA

編集とMA(音編集と効果音など)を弊社で担当します。
実は、PremiereとEdiusの解説本の著者なんですよ、ぼく。

僕の編集の速さとクオリティーはNHK出身者もびっくり。
MAも、もともと岸田今日子さんや柳生博さんの朗読WEB紙芝居の制作で鍛えられてきたので、まぁ、ちょっと素材が少ないけど大丈夫でしょう。

あ、カラスの鳴き声を録りに行かないと無いぞ!
最近は、カラスが近所に居ないなぁ。俺が寝ているだけかななぁ?

DM200でFlash Air

ポメラDM200にFlashAirを刺して使っています。
DM200はFlashAir(SDカードにメモリーとWiFi機能が入っている)に対応していないのですが、刺せばFlashAirの通信機能がオンになって、ネット経由でFlashAirの中味を読み出せます。

DM200の電源は大丈夫

DM200にも通信機能が入っていますが、様々な制約があります。特に5万字を越える文章のやり取りは出来ないといった方がいいっす。 そこで、FlashAirを使います。FlashAirはWiFi経由でSDメモリーの中味にアクセスすることができます。詳しくはこのブログの過去を探してみて下さい。

さて、実際に運用を続けていますが、そのレポートをしておきます。
まず、FlashAirの通信機能の電源は、もちろんDM200から供給することになります。ですから、FlashAirの通信機能が使われるとDM200の電気がかなり食われます。残量表示を見ていると、どんどん減るという感じです。

FlashAirの通信電源を自動オフ1分に

でも、それじゃ使えないので一工夫。FlashAirの設定アプリ(iPhoneやパソコン用)から、通信の自動オフの設定を最短時間の1分にします。こうするとiPhoneやパソコンとつながないでおけば、電気を余分に食われることはなくなります。 実際に使ってみると、DM200の電源を入れた直後はバッテリーの残量が1~2%くらいすぐに減ります。でも、その後は今までと同じような減り方になります。

iPhone等の自動接続に注意

iPhoneからFlashAirへつなぐには、FlashAirがアクセスポイントになるので、そこにWiFiでつなぎます。これがちょっとキモで、iPhoneを屋外で使っていると、使えるアクセスポイントを見つけて自動接続します。ですから、屋外などでDM200を起動するとiPhoneがFlashAirに接続してしまいます。つまり、使おうと使うまいと自動接続されるのです。 自動接続されると困るのが、先ほどの電気を食うことです。iPhoneは接続されているとFlashAirの電源が入りっぱなしになるからです。

ですから、自動接続しないように設定します。

また、DM200のバッテリーの減りが早いと感じたら、ちょっとiPhoneのWiFi設定を見た方が良いかもしれません。

実際に使い続けてみると

DM100とDM200でもっとも変わったと思うのが、やはり電源ですよね。
DM100では電池残量なんてあまり気にしせず使っていました。空に近くなったら電池はどこにあったっけ?と考えるくらいです。
DM200は残量が%表示になったので、なんだか気になります。わたしだけでしょうか? 画面右下のバッテリーマークも大雑把なので、なんだかすぐ減っていくように見えます。

さて、みなさんは、DM200を満タンにしたら、どのくらい使い続けて、次に充電するのはいつでしょうか?
僕は、どうも臆病なのか、家に帰ったら充電してしまうのですが、そんなに気にするほどのことじゃないのかしら。

ということで、充電しないで何日使い続けられるのか試してみました。
といっても、僕は職業的に文字を書いているので、一日の使用時間は結構長くて、5時間くらいですかね。
カタログスペックだと18時間でしたっけ。だから、私の使い方だと3日くらいで空に近づく感じかな。
ちなみに残量が30%になると通信しようとすると警告が出て、20%で通信不可能になります。

確かに、まぁ、一日5時間で3日くらいかなぁ。もっと短いかなぁ。

設定はこれ

ひとまず、こんな設定で使っています。
1:DM200の電源設定「オートスリープ3分・オートパワーオフ30分」
2:FlashAirの自動電源オフ1分

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ポメラのアウトライン

ポメラのアウトライン機能で効率よく執筆するコツを考えています。
基本的には自動記述テンプレートを使うべきなのですが、ポメラだとちょっとつらいっすね。

ポメラのDM200とDM30に搭載されているのがテキストベースのアウトラインプロセッサです。DOSの時代には色々なテキストベースのアウトラインプロセッサがあったのですが、現在はWindowsで動くTOMBOくらいが生き残りかなぁ。

テキストベースというのは、文字修飾機能のない、アスキー文字だけで構成できるアウトラインプロセッサです。表計算ソフトのCSVファイルみたいなものですね。 まぁ、アウトラインプロセッサの説明は長くなるのでこのくらいにします。

アウトラインプロセッサでの執筆のコツは?

アウトラインプロセッサは、章・節・項などの階層構造で文章を書くためのツールです。でも、項目ごとに文章を分類する簡易データベースとしても使えます。 つまり、本文も階層で書けるし、メモや調べた情報を項目ごとに貯めておくことも出来るわけです。

台割を作って書くのがベターだけど

自動記述テンプレートは、思いついたことを章ごとにまとめていって、最後に肉付けする手順で執筆します。これは最終形を頭に置きながらゴールに向かって執筆するプロ御用達の執筆方法です。詳しく書けば、雑誌などを作り上げるのは台割という目次を詳しくした設計図を先に作ります。どの章が何ページ分でその中にどんな節(中味)を持ってくるかということを先に決めるのです。そうすることで、途中で書くことにもよっても前後のつながりから脇道にそれずに書けるわけです。

※自動記述テンプレートは、僕の「超入門・実用本の書き方・入門」に使い方などが書いてありますよ。

書籍本文と気付いたメモを並列に書こう

一方、もっと自由に散文的に書くことも出来ます。散文調に適当に書いていって、後で順序を入れ替えてまとめる書き方です。失敗の多い書き方でもありますが、自由に書けるので執筆は楽かも知れません。

そこで登場するのがアウトラインプロセッサです。
散文調に書いても、その順序を簡単に入れ替えることができるのです。自動記述テンプレートの場合は、文章の順序を入れ替えるのがちょっと面倒で、融通が利かないっすよね。でも、アウトラインプロセッサなら入れ替えは簡単です。

アウトラインプロセッサを使った書籍の書き方は簡単です。
とにかく思いついたことを「行頭記号」を付けて書くだけです。行頭記号というのはポメラの場合には「.」か「#」です。僕は#を使っています。プロの編集現場も#を使うので、そのまま入稿できます。#の個数で階層が決められます。#の数が増えると階層が深くなるのです。具体的に言えば#で章、##で節、###項というようになります。

まずは適当にメモ書き

アウトラインプロセッサに決まった使い方というのはないと言うべきなんですが、僕はまず、「#アイデア」という章を作って、その後ろに思いつくだけアイデアのメモを書きます。そのうちに、「##人物」とか「##出来事」のように分類できるようになるはずです。 分類が増えてくると、こんどは、その分類で似たものを集めていきます。
すると、なんとなく本の構造が見えてきます。というか、本にするべき事が何かが見えてくるのです。

分類が出来たら章立て

分類が進むと、章立てができると思います。ここからは「実用本の書き方」にあるように、5つの章に分けていきます。本書をお読みになった人はお分かりかと思いますが、4章+1章ですよね。 章立てができたら、次は節立てです。

ということで、最終的には5章5節5項を目指して書き込みをすればいいのですね。

ポメラの高速アウトラインプロセッサを多用しよう

ポメラのアウトラインプロセッサは非常に高速です。パソコンを使いたくなくなるほど高速です。
ですから、これを使わないのはもったいない。
アイデアをどんどん文字にして、並べ直す作業を繰り返すと、それだけで本が書けると思います。

さて、書きますか。

僕は若い時にはアウトラインプロセッサで原稿執筆をしていました。

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DM30の評判が悪い!

DM30が発売になって1週間ほど経ちました。
ネットので評判は、あまりよろしくないですね。

先日のこのブログでも、いくつかの懸念材料を挙げていました

電子ペーパーの応答が悪いのではないか

この点は、多くの人が「ダメだ」と書いています。

ポメラユーザーは、単に文字を打つのではなく、快適に素早く文字入力をするために、この機種を選んでいますよね。
そういう意味では、やはり画面の応答性が悪いのは致命的でしょうね。

残像があるのではないか

この点もほとんどの人が「アウト」判定ですね。

いやぁ、そりゃそうですよね。画面がダメだと書く気になれません。しかも、このブログでは懸念材料に出さなかったんだけど、バックライトが無いのも批判されています。

バックライトが無い

久しぶりにDM5を出してきて使ったのですが、確かに明るいとことでないと書けないんですよね。これは厳しいなぁ。
Kindle端末でさえバックライトがあって、しかも、環境光に応じて明るさを変えてくれる。逆にいうと、バックライトがないと目が疲れるんです。Kindle端末でバックライトを消すのは直射日光が当たっている時だけだもんなぁ。

キングジムを慮れば

乾電池で動作するのは良しとしても、普通の液晶の旧機種と電池の持ちは変わらない。っていうか、ちょっとダメになっているかも。でもなぁ、新製品を出すに当たって、何か味付けしないとダメだもんなぁ。

キーボードを頑張ったんだけど、結局でかくなっちゃった。
画面を最先端にしたんだけど、裏目に出た。

ふーむ、DM30、触ってこよう!

映画の組織について

映画の世界をちょっと紹介します。
映画は作品ごとに他人が集まる職場です。
多くの場合、初対面の人との仕事になります。
それでも、長年の仲間のように効率よく仕事をこなす必要があるので、独特な組織構造になっています。

1トップ3アシスタント制度

映画の話となると、一般では監督が誰で主役が誰でということになります。
でも、プロの現場では、カメラマンは誰で助監督は誰か、というのがかなり気になります。
そこで、映画組織の概要を紹介します。
映画は、助手3人組で出来ています。

例えば、撮影部は、
キャメラマンが総責任者で、その下に「チーフ」「セカンド」「サード」と3人の助手が付きます。それぞれに仕事が決まっているので、はじめて組む人間でも、やるべき事が明確です。

演出部も同じで、
監督をトップとして、助監督の「チーフ」「セカンド」「サード」となります。
照明部と録音部は、トップを「技師」と呼びます。技師の下に2人くらい助手が付きます。

ちょっと耳慣れない役職が「制作部」です。
実は、映画の現場で一番重要なのが制作部です。
役職で言えば、制作主任をトップに、制作担当という助手が何人か付きます。
制作部というのは、会社の総務みたいなもので、撮影場所の撮影許可や、必要な道具を集めます。

映画のスクリーン映るものと映らないもの

他にもいろいろな役職があるのでが、一つ重要な考え方を紹介します。
それは、映画が完成した時にスクリーンに映るものと映らないもので、組織が2分されているということです。その2つというのは「演出系」「技術系」です。
「演出系」とは、スクリーン映るものです。役者や風景や小物などです。演技をどうするか、何も役者に着せるか、何処で撮影するかなどは、すべて演出系です。さらに、何をどんな順番で撮るのかというもの演出系の判断です。 つまり、皆さんが映画として観ているものは、演出系の判断で選ばれた世界です。
これを現場では「カメラ前」という言い方をします。
その判断のトップは、助監督のチーフです。

一方、どんなカメラでどんな光の中で、どんな音で撮るのかという技術の判断があります。これが技術系です。技術の総責任者はキャメラマンです。照明部も録音部も、キャメラマンのオーダーで機材を用意しセッティングします。これを「カメラ後ろ」と呼びます。

監督は素人でもいい

この「演出系」「技術系」の用意した世界を最終的に判断するのが監督です。
極端な言い方をすれば、助監督とキャメラマンがプロなら、監督は映画の素人でもいいのです。

というのは言い過ぎですが、理想的な現場というのは、監督がイメージする映画を絵コンテにして、脚本と共に助監督とキャメラマンに渡します。助監督とキャメラマンは、その監督の世界を実現するためにカメラ前とカメラ後ろを準備します。例えば役者を空中高く浮かせる、という絵コンテに対して、どんな場所でどんな機材を使うのかを準備するわけです。

もし、監督が素人で絵コンテさえ書けない場合でも、脚本さえあればキャメラマンと助監督で準備ができます。ですから、映画は成立します。

つまり、監督は芸術家、助監督やキャメラマン以下は職人というのが映画の世界なのです。

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北朝鮮の非核化について

北朝鮮の非核化について

テレビなどでは、北朝鮮の要求が大きく通って、アメリカは譲歩したのではないかと言われているが、どうなのか考察する。

まず、事実だけを並べる。

  1. 北朝鮮が核武装している。
  2. 多くの国が、これを望まない。
  3. しかし、核武装をすでに行なっている国があり、しかも、いつでも発射可能な状態だ。
  4. なぜ、北朝鮮が核武装をしてはいけないのか、合理的な根拠はない。
  5. インドやイランなど、戦後に核武装した国があるが、北朝鮮のような制裁が続いている訳ではないのはなぜか。
  6. 大国は核を持つ資格があり、小国は持ってはいけない、という理屈がある。
  7. 独裁国家は核を持つと暴走する危険性がある、という理屈がある。
  8. 北朝鮮は独裁国家だ。
  9. この数十年、他国への武力侵攻が生じたのは、中東、アフリカ。古くはフォークランド紛争。ISISという団体もある。
  10. 独立のための紛争もある。クリミア半島、チェコ、アイルランドなど。
  11. 朝鮮半島の戦争は、誰のための何の戦争なのか? 日本人で理解をしようとしている人がいるのだろうか?
  12. 冷戦以降、世界中で米軍の駐屯が廃止されているが、その地域で紛争が起きた事実はないし、駐屯前後で地域との情勢変化もない。

さて、事実を比べてみると明確なのは、他国へ侵攻や独立のための紛争は、中東とアフリカとヨーロッパに集中しているということだ。
フォークランド紛争だけが地理的に外れているのだが、当事国はイギリスであり、ヨーロッパが関与している。
アフリカの紛争も、イギリスとフランスの統治という侵略の結果とみるべきだろう。中東も同じだ。

こうみると、危険なのはヨーロッパ人だとしか言いようがない。
独裁国家が危険だ、というのは、よくわからない理屈だ。石油産油国の多くが独裁国家だ。しかし、問題にされない。
単純な事実の組み合わせで言えば、「ヨーロッパ人が関与すると戦争になる」ということだ。

また、近年で自国から離れた場所で戦争を仕掛けた国は、アメリカとイギリスだけ。ロシアを含めるべきかも知れないが、元々の統治地域近隣での紛争だ。
その他に国境問題というのがある。しかし、これは最近生じたものではなく、1000年前から紛争が続いている。例えば中国のウイグル自治区(イスラムと東洋の接点)だ。

そういった事を北朝鮮に当てはめると

1:核武装を禁止する合理的根拠はない。

2:しかし、今回、核廃棄するというのは、北朝鮮が譲歩したことに他ならない。

3:アメリカが駐屯を止めても、上記の事実からは、アジアで紛争が起こる具体的な懸念材料は乏しい(ヨーロッパ人が関与しないから)。中国が覇権を広げると懸念する人がいるが、歴史的にはアジアで他国侵略をしたのは(ヨーロッパ人と関係していた、もしくはイギリスの属国だった)日本だけで、中国が侵略戦争をした事実がない。懸念があるなら、対話することから始めればいい。

さて、ヨーロッパ人の侵攻によって紛争が起きているのは歴史的な事実で、そういった歴史観で世界情勢を見ると、ロシア、中国、北朝鮮の3つのエリアが、そのヨーロッパ人の横暴に反抗しているように見える。アフリカと中東は、ヨーロッパ人の横暴で破壊された地域と見ることができよう。

日本と韓国はアメリカ化した国である。そういう目線で見れば、日本と韓国はアメリカのように戦争を仕掛けてくる国に見えてくる。

そういう歴史認識を持って北朝鮮の目線を考えれば、核武装しなければヨーロッパ人の戦争に加担する国にされてしまうと思うだろう。事実、日本はアメリカの戦争の戦費捻出の奴隷みたいなものだ。北朝鮮は、そんな日本と同じになりたくないに違いない。

ポメラDM200でFlashAir

ポメラDM200の最大のダメなところは、長文をPCへ転送するのが弱い点ですね。
書籍だと5万~10万字なので、それをアップロード機能では送れないし、QRコードなんて面倒だし。

そこでFlashAir

ポメラDM200はFlashAirをサポートしていません。DM100はEvernoteに転送できたのになぁ。通信機能が搭載されたらEvernoteは無視かしらん。

さて、それは置いておいて、DM200でもFlashAirが使えます。
つまり、FalshAir自体の機能を使うということですね。

FlashAirでできること

1:全ファイルをスマホから閲覧できます。
2:ポメラQRでファイルを読み込めます。
3:FlashAirのログイン画面から、ファイルを読み込めます。

長文を読み込むにはポメラQRがいい

上記のように、FlashAir経由でファイルの読み込みができます。


ファイルの読み込み方法は2つあって、1つはポメラQRを使います。非常にシンプルな操作で長文が読み込めます。読み込んだ文書をDropboxなどに書き出すことも出来ます。ただし、ファイル名は「テキスト.txt」に固定です。とほほ。

もう1つは、FlashAirのログイン画面を使うことも可能です。
ちょっと面倒なのですが、iPhoneなどのWi-Fi画面でFlashAirを選びます。通常はそのまま接続になりますが、一度接続してから別のアクセスポイントを選んで、再びFlashAirを選ぶと、ログイン画面にファイル一覧が出てきます。ここで文書ファイルを選ぶと中味が表示されます。ここで文書をオールコピーするとスマホ内で編集することができますね。 ポメラQRに戻るには、ログイン画面の右上の「キャンセル」を押して、「インターネット接続無しで利用」を選ぶと、ポメラQRから読めるようになります。

追記

フラッシュエアの公式アプリでも、ファイルの閲覧保存が可能です。こちらのアプリでは、DropboxやiCloudに同じファイル名のまま保存できます。

とにかく電気を食う

ぼくのFlashAirは初期のW-02だからかもしれませんが、とにかく電気を食います。
FlashAirの電源の入り切りは、ポメラDM200側からはできません。
ですから、FlashAir側の「自動接続時間」の設定を「1分」にしておきます。
こうすると、スマホ側でFlashAirを切り離すと、1分後にFlashAirの無線の電源が落ちます。

FlashAirの電源の入れるには

上記のように設定しておくと、比較的短時間にFlashAirの無線が切れるので、DM200側のバッテリーが減るのを避けられます。 再びFlashAirを使うには、SDカードの抜き差しします。これで通信機能がオンになるので、接続可能になりますよ。

いずれにせよ、DM200の電源が入ると、その時にFlashAirもオンになるのでちょっとだけ消費電力が上がりますが、まぁ、長文を書く人には、ちょっとお薦めな使い方です。

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