昨日はインタビュー撮影で富山へ。
土地勘がないので、地元にいる旧友というかねぇ。かつて日本水泳連盟のオブザーバー委員をやっていた時に、サンディエゴで開催されるオープン・ウォーター・スイミング(OWS)の大きな大会に、日本代表の選手を連れて行った。その時の選手のAくん、オリンピックにも出場した名選手なんだけど、彼は今、富山地元のテレビ・ラジオ局の局員なので、電話リンリン。
するとAくん、ありがたいことに会社の半休を取って、僕の撮影に付き合ってくれたんだ。
非常にありがたかったなぁ。
そんでもって、いつも反省しちゃうだけど、写真とればよかったなぁ。
さて、13年ぶりくらいなんだけど、1週間弱だったかなぁ、一緒にアメリカへ遠征して、いろいろ話して、そんな彼が、僕と同じ映像業界に就職して、ああ、何だか感慨ふかし。
そんな彼が、また、水泳界に戻ってこないのかと思って聞いてみると、あはは、やっぱり、地元にOWSを誘致するようなことを考えていた。
そこで、我が友人の日本水連の理事Sちゃんに、すぐに電話。
『Sちゃん、元気?』
『おひさしぶり、けんちゃん(僕)元気?』
なんてことで、Aくんにつないで、もともとAくんはSちゃんの元でOWSの選手をしていたので、もちろん知り合い同士。Aくん、遠慮して挨拶だけして僕に電話を戻しちゃううから、Sちゃんに
「Aがさ、水連に戻りたいってよ。富山湾でOWS大会をやりたいってさ」
と焚き付けて、再びAくんに電話を投げる。何やら10分ほど話し合ってる。電話を戻してもらってSちゃんと話すと、いい話だ、ありがとう、ってな感じ。
青春を水泳に捧げてきたAくん、一度は離れたものの、さあ、また青春したまえ!
今日は富山で、某大手広告会社の営業さんの紹介表彰用のプロモーション映像の撮影。
急に人手の穴が開いて、3日前に呼ばれたんだけど、クライアントさんも受けた側も手探りでバタバタしている。
こういう現場ほど、萌えるなぁ。
完成イメージが共有しにくい作品だ
たくさんの人を3チームで撮影するんだけど、最終的な登場人物が30人を超える。これを何千人もの集まる会場で見せるんだけど、どうやっても飽きることが予測されている。
しかも、全てがモザイク状に撮影編集されるので、みんな手探りだ。
さらに、映される側が撮られ慣れていない、インタビューに慣れていないので、どうしても絵面が面白くなくなっちゃうし、緊張している絵になるので、見ていて疲れちゃうはず。
そして、撮り手が複数いて、みんなぶっつけ本番になっちゃう。しかも、全部地方で撮り直せない。
あはは、面白いぞ
こういう作品が得意なんですよ、僕は。
ポイントは、被写体が楽しそうに光っているかどうか。実はそれだけで十分に面白い。
後は映像に関しても、まぁ、どうにでもなるよ、あははのは。
ということで、クライアントさま、他のスタッフの不安は僕には関係なく、十分にハッピーな桜風涼さんです。
え? なぜか? だって若い時に女性週刊誌で散々やってきたのと同じだもん。
何の前情報もなくインタビューに行って、相手先で面白そうなことを引き出して構成。
15分あれば、まぁ、なんとかなるし、1時間もあったら、お釣りが来るはず。
でも、相手次第ってこともあるけど、表彰される営業マンなので、ノー心配!
企業様イベント用プロモーション風映像撮影出張ですぜ。
機材はOSMO Pocket、H3-VRだ。でも、カメラマンもでかい機材でくるけどね。
あははのは。
でも、湿疹でほとんど寝ていない、つらいなぁ、人生は。
今日の痒みはひどい。アトピー性皮膚炎なのか、花粉症なのか、よくわからない。そして、ステロイド系の軟膏が皮膚炎を悪化させるので使えないということ。
今日の湿度が35%と低めで、感想が良くないのかもしれない。
ラジオ収録の疲れかもしれない。
3時間後には富山へ向けて出発しなければならないんだ。
ただ、今回は演出で行くので、荷物はほぼない。荷物がないということは、それだけ気を使わずに済むということで、それはハッピーだ。
ふっくんのラジオ収録でした。
面白すぎて、なんとも言えないぜ。
特にゲストが良かった。
3月末以降の放送。
うひひ、秘密じゃ。
iQOSを吸っているのです。
タバコのパッケージにポイントが付いていて、それでオンラインのクジが引けるんだけど、どうやら、iQOS3が当たったらしいぞ。
先日、たまたま見つけた役安ヘッドホンが、業務用のスタジオヘッドホンに匹敵する音質だと紹介したところ、高校時代からの音楽仲間で、今は世界的な発明技術者のサム田くんが、さらにその音質を向上させる工夫を発見したんだ。さすが、サム田くんだ。
イヤーパッドを交換せよ
発見してくれたのが、ゼンハイザーというプロ用音響機器メーカーのヘッドホンPX200の交換用イヤーパッド。純正品は非常に高価だが、互換品が何社からも出ていて、そのうちのAmazonで売っていた1組498円に交換した。元から付いているスポンジを外して付け替えるだけ、作業は数分だ。
密閉度が上がり、外音がかなり軽減
このパッドに交換するだけで、耳との隙間がかなり減って、その分だけ音が外に逃げずに耳に入ってくる。すると、微妙な音まで聞き分けられるようになる。無改造のソニー製スタジオヘッドホンMDR−CD900STに負けない音になったぞ。
本当は耳全体を囲うようなパッドがあれば、そちらの方がさらに音が良くなるはず。
明日はラジオ収録なので、現場で使ってみて、さらにレポートしよう。
数年前は、毎日着物で過ごしていたのですが、このところ、洋服生活。
今日はひさしぶりに初対面の打ち合わせに着物で行きます。
着物は非常に評判はいいのですが、人と違った事をするリスクも秘めています。
なんて書いていると、さて、今日は全員初対面なんだけど、大丈夫かなぁ、と心配になっちゃった。
でも、かつては、自分が着物を着ている事すら意識していなくて、そういう時には好印象が残るんですな。
つまり、物事は全て自分の中に答えがある。自分次第でなんでも変わる、ああ、そうなのね、そうなのね。
先日、端唄の集まりで、新兵器の立体音響H3-VRで録音したんだけど、楽にいい音で録れましたね。楽器と唄とあるので、普通は唄と楽器は別に録る方がベターなんですが、適当に(というか経験的にいい感じに)セッティングしただけで、後は遠隔で音も観測しぜに録音したのですが、いやぁ、すごくいい音。こんなに楽なマイクは、本当に初めてですね。
端唄の名曲:三下りさわぎ『恋はパクパク』バージョン
先日も書きましたが、作詞した端唄向けの歌詞を三下りさわぎで、芸者衆も交えて唄ったのですが、いやぁ、素敵素敵。本当にノイズレスですね。
ラジオで放送したら、ここにも公開したいと思います。
三味線の音は人の声に近い
さて、録音しやすかった要因は、何と言っても三味線の音が人の声に近い周波数成分だからだと思います。録音ではドラムが非常に難しくて、低くて大音量のバスドラムがあったり、超高音のシンバルがあったり。ですから、ドラムを録音するには、それぞれ違うマイクで録って後で音量を調整したりします。
そういう意味では三味線は、簡単。極端に大きな音は出ないし、小さすぎる音もない。
つまり、日本の楽器は、シンプルでいいなぁのココロでした。
311の本日、テレビでは、震災時の映像や復興がどこまで進んだかを報道している。その映像やコメントで流れていることと、震災地へ行くと、ちょっと現実とはちょっと違う気がする。
まぁ、報道はどこまで行っても部外者なので、限界なんだろうと思う。
これから我々は何をするべきか?
さて、311の本日、改めて何をするべきなのかを考えてみたい。
まず、当たり前の現状を書くと、
- いまだに『戻れない地域』がある。それは危険だということと、心理的に帰れない(心配)、避難先に新しい生活ができてしまった、ということがある。
- いまだに『仮設住宅で暮らす人たちがいる』。
- いまだにフクシマという名前だけで汚染されていると思っている人が大勢いる。
- いまだに第一福島原発は、不断の努力で安全化のための工事が行われている。
- いまだに汚染水や汚染物質が山積みである。
並べてみるとわかるのは、『いまだに』という言葉だ。どういうことだろうか。まぁ、横並びにしたが、汚染物質や事故現場は、放射性物質という人間の力では如何しようも無いものだから、『いまだに』は仕方ないかもしれない。
しかし、1〜3は、単に人間の判断だけで『いまだに』なのだ。
『いまだに』は、最優先にやらなければならない事項
並べて書くと、問題点が『いまだに』だと見えた。そのうち、単なる人の思い込みの部分は、我々が自らなんとかできることではないのか。
特に、2と3は、すぐにでもなんとかできるはずだ。戦闘機一機を買うのをやめればいいだけだ。オリンピックの施設を1つ、既存のもので行い、新しいものを建てなければいいだけだ。
なぜ、必要なことを最優先にできないのか
東京でオリンピック開催と聞いて、僕はがっかりした。そんなお金と人員があるなら、福島の復興、東北の復興は1年でできるのではないのか。出場選手一人当たり1億円も使って、一体誰が幸せなんだろうか。スポーツ関係者は、人間には夢が必要だ、というが、夢以前の人たちのことは考えないのか?
目の前で困っている人がいるのに、かけっこをするのか。
まぁ、オリンピックを悪者にしても仕方がない。
提言:被災すればこれまで以上にいい暮らしができる社会はどう?
震災で暴動が起きなかったと世界で賞賛されたが、もう一歩先に行こうじゃないか。日本中(世界中)どこで災害が起きても、被災した人がそれまでよりももっといい暮らしができるくらい支援しようじゃないか。
被災したら一生楽できる社会だったら、どうだろう?
被災する人は、経済的損失だけでなく、いろいろなものを失ってしまう。取り戻せない損失ばかりだ。取り戻せないものは他人にはどうしようもないのだから、せめて、経済的な部分はみんなで支えて、取り戻せない損失の代わりを用意してあげるのはどうだろう。
被災者と話をすると、そんな気になるのだ。
物書き歴30年、ストーリー・本の書き方・キャンピングカーのことを書いてます。