アイデアがあるのに小説が書けない人へ

小説はセンスか技術かという議論は、大昔から繰り返されていますね。
脚本の場合には、センスより技術が重要だと言われています。アイデアがなければ原作を見つけて脚本にすればいいからですね

アイデアはあるけど、書けない

さて、プロの現場は上記のように、技術が重要だとされます。でも、本当はネタの方が重要ですよね。頭で考えた絵空事では、全然面白くないのですよ。

世の中には、面白い人生をして来ていたり、面白い目線を持っている人がいるものです。つまり、ネタやアイデアはある人がいるわけです。
特に若い人は面白い。でも、その面白さを表現できない人が大勢いること事実です。

今、僕は、若手の演出家を鍛えて、映画本編を作る仕事をしています。
技術は、単なる情報であり、ちょっとした経験を経ればなんとかなるのです。

ということで、今年の1月にリニューアルしたのが『実践・ストーリーの書き方・入門』です。
まぁ、誤字脱字が多いと叱られいる本ですが、そんなことを気にする人はクリエイティブな人じゃないので、本当に本が書きたい、小説が書きたいとい人にぜひ読んで欲しいのです。

結構、情報満載です。

ラジオドラマの世界

ラジオドラマに苦戦している桜風さんです、日曜の朝、いかがお過ごしでしょうか?
さて、ラジオドラマと映画の台本ですが、何が違うでしょうか?

映画の場合は、台本の書き方で予算が大幅に変わってくる。それを考慮して筋書きを考えたり、シーンの整理を行う必要がある。
例えば宇宙ステーションのシーンを書いてしまうと、大がかりなセットを作らなければならなくなりますよね。こりゃ、お金がかかる。 同じように、舞台となる場所を増やせば、それだけ費用が増えちゃう。それが映像の宿命ですね。

ラジオの可能性は無限

一方のラジオは、何を舞台にしても、いつの時代を舞台にしても、まぁ、予算は変わりません。ラジオドラマで予算に関係するのは、尺と登場人物の数とSE(サウンドエフェクト=効果音)の数だけです。あ、役者のランクによる出演費もありますね。

さて、細かいことは別にして、映画じゃないので舞台や時代を自由に考えて良いし、お化けが出てきてもCGを使う必要もないのがラジオです。

さて、そういうことを僕も頭にもう一度置いて、つまりは、すべてポメラの中で書けるのがラジオドラマですから、ちょいと、頑張ろう。


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仕組み(構造)を考えずに書く

CMのプランや番組台本を書く時に、今はほとんど何も意識せずに、せいぜい、どの順番で何を書くかという大雑把な思考で書く事が多い。

いや、何も考えずに、とにかく頭から書いてしまうことも多い。

さて、ドラマやストーリーはどうか。
けっこう頭を使ってしまうなぁ。

若手が作ってきた台本を読む時には、まるで神様が降りてきたかのように、どうすれば面白くなるのかがわかる。

しかし、自分で書くストーリーの世界は、なぜか思考停止。

ふーむ困ったなぁ。

鈴木光司さんにインタビューした時の思い出

大昔に、『リング』の鈴木光司さんにインタビューしたことがあった。
『リング』がヒットして、映画になる頃だった思う。

無我夢中で書いた時が一番

鈴木さんに
「どういう時に売れる作品が書けたのですか?」
という質問に、
「無我夢中で一気に書き上げた時ですよ」
と教えてくれた。

その時に、どんな道具で書くのか、という質問もした。

すると、ワープロ専用機『RUPO』で書いていると言っていた。
発売終了になっていたので、予備を買ってあるとも言っていた。

今は、何で書いているんだろう?

ストーリーの書き方のテンプレート化について

実用本の書き方に関してのテンプレートは、我ながらよく出来ていると思うんだ。
誰でも、シンプルに構成が作れるんだよね。

さて、ストーリーのテンプレートってできるのだろうか。
なかなか難しいなぁ。

昔から、いろいろなテンプレートがあることはあるんだけど、どうもしっくり来ない。
ふーむ、考えよう、考えよう。

三谷幸喜さん、面白いなぁ。

『ラヂオの時間』が好きなんですけど。

今、ケーブルテレビで『ギャラクシー街道』やっている。ちょっと舞台演劇っぽいなぁ。

なかなかラジオドラマが書けない

さて、困った。ラジオドラマが書けないぞ。
年を食ってしまって、軽く書こうという気がないのがよろしくないのかな。
普通のラジオ台本のように、深く考えないで楽に作ればいいんじゃないかと思うんだけど、欲が心得を支配する、ああ、ダメなのね、だめなのね。

ラジオドラマのアイデア出し

アイデアをどうやって引き出して紡ぐか、それが問題ですね。
ポメラのアウトラインプロセッサは、テキスト形式なので、その点が非常に優れているっすね。
キーボードから手を離さずにアウトラインが作れるので、思考が分断されないのがいいのです。

寝床でもポメラDM200でアイデアを記録、うん、いいね。

撮影三昧

連日、撮影ばかりしていますいね。
テレビ関連、映画関連などなど。
台本もいろいろ書いていますね。

映像の台本は、A4が1枚で1分になるように書式が決まったテンプレートを使います。
紙媒体の場合は、文字数か字詰×行数で分量を決めています。

プロの仕事は経験に基づく

上記のように、プロの仕事は分量が重要です。ギャラの根拠になったりします。
なので、例えば1分のインフォマーシャル(番組内の広告)だと、A4が1枚で書き上げます。でも、長年やっていると、ポメラで適当に書いても1分尺の台本が書けちゃいます。

でもね、本当は、フォーマットをきちんと決めて方が安全ですね。
ということで、ポメラを活用するには、最終原稿の形式を考慮して、文字数などを決める必要があるわけですね。

毎晩、役者やモデルと飲み歩く

まぁ、人生50年を過ぎちゃって、番組や映画のプロデュースが増えました。
そうなるとですね、役者やモデルさんと仕事をして、そのまま飲みに行く訳です。
でもね、ギラギラしないし、まぁ、お父さんみたいな立場なので、なんとも言えないなぁ。ドキドキしないんだよなぁ。