米朝首脳会議が開かれるかもしれない。
つまり、米朝の外交がこれまでになく仕事をしているということだ。
それで日本はどうなのか、ということが話題になるのだが、非常にバカバカしい。
現在の国会を見ても、こんな国(日本)を相手にする必要がない以上に、話し合いなどするべきレベルにないことは明白だ。
日本人は、もう相手にされない
日本の政治や外交が、ほとんどが感情論と狭い組織利益を最優先していて、国家レベルの考え方など存在しない。
つまり、現状をきちんと把握して論理的に思考することが、結果的にできない国なのだ。
論理的に思考しても、結果的には感情的にいいか悪いか、納得できるか、受け入れられるか、という非常に低いレベルでしか国が動かない。
その結果が、アジア外交では「日本は無視」ということになったと判断しなければならない。
感情優先の世論は対話相手にならない
こうなる原因は、国会・マスコミ・官僚に原点があるが、物事を好き嫌いで判断する(感情的に受け入れ可能かどうか)という日本人のマインドにあることを自覚しなければならない。
世の中には感情的に受け入れられなくてもやらなければならないことがあるという当たり前のことを再確認しなければならない。
つまり、感情に流されてまともな判断ができないという意味では、韓国も日本も同レベルだ。
むしろ、政治体制は如何なものかと思うが、北朝鮮の方が合理的判断ができている。
と書くと、頭に血がのぼるバカが多いので、バカの反論も受け付ける。
いずれにせよ、日本の発言力がゼロになったという認識が必要で、それは感情論でしか考えられない人間が原因だということを指摘しておく。
先進国というのは、論理的・合理的判断ができる国という意味
日本が先進国だと自負しているのはわかる。しかし、今現在の国会や国民の民度は、決して先進国とは言えない。感情を優先するというのが、日本の流行りで、論理的に考えるのは「冷たい」というような評価になりがちだ。
しかし、国や組織というのは、すべての人の満足を実現するサービス産業じゃない。利益の調整を行う場所だ。つまり、合理的。論理的な思考が必要になる。
しかし、官僚を見ればわかるように、自分の出世や組織を守ることには必死だが、自分たちの損になることはやらない。だが、自分たちが損になっても全体の利益になるなら、それを実行するのが合理的・論理的だということ。つまり、自分を守りたいという感情に負けて、やるべきことを蔑ろにしてしまうということが、国の中枢にまで及んでいるのだ。
残念!