夕方、放送大学で「伊勢物語」の講義があった。
物書きなんだけど、実は国語がまるっきりダメ。
古文なんて、ぜんぜん分からないのですよ。
まだ中国語の方が分かる。英語の方がもっとわかる。
でも、お勉強ですので、放送をちゃんと見ました。
ああ、なるほど、「本歌取り」というのがあって、つまり、元の和歌に対して後世に、その歌をベースにした歌を作るっていう文化なのね、日本は!
これって、意外にポイント。日本人は大きく変化するより、昔のことを織り交ぜながら進化していく文化なんだなぁ、なんて思ったのだ。
小説にも、これは必要な手順というか、テクニックかもしれない。
映画じゃ、シーンのオマージュはよくある。
ふーむ、全世界とも、そういうことが芸術の進化なのかしら?