久々に百科事典を買いました

約25年?ぶりに百科事典を買いました。

といってもぶ厚い本じゃなくて、もちろん電子版です。
【ブリタニカの国際百科事典】です。
実は、僕が物書きとしてお金をもらうようになった二十歳過ぎに、ソニーのDATA Discmanが出て、そこでEG-Wingだっけかな? つまりCD-ROMの小さなカセット版の電子書籍が出てきて、そこにブリタニカ小項目百科事典というのがラインアップ。
当時で8万円くらいじゃなかったかなぁ。つまり、電子書籍のいちばん初期で、その当時で一番高い商品だったと思う。

それをデータで吸い出して、DOSマシーンに入れて、どこでも百科事典が引けるという環境で執筆していました。

まぁ、今の時代、ネットで検索すればいいのですが、検証済みの情報として百科事典は、ちょっとだけ有用です。

実際に入れてみると、まぁ、なんだろうなぁ、検索して出てくる情報は500字くらいで、Wikiの方が断然詳しい。ただ、小説への引用には、600字くらいの方が使いやすいという印象。

優れているのは、データの比較かなぁ。全世界の人口比較とか、そういう白書的な情報がけっこう充実しているので、そこれは使える。掲載は2013年度資料ですね。
それから、世界遺産の登録数の世界比較も面白い。
多いのは、アジアでは、インド、イラン、中国ですね。日本は比較的少ない。
つまり、観光資源という意味では、日本はやっぱり狭いんだな。

などなど、物事の判断基準にするのに優れています。

まぁ、百科事典というのは、検索用の資料集というよりは読み物だと思っています。
関連事項を600字くらいで網羅しつつ、どんどん読み進めて知識をぶ厚くするツールです。

桜風さんの最新刊は「文章の書き方」ですが、その中で言葉のスケッチそ推奨しています。
スケッチの最終的な完成形は、実は百科事典なのかも知れない。

などなど、百科事典な桜風さんです。

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