ラジオ納品終了=楽しかった

ふっくんのラジオ番組を編集し終えて、放送局へ搬入したぞ。
いやぁ、今回も面白かった。バブルガム・ブラザーズさんとの思い出、エピソード、80年代の芸能界からスタートして、現在の業界へ繋がる話、さすがトップアイドルの布川さんだ。

ラジオ局への搬入手順は結構面倒だ

いわゆる地上波というか、全国ネットできる放送局への番組素材の納品には、様々なルールがある。まぁ、テレビの方が面倒でラジオはそれほどでもないんだけど、使う音楽の著作権情報をに関係する書類作りが結構煩雑なんだ。

まず、『キューシート』というのがある。これは、放送するにあたって、番組内容がどのようになっているかを伝える書類だ。これを元に放送の送出機器のセットを行ったりする。
例えば、スポンサーの提供『この番組は〜の提供です』というのが、何時何分になんという言葉で入っているか、SS(サウンドステッカー)やJINGLEが何時何分に入るか(CMの入れ方に影響する)、BGMは何時何分に何を入れるか、曲の頭は何時何分化、曲紹介は?、曲のお尻は? 最終的なナレーションのお尻はどこか、などを表にして提出するんだ。
次に、『楽曲シート』というのを作る。これは音楽の著作権関係の書類で、BGMとそのままかける曲のタイトルと歌い手(著作権者)を表にしてまとめる。使われ方で著作権料の支払い区分が変わるのだ。

実は、テレビはこの著作権利用の報告が非常に適当(だと思う)。僕が番組をたくさん作っていた10年ほど前だと、半年に一回、番組内で何という曲を使ったかを書いて出していた。
でも、ラジオは真面目だなぁ。全ての放送で使用曲の一覧『楽曲シート』を作って提出する。うん、これはいいことだ。

搬入はネット経由でOK

ラジオは柔軟になったというか、番組の素材(音声ファイル)をメールなどで放送局へ搬入できる。これは非常に助かる。テレビ番組だと、結構な手間で、搬入作業だけど1日から2日かかる。でも、ラジオは数時間で終わり。ああ、幸せ。

ラジオCMはオンライン化されているぞ

ちなみに、ラジオCMは、今は全国共通の登録システムがあって、そのメンバーに加入し、専用のWEBサイトに納品する。それを放送に載せるための手順もオンライン化していて、かなりかっこいい。
そのシステムに入るにはいくつかのユーザーランクがあって、CMを作るだけの制作会社、放送局と直接やり取りする代理店、そして放送局の3つのレベルがある。さらに、制作会社だけど代理店機能がある場合(弊社の場合)は、代理店+制作会社という上から2番目のランクに属することになる。
売り上げに応じて年会費と従量制料金がかかってくる。まぁ、弊社はほとんど売り上げがないので、一番下の料金ランクで、年間1万円+CM1本数百円だ。

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