革の鞄と猫のおしっこについてのココロだ

お気に入りの鞄がありまして、iPad Pro 12.9′ 青がぴったりの革の鞄なんですよ。あの巨大なiPadがすっきり入る鞄がなかなかないもので、御徒町でさんざん探して買ったんですね。

お気に入りのDOUBLESのショルダーバッグ。牛革製。

床の上に置いておいたら、やられました。猫のおしっこ。
これが臭い臭い。革なので染み込んじゃってどうしようもない。

ってことで、猫好き家族の我が家、猫にやられた時の心得がありまして、アメリカ製の強烈漂白剤で煮るというか、熱湯+漂白剤に浸けてもみ洗い。でも、革製品で大丈夫かしらん?

染料が流れ出ること数十リットル

革を漂白剤につけると、染料がすごいすごい。いわゆる『タン』という染料ですかね、10リットルくらい入るバケツで20回以上洗ってはすすぎ、洗ってはすすぎ。
毎回、黄土色の水が出る出る。そして、猫のおしっこの匂いもぷーん。酸素系漂白剤に入れると、猫のおしっこの匂いが噴き出してきます。
さて、そんなこんなで2時間くらいかかって、先ほど、ようやく乾いてきたのです。

上の写真と同じ色だったんですが、今は、いわゆる牛革の色。もっと濃い色です。買ったばかりの状態では、革の表面に塗料が載っているような感じで、エナメルっぽい感じなんですね。でも、漂白されてすっかりそれが落ちて、今は牛革の風合いそのもの。
あらあら、むしろ、使い込んだ感じで好きかも。
さて、ラナパー(革用オイル)を塗り込みまして、ほつれなどチェックし、おお、大丈夫。革がひび割れちゃうかと心配でしたが、革自体は漂白されても元気な感じです。ああ、良かった。

まだ半乾きだけど、革製品らしい感じが増したかな。

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