実用本の執筆が佳境なんだ。
そんでもって、平行してギリシャ哲学を勉強し直していて、「饗宴」を読んでいるんだ。
ソクラテスなどが愛の神「エロス」に関しての討論をしている話なんだけど、いろいろな神様や詩人などが出てくる。その説明が脚注になっている。
Kindleは脚注がポップアップしてくるぞ
Kindleの脚注は、タップするとポップアップウィンドウが開く。これが非常に便利だね。
自分で執筆する時も脚注が付けられる。ただし、手作業だとどうやるか分からない。でもScrivenerなどの執筆ツールは脚注に対応しているので、簡単に作れる。
さて、脚注が簡単に参照できるとなると、本文から細かい説明を排除することが出来る。これは非常にいいことだ。というのは、執筆者はいろいろな読者レベルを想定して書かないといけないから、初心者向けに丁寧に説明しようとすると、どうしても本文が重たくなる。でも、そういった説明を脚注に逃がせば、本文はシンプルでテンポが良くなる。
これは使うべきだ。
<脚注を上手く使った新しい表現も/h2>
さらに、脚注が簡単に出てくることを利用した、新しい作風ってのも考えられそう。ハイパーリンクでもいいんだけど、ハイパージャンプでページを飛ばすと、読者が何処を読んだかよく分からなくなっちゃう。ストーリーの流れ自体がめちゃくちゃになっちゃうから、それじゃ駄目だね。
それに比べると脚注を参照してもページはもとのままなので、ストーリーの流れは変えずに、様々な情報を投げかけることができる。これは面白いね。
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昨日は、友人の弁護士を呼び出して、不倫小説の内容の相談をしたんだ。
なんと4時間の大激論。
ポイントは、妻の不倫が、不倫された夫の心を壊してしまうのは、刑事罰に当たるのかどうかの刑法理論なんだ。
妻を心の底から愛している夫が、妻の不倫で心を病むというのはよく聞く話だ(夫婦が反対も同じ)。
その場合、妻が夫の心が壊れてもいい、もしくは壊してしまうことを意図していた場合に、それは傷害罪になるのか?
つまり、心を壊す行為が犯罪になるかという話の中に、不倫という行為が構成要件に該当するかどうか。
などなど、弁護士を4時間も拘束してしまったのだ、あはは。
なんて、難しい話なんだけど、それは小説の理論的背景で、ストーリーの主役じゃないんだけどね。
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昨日は、もともとの打ち合わせが一件だけあって、それも夕方からだったので、朝から書き物だけしていた。
Facebookを見ていると、友人の立川談慶さんの書き込みにちょいと感動。しかも二連発。
感想を書くと、数秒もせずにコメントが帰ってきた。
立川談慶さんに会いに行こう
打ち合わせの後の時間に、たまたま、談慶さんの高座が浦和で行われるって分かった。その後に打ち上げ兼忘年会だという。小生の自宅からは遠いので、帰りが辛いんだけど、朝から彼とはシンクロしている気がするので、こんな時には色々考えずに心の向くまま行動せよ、なのだ。
一件目も凄かった
一件目の打ち合わせは映画関連。そこで出会った人が、非常にクレバーで凄かった。しかも、小生の人脈と通ずるところもあって、今後の展開が楽しみだ。
談慶さんの高座と打ち上げもびっくり
彼の高座は、一〇年前近くから何度も見ている。
今回は数年ぶりの久しぶり。
おおおお、なんだか、次元が違うぞ。
すげえなぁ。オモシレエなぁ。
場所は浦和のお寺さん。
若い住職、あ、後で名刺交換したら副住職さんだ。
腰が低く、なんだか、良い感じ。
さて、打ち上げ。
え??? なんと有名な映画脚本家さんと同席。
談慶さんとは20年来でシナリオの師匠だそうだ。
そして副住職さんも作家先生も、早稲田。
談慶さんと小生は慶應。
あらあら。
そのほか、書けないこともあるんだけど、お宝人脈ゲットだぜ。
というように、小生の引き寄せパワーは、ほんのちょっと心が動いたら行動、これですな。
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不倫文学の中味の精査をするのに、大学のゼミの後輩である弁護士さんと昼食会議を、明日行うぞ。
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最近は絵描きのように文字を書いている気がする。
二五年前にはバリバリのライターで、今のようにWEBライターなんて職はなく、結構な高給取りの職業ライターが花盛りだった。
ネットの普及で出版不況になって、ライターは減って、僕は物書きから映像屋に転向したんだ。
全盛期は一月に45万字
もっとも多く文字を書いていた時は月に45万字も書いていた。連載が14本もあったし、書籍も書いていた。一日辺り平均1万5000字位書いていたことになるけど、実際には打ち合わせや取材もあるから、日に3万字くらい書いていたんだろうと思う。
最近は日に1万字ペース
ボケお袋の介護が大変すぎるので、なるべく家で仕事をしたくて、家で文字ばかり書いているんだけど、ポメラDM200だと6時間で1万字くらいかなぁ。頑張って1万5千字で9時間かなぁ。それ以上は集中力が切れちゃうなぁ。 iPad Pro+スマートキーボードだと9時間1万字かな。
当然のことながら、ポメラとiPadでは、執筆ジャンルが異なる。資料を多用する場合にはiPadで、小説類はポメラだ。
このブログもポメラからダイレクトに投稿している。
さて、本日も1万字目指して書くぞ。
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お袋のボケの話を書いていると、もー、本当に気が滅入る。ネタはたくさんあるのに、つらくて書けない。
気分転換に別の作品を書こう
ということで、こういう時の気分転換は、全然違う作品を書くことだぜ。そこで、不倫文学を書き進めよう。登場人物をどうしようか適当に流してきたんだけど、3万字も書いた所で、大きく方向転換。 主人公は出来の悪い弁護士。小生は法学部でけっこう真面目に勉強したので、法律にはかなり明るいし、弁護士・判事・検察官の友人もいるので、細かい所は奴らに聞こう。
ということで、3万字を頭から修正しているぞ。
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嗚呼、DM200に青空文庫の文字修飾機能を搭載して欲しいなぁ。ルビや見出しなどを付けられれば、
DM200→青空文庫形式→ePUB→Kindle出版
ほとんど母艦(パソコン)を介さずに本が書けるんだよね。
青空文庫形式を搭載するメリット
青空文庫形式での編集や表示ができると、パブリックドメインの青空文庫の編集者にもDM200が使ってもらえると、書籍執筆者にも使ってもらえると思うんだよなぁ。 そうなると、DM200が馬鹿売れするんじゃないかなぁ。
ということで、ポメラ愛に溢れるみなさん、是非ともこの記事をシェア・拡散してくださいな!
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ちょっと覚え書き。
今書いている、書かねばならぬ本。
1:ボケお袋の本
2:中華製FFヒーター取り付けマニュアル
3:不倫文学の本
そのほか、書きかけになっている本。
4:キャンピングカーの本
5:タントラの本
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ボケたお袋の話を書いているんだけど、ブログやFBに投稿してきた文章が、とても面白いのだ。
本にするつもりで書くと、どうしても文体が硬くなりがちなんだけど、FBなどは友達に読ませるつもりなので、非常に柔らかくていいのだ。
ブログ文体は文学になるぞ
ブログなどの文体は、非常に読みやすく、親しみやすい。これは、これまでにない文学になる予感だ。
2chの独特の用語や文体も、あれも優れた文学として評価されるだろうなぁ。
お袋のボケ日記みたいなものを3年間も書いてきたんだけど、FBが時系列になっているので非常に役立つな。ただ、タグ付けなどがないから、大量の投稿の中から見つけ出すのは骨が折れる。 もっと簡単に抽出できると良いなぁ。
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僕の著作でもメモの重要性はかなりのページ数を割いているんだけど、最近は『測量野帳』のスケッチブックを使っている。
表紙と裏表紙が硬い紙が使われていて下敷きなしに快適に文字が書ける。判型は縦長で薄い(5mm)。テーマによって複数冊持って歩いているけど、かさばらないのがいいぞ。
メモは手書きがいいなぁ
執筆に必要なメモ書きは、やはり手書きがいいですな。本格的にメモ帳を効果的に使い始めたのは今から5年前なんだけど、テーマ別にめくって見ていくと、自分の思考の遷移が分かるし、あるテーマを考え始めた当初の新鮮な切り口と考え尽くした後の考察を見比べてみたりするのが、執筆には非常に役に立つ。
というのも、一般書籍は研究論文ではないので、考え過ぎた考察は、一般には伝わりにくいのだ。むしろ、考え始めた当初の文章の方がいいのだ。そして、最初の見方の瑕疵さえ回避できれば、そちらの方が売れる本になるということだ。
デジタルでは駄目か?
物書きを始めて20年以上、デジタルのメモを使ってきていた。ところが、デジタルのメモというのは、結局の所、何が重要かというのが見えにくい。フォントで読む文章は、手書きよりも情報量が少ないということかもしれない。 20年間書き溜めたデジタルメモよりも、ここ5年間の手書きメモの方が、使えるネタ帳だと実感している。
ポメラとの相性もいい
手書きメモを横に置いて、ポメラで櫛比するというのが非常に効率がことが分かった。
デジタルで使うのは統合辞書くらいだ。
iPadで縦式(縦書きアプリ)も優れているが、いかんせん、文字入力が駄目すぎて書き進むスピードが遅い。ノリノリで書くには、やはりポメラしかないな。
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物書き歴30年、ストーリー・本の書き方・キャンピングカーのことを書いてます。