「自動記述テンプレート」タグアーカイブ

小説の構成はEvernoteで

小説のテンプレートを考えているんだけど、ひとまず、Evernoteのテンプレートが優秀なので、これを元にもっと充実したテンプレートでも作ってみようかと思っているんだ。

Evernoteの三幕式テンプレート

西洋のストーリーの基本は3幕式の構成なのは皆さんご存知の通り。でも、テンプレートになっているものは、あるにはあるけど、けっこう複雑だったり、トリックスターなどの登場人物のことが出てきたり、なかなかとっつき難いものがおおいっすね。
それでオススメなのがEvernoteのテンプレート。
実にシンプルで、登場人物に縛られずにストーリー構造を構築できるので楽です。

Evernoteのストーリーのテンプレート

まずは、登場人物の役割は頭に置かずに、ストーリーの構造を先に考えちゃう方がいいですよ。
そして、やるべきことは、登場人物の履歴書作り。これは、このブログでも、僕はマインドマップで作っていると書いていますが、どんな方法でもいいので、履歴書を書きながら、上記のテンプレートを埋めてゆく作業を進めるといいんじゃないかと思います。

マインドマップと脚本テンプレート

脚本のような、文体に頼らない文章(芸術?)では、文章の勢いも大切だけれども、ストーリーが構造的に正しいかどうか、時制がどうなっているか、何をどの順番に見せているか、舞台装置はどうなっていいるのか、服装はどうか、時間経過はどうなっているのか、などなど、様々な要素を作家がきちんと把握して描かなければなりません。

プロの現場でも、時制や登場人物の背景(人生に何があったか)がいい加減に描かれていることが多いのも事実です。どのくらい、脚本は難しいのです。小説の場合には『読者に想像させる』という逃げ口上で済みますが、映像の場合には、観客の想像に任せる前に、お金をかけて撮影するという事実があるのです。

マインドマップで脚本の全体像を見ながら執筆

前に書いたこのブログでも、マインドマップ(iThought)を多用していることを紹介しました。
マインドマップは複雑な構造の脚本を効率よく整理しながら書くことができます。
しかも、途中で思いついたアイデアも適当に貼り付けられるし、文章をメモとして残すことも可能です。

しかも、完成時にはマインドマップがアウトラインプロセッサ用の形式として出力でいます。
そう、マインドマップでおおよそのプロットが自動的に出来上がっちゃうんですね。
つまり、登場するシーンごとに枝葉を伸ばしていけばいいってことです。

僕の自動記述テンプレートのシナリオ版

さて、僕は職業物書きでもあるので、思いつきや勢いで脚本を書いていられないので、もっと効率よく物書きをしたいといつも研究しています。実用本に関しては『自動記述テンプレート』というのを作ってあって、これは書籍『誰でも書ける・実用本の書き方入門』で使い方を紹介しています、自慢じゃないですが、これで数十万部のベルトセラーを書いたお医者様もいます。

さて、それを脚本でやりたいなぁ、とおもっていたのですが、なんと、マインドマップでそれが実現できることが判明。実は、元の自動記述テンプレートはExcelかNumbersで作られたテンプレートです。ところがテキストベースの自動記述式だと、どうもシナリオのような立体的な文章の構造には適していなかったのでにのあしをふんでいたんです。

ところがどっこうしょ! マインドマップを使えば、シナリオのベースになる詳細なシノプシス(あらすじ)を簡単に書けることがわかりました。
ということで、近いうちにマインドマップ版のシナリオ自動記述テンプレートを作って公開したいと思います。

台本が進まないのでScrivenerで書いてみよう

難産の映画台本が進まないので、執筆ツールを変えてみよう。
今回は複雑な多数の人間が出る映画なので、人物辞典みたいなものを作っておかないと誰がなにをしているのか、作家側でも混乱を極めんだ。しかも、そこに役者が先に決まって来るので、ある程度は当て書きをしないといけない。作家としては最上級の面倒くさい仕事なんだ。

Scrivenerは、こういった作品に最適だ

このブログでもScrivenerの素晴らしさは何度も取り上げている。特にパソコン版のScrivenerだと、登場人物の一覧を表示したまま執筆することができるので、非常に効率が良くなるんだ。さらに、登場人物の写真なども入れておけるので、イメージを組み立てるのにも役立つんだ。

その他、ロケ場所の資料、歴史資料などもファイルリングすることができる。

もちろんアウトライン編集は大得意

Scrivenerは、柔軟なアウトライン編集機能が搭載されているのが特徴なんだけど、まぁ、ポメラのDM200などのテキストベースのアウトラインプロセッサに比べると機能が多すぎてマスターするのが難しいのだ。

台本では、シーンの入れ替えが非常に重要になる。さらに、1つのシチュエーション(シーン)を割って、その間に別のシーンを割り込ませる『カットバック』もよく行われる。
普通の執筆ツールだと、カットバックさせながら書き進める事が多いのだが、Scrivenerなら1つのシチュエーション(シーン)を書き上げてから、途中を分割するのが非常に簡単で、そこに別のシーンを割り込ませるのもドラッグ&ドロップでできる。思考を分断されないので勢いのあるシーンが書けるのだ。

さて、台本を書き進めるために

Scrivenerを効率よく使うためには、人物表を作って、さらにシノプシス(あらすじ・プロット)を作る。それが設計図になって、台本を書いていくことになるんだ。

ということで、今書いているテキストベースの台本をScrivenerに落とし込む作業が必要になる。

さて、落とし込みを始めよう!

カーマスートラの翻訳と書籍構成

今、カーマスートラの翻訳と、その解説を書いています。
通常の実用本の場合には構成(目次)を先に書きますが、翻訳本の場合には構成が出来ているので、いきなり本文を書いても大丈夫ですね。

初めての書籍執筆は、古典の翻訳・解説本がいいかも

もし勉強がお好きでしたら、初めて書籍を書くなら、著作権フリーになっている古典を読み込んで解説するのが面白いのではないかと思いました。
ぼくも翻訳して解説するのは初めてです。まぁ、学生の時に原書購読をかなりやったので、それに近いですね。

つまり、大学レベルの読解力があれば専門書の解説本が面白いのではないかと思います。
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タントラとカーマスートラの研究本を書いている。

いろいろ出さなければならに原稿は溜まってしまったんだけど、取り敢えず、インド哲学の入門として「タントラとカーマスートラの入門書」を書こうかなぁ、となっています。

英文からの翻訳がメイン

本当は、どちらもサンスクリット語から翻訳するべきなんですが、それだと出すのに爺さんになってしまいそうなので、英語版を翻訳して、さらに、それをウパニシャッドやバガヴァッド・ギーター 、ヨーガ・スートラとすり合わせながらの解説本を書きます。

英語版の翻訳に役に立っているのが、実はKindleです。
英語の本を読むのに、Kindle端末が非常に活躍中ですよ。

Kindleには翻訳機能が搭載されているんだ

Kindle端末とiPhoneなどのKindleアプリには、辞書だけでなく機械翻訳機能が搭載されているんですよ、ご存知でしたか?
エリアを選択して「翻訳」を選ぶだけです。英語からでもフランス語からでも日本語に翻訳されます。もちろん、機械翻訳なのでびっくり日本語になる事が多いのですが、それでも大活躍します。もちろん、英和辞書もちゃんとしているので、文法や単語の用法を確認しながら最適な訳を考えられます。

端末2台並べて対訳の作成

カーマスートラの英語版は、非常にたくさん出版されています。おそらく、元の翻訳の版権が切れて、各社や個人が翻訳本を出しているんだろうなぁ。
代表的な日本語版(日本語訳版)は、大葉政史氏の翻訳版です。僕はこれをテキストにしています。
そして、もう1冊、解説書としての中野美代子さんの本があります。

こちらの中野さんの本も若い時に買って蔵書していると思うんだけど、見当たらないなぁ。

いずれにせよ、日本語訳は、ちょっと曖昧な部分が多いので、英語版との対訳を作りながらまとめている最中です。
その的に役立つのが、Kindle端末の2台並べ。
まず、日本語訳を読んで流れを頭に入れつつ、英語版でどう表現されているかチェックします。
すると、かなり誤訳があるんですね。日本語版の体位解説には物理的に無理な表現があって、英語を読むとなる程という部分が多い。
もっとも誤訳が出やすいのが、男性名詞・女性名詞(サンスクリット語には明確な違いがある)で、英語版でもそれを意識した表現があります。でも日本語版になると男性女性の区別が曖昧になってしまい、ここが誤訳の原因になっているようです。

専門家と一緒にかんばります

さて、20歳くらいにカーマスートラの翻訳本を買って早くも30年。
かなりの研鑽を積んで、カーマスートラの1つ1つの技術の意味がやっと分かってきたので、ここでエロ系映像業界・作家仲間などとの意見聴取も行いつつ、ライフワーク的に書きますよ!

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自動記述テンプレートとポメラ

ポメラで執筆するのが一番いいのですが、書籍の構成を考えるのは自動記述テンプレートでないとできません。そこで連携を考えなければならないのですが、なかなか難しいなぁ。

ただ、『3日間で書ける・実用本の書き方』で紹介している、5章5節5項の分け方についてはポメラのアウトラインでも可能です。ですから、ポメラに5章5節5項のテンプレートを入れておくのが、とりあえずに善後策ですね。

ミニ本テンプレート(Word)を使おう

このブログのテンプレートのページに「ミニ本用テンプレート」があります。これをポメラに入れておくと、便利だと思います。

このテンプレートはWord用で、書けば目次も自動生成されます。でも、ポメラではその部分は必要ないので、本文部分の第1章〜終わりまでをコピーして使うといいでしょう。

書籍執筆テンプレート(ポメラ用)は、こんな感じ

その部分だけ、ここにも貼っておきます。これをコピペしてもいいっすよ!

#はじめに
(400字程度で最後に日付と著者名)
#第1章「(大見出し)         」
(序文 200字程度)
##見出し1
(400〜800字)
##見出し2
(400〜800字)
##見出し3
(400〜800字)
##見出し4
(400〜800字)
##見出し5
(400〜800字)
#第2章「(大見出し)         」
(序文 200字程度)
##見出し1
(400〜800字)
##見出し2
(400〜800字)
##見出し3
(400〜800字)
##見出し4
(400〜800字)
##見出し5
(400〜800字)
#第3章「(大見出し)         」
(序文 200字程度)
##見出し1
(400〜800字)
##見出し2
(400〜800字)
##見出し3
(400〜800字)
##見出し4
(400〜800字)
##見出し5
(400〜800字)
##第4章「(大見出し)         」
(序文 200字程度)
##見出し1
(400〜800字)
##見出し2
(400〜800字)
##見出し3
(400〜800字)
##見出し4
(400〜800字)
##見出し5
(400〜800字)
#第5章「(大見出し)         」
(序文 200字程度)
##見出し1
(400〜800字)
##見出し2
(400〜800字)
##見出し3
(400〜800字)
##見出し4
(400〜800字)
##見出し5
(400〜800字)
#あとがき
(感想や謝辞など400字程度)
#著者プロフィール
(200字程度)
#奥付
##書名
(URL)http://nabex.jp/
##発行日 2013年7月22日 発行(Ver.001.0)
##著 者
##発行人
##発行所 〜〜出版
 (住所)
##電 話
##著作権 (C)2013 Harukaze Suzushi

 

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