「布川敏和」タグアーカイブ

朗読コンテンツを作ろうかなぁ

ラジオの放送作家は、やっていて非常に楽しい。これまでの仕事の中ではもっとも充実した作品を作り出せている。
ふっくんこと布川敏和ちゃん(うふふ)とは長いおつきあいで、同い年。一緒にラジオ出演しているんだけど、声で色々表現することは非常に面白いんだ。

オーディオブックを作るかな

さて、そんな声のお仕事だけど、これまでCMなどのナレーションやアニメの吹き替えなど、色々やってきている。でも、今までやっていないのが朗読。
実は、僕は朗読が非常に苦手だ。それほど酷くないけど本が読めない発達障害があるんだと思う。
台本がない声の仕事は、自分でも天才だと思うくらいに自由自在に言葉を操ることができるのに、目の前に文章があると全然ダメ。

でも、やってみるか。何事も練習次第だ。
問題は、僕の声だ。そもそもアニメ声なので朗読に向かない。声の質の方が目立ってしまって、文章の良し悪しを食ってしまう傾向が強い。これも自分で修正しながら自分を鍛えるしかない。

『小説:酒を飲む酒』を朗読してみようかな

そこで、自分の著作からスタートしてみようと思う。他人の文体だと、なかなか難しいし、勝手に変えるわけにもいかないからだ。自分の著作であれば、元の文章を音として聞いた場合に伝わりにくい部分(例えば漢字を見て想像できる表現)を別の言い回しに自由に変えられる。
機材は当然のことながら全て揃っている。BGMも効果音も大丈夫。いつでもどこでも録音可能なので、暇なときに制作することができる。ただし、結構声を張るので、他人のいる場所では難しい。キャンピングカーの中が最適だろうなぁ。

さて、頑張ってみますか。

本日はラジオ編集デー

ふっくんのラジオ番組の編集をしていた一日。
そのほかには、某大学のPR漫画の解説ページを執筆。
編集は、娘をミキシング技師に鍛えるべく、一緒に編集して技を見せたんだ。

コンプレッサーの設定がポイント

ラジオ番組は、ちゃんとした放送局のスタジオで録れば簡単なんだけど、普通の部屋で録音なので、後処理が結構大変なんですな。でも、それは映画の録音と同じなので、僕としてはいつものMA作業と変わらないのです。
そう言った悪条件で録音された素材を綺麗にするわけですが、ポイントはボリュームの上がり下がりを自動的に補正する技術にあります。コンプレッサーというエフェクトをうまく使うと、ほとんど自動的に音が聴きやすくなっちゃう。

先ほどまでオンエアしてたんだ

そして、その番組ですが、毎週水曜日の夜9時からの放送で、先ほどまでやっていました。それを聴きながら、自分の番組構成、進行、音質などをチェック。
非常に素晴らしい。話芸とも言えるふっくんと僕の掛け合い!(自画自賛)。石ノ森章太郎さんの息子の小野寺丈くんがゲストに来てくれて、ふっくんと僕と丈くん3人がおっさん同い年で、3人のトークが何の打ち合わせもしていないの息がぴったり。
いやぁ、楽しかった。

来週は、さらに面白い!

来週は、この記事の写真に出ている名取寛人くん。この人がすごい! スタジオが騒然となる、えええええ、そうなノォ!
というのは、また来週の放送、本日はこれを編集していたんだ。
いひひ、番組はどんどんパワーアップ中、楽しくて仕方がないのです。