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タントラの英語翻訳に苦労しています

英語でWEB広告を出すと、アクセスが15倍で費用は10分の1。
ということで、電子書籍を英語で出版することにしました。

Google翻訳が非常にいい!

翻訳にはGoogle翻訳を使っています。
iPad Pro 12.8″にScrivenerとGoogle翻訳アプリをマルチ画面にして翻訳するのが楽ですね。

英語翻訳から日本語版の修正も

英語に翻訳するときに、文字校正と推敲ができます。
これも個人で出版するときにいいんじゃないかと思います。
つまり、翻訳アプリが編集者の代わりですね。

売り上げも15倍になるのか?

さて、電子書籍の売り上げも15倍になってくれると、他の仕事をしなくても済むんですけどねぇ。ただ、米国やヨーロッパは良いとして、インドや東南アジアも含まれるので、すると通貨レートの問題が出てくるなぁ。そのまま15倍ということはないかもしれませんね。

日本語3万文字の3章立ての2章まで翻訳が終わりました。
もうちょっとですね。
頑張ります。

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カーマ・スートラのテキスト変更

これまでカーマ・スートラの新たな解説本を書くために、バートン版の英語訳の『kama sutra』と、おそらくその日本語訳と思われる大場政史氏の『カーマ・スートラ』をベースにしてきました。
ところが、数多くの誤解や誤訳にぶつかったので、テキストを増やしました。

『完訳 カーマ・スートラ』岩本裕訳・中野美代子解説(平凡社)が優れていた

今更ですが、平凡社の『完訳 カーマ・スートラ』を購入して(再購入かな)、先程、電子化してiPadとiPhoneに入れましたよ。
というか、パラパラ読んだだけでも、かなりの優れた翻訳と解説ですね。
あ〜、僕が解説しなおさなくてもいいかもしれない。と思うくらいによく出来ています。

しかも、この本は、元のサンスクリット語であった詩篇の翻訳も掲載されている。そう、詩篇である事が非常に重要なんです、古代インドの書物は。

バートン版が、とにかく誤解や誤訳が増えてしまう大きな理由は、英語にあります。英語には女性名詞男性名詞の区別がないので、日本語と同様に主語を間違えやすい。というのは、サンスクリット語というのが、日本語の構造にちょっと似ていて、主語が不確定なんです。そこで、女性男性名詞を見分けて、主語を推測します。日本語が敬語を利用するのに似ています。

でも、バートンはたぶん、その能力が足りていなかったんだなぁ。

僕の翻訳と岩本翻訳は99%一致


さて、ここ一週間ほどカーマ・スートラの翻訳に没頭してきましたが、前述のようにバートン版(英語)がベースで、かなり苦労しました。なので「意訳する」という体裁で書き進めてきました。

岩本版と僕の意訳を比べてみるとどうでしょうか。
うんうん、ほとんど一致。よかった!
ただ、岩本版の日本語名称(半球の体位など)は、かなり素晴らしいなぁ。ただし、元のサンスクリット語の固有名詞をカタカナにしている部分などは、日本語で読むと呪文的になってしまっていて、分かりにくい部分もあります。翻訳本なので、これは仕方ないですね。

いずれにせよ、非常に完成度が高い翻訳本です。元はフランス語版のカーマ・スートラだそうです。

僕は、カーマ・スートラを翻訳本ではなく、実用本として使えるように編纂し直します。
また、後続の「タントラ」や「理趣経」「秘密集会タントラ」とも比較しながら、カーマ・スートラから発展した哲学や思想・宗教で新たに発見されたであろうことも織り込みたいと思っています。

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タントラとカーマスートラの研究本を書いている。

いろいろ出さなければならに原稿は溜まってしまったんだけど、取り敢えず、インド哲学の入門として「タントラとカーマスートラの入門書」を書こうかなぁ、となっています。

英文からの翻訳がメイン

本当は、どちらもサンスクリット語から翻訳するべきなんですが、それだと出すのに爺さんになってしまいそうなので、英語版を翻訳して、さらに、それをウパニシャッドやバガヴァッド・ギーター 、ヨーガ・スートラとすり合わせながらの解説本を書きます。

英語版の翻訳に役に立っているのが、実はKindleです。
英語の本を読むのに、Kindle端末が非常に活躍中ですよ。

Kindleには翻訳機能が搭載されているんだ

Kindle端末とiPhoneなどのKindleアプリには、辞書だけでなく機械翻訳機能が搭載されているんですよ、ご存知でしたか?
エリアを選択して「翻訳」を選ぶだけです。英語からでもフランス語からでも日本語に翻訳されます。もちろん、機械翻訳なのでびっくり日本語になる事が多いのですが、それでも大活躍します。もちろん、英和辞書もちゃんとしているので、文法や単語の用法を確認しながら最適な訳を考えられます。

端末2台並べて対訳の作成

カーマスートラの英語版は、非常にたくさん出版されています。おそらく、元の翻訳の版権が切れて、各社や個人が翻訳本を出しているんだろうなぁ。
代表的な日本語版(日本語訳版)は、大葉政史氏の翻訳版です。僕はこれをテキストにしています。
そして、もう1冊、解説書としての中野美代子さんの本があります。

こちらの中野さんの本も若い時に買って蔵書していると思うんだけど、見当たらないなぁ。

いずれにせよ、日本語訳は、ちょっと曖昧な部分が多いので、英語版との対訳を作りながらまとめている最中です。
その的に役立つのが、Kindle端末の2台並べ。
まず、日本語訳を読んで流れを頭に入れつつ、英語版でどう表現されているかチェックします。
すると、かなり誤訳があるんですね。日本語版の体位解説には物理的に無理な表現があって、英語を読むとなる程という部分が多い。
もっとも誤訳が出やすいのが、男性名詞・女性名詞(サンスクリット語には明確な違いがある)で、英語版でもそれを意識した表現があります。でも日本語版になると男性女性の区別が曖昧になってしまい、ここが誤訳の原因になっているようです。

専門家と一緒にかんばります

さて、20歳くらいにカーマスートラの翻訳本を買って早くも30年。
かなりの研鑽を積んで、カーマスートラの1つ1つの技術の意味がやっと分かってきたので、ここでエロ系映像業界・作家仲間などとの意見聴取も行いつつ、ライフワーク的に書きますよ!

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