いつでもどこでもメモ魔です。
温泉の中でも書いてます。
メモ帳はコクヨの測量野帳の耐水版。水の中で書けるのだ。ペンはトンボのAir Press。
いつでもどこでもメモ魔です。
温泉の中でも書いてます。
メモ帳はコクヨの測量野帳の耐水版。水の中で書けるのだ。ペンはトンボのAir Press。
このところ、紙のメモ帳とポメラの組み合わせで執筆活動をしています。
まだまだ効率が上がるんじゃないかと、やり方を再点検しています。
子供は落書きが大好きです。あれが子供の想像力や様々な表現能力、理解力を高めていると考えられています。
そこで、ぼくも落書きを楽しんじゃおうということで、落書きの研究を始めました。
メモ帳の使い方の工夫からスタートします。
落書きをして気づくのが、ほんの30分前に「これは面白ぇ」と思って書いたものが、あとで全然解読できません。あはは、ダメだこりゃ。もっときれいに書かないとダメなのですが、ところが綺麗に書いちゃうとアイデアが阻害されちゃう。
ということで、落書きは書いた直後に清書が必要だとわかりました。
そこで、落書帳の使い方の工夫をします。
メモ帳の使い方は、左ページにだけ落書きを書きます。
右ページは使わずに空けておきます。
そう、わかりますよね。後で右ページに清書やまとめを書き込みます。
これをやり始めると、けっこう楽しいです。
落書きは、別人に感じます。でも、自分ですよね。
落書きを一生懸命に判別していると、何か天才と対話してみるみたいで面白いです。
ぜひぜひ、お試しあれ。
執筆では、取材や勉強が欠かせません。
特に、考えをどうまとめるのかが重要ですよね。
『実践・ストーリーの書き方』では、メモをどうするかを紹介しています。タグの印を付けるとか、ページの一部を切り取って素早く開くというノウハウを解説しています。
さて、メモは皆さん、ご自分のやり方があると思います。ノートはどうでしょうか? 僕は長年、ノートパソコンやタブレットを使っていたので、思考をまとめるノートはそういったデジタルデバイスでした。でも、なんだかうまくいかないというか、効率が今ひとつだったのです。 そこで、去年から紙のノートを使い始めました。ノートをメインに使うというのは学生の頃以来ですね。
本を読むのに電子書籍より紙の本がいいというのは、よくある話です。でも、メモはデジタルがいいと言われます。考えをまとめるにはどうでしょうか? 僕は、目次立てと執筆はデジタルです。そう、執筆はポメラですね。
考えをまとめるにはどうでしょうか? 前述のようにノートを使い始めると、やはり紙のノートは素晴らしい。
昔と違うのは、まず、消せるボールペンがあるということと、写真をノートに貼ることが簡単になったことかな。え、写真ですか。ええ、チェキです。も少し具体的に言えば、スマホで写真を撮ります。それをチェキのフィルムに出力する機材を使っています。
タカラトミーのSORAという5000円弱の製品を使っています。簡単に言うと、スマホの画面を撮影する暗箱かな。レンズが付いているのでカメラなんですけど、本体の上にスマホを置いて、その画面をレンズで撮影するというもの。電池も使いません。おもちゃのカメラみたいです。 でも、これがかなり高画質。すごくいいです。
チェキフィルムにデジタルで印刷するプリンターもあるのですが、あれは画質の自動修正があるらしく、写真がそのまま印刷されないことがあるみたい(未確認)。でも、この原始的な暗箱は、画面に映っているそのままが写真になります。
この簡単なプリンター(いや暗箱)の良いところは、簡単に焼き増し(死語かな)ができることです。つまり、取材ノート(雑記帳)に貼ってある写真と同じものをまとめノートにも貼れます。1枚しかない写真だと、何処に貼っておいたっけ?となりますが、もとがデジカメですから、何枚でも同じものが簡単に作れるわけです。写真だけじゃありません。スマホの画面がチェキになるので、何でもいいんです。まぁ、細かい文字は読めませんが、図版なども大丈夫。チェキフィルムは、安いもので20枚1200円くらいです。
さて、ノートはB5サイズを使っています。メモ書きは、もっと小さなメモにまとめています(実録・ストーリーの書き方を参照)。さらに雑記帳も使っています。これは取材相手やイラスト屋さんなどとのコミュニケーション用です。落書き帳ですね。
そして、まとめノートを使っています。これは、情報収集用のメモ帳から、考えを1つのまとめるのに使います。どういうことかというと、情報収集というのは、ある時はインド哲学、ある時は政治ネタ、ある時はお袋のボケ日記というように、内容がばらばらです。これだと執筆時に情報を再構成しながら書かなければならなくなります。 これが駄目なんだな。文章を書き終わってから、後で別の情報が出てきて書き直しなんてことがよくあります。
そうならないように、まずはまとめノートを作る必要があるのです。駄目なのは、取材しながら書いてしまうこと。まぁ、ドキュメンタリーなら、その勘違いやブレも面白いのでいいのですが、研究したものを本にする場合には、ちょっと致命的な欠陥になってしまうことがあります。
自分が書いたメモを見ると、まず、そのメモを書いた時のことを思い出します。これはこれでいいのですが、思い込みや勘違いもそのままになってしまいます。ところが、その情報を書き写すと、客観的に読み直すことになるので、情報が整理されます。 これも本を書く上でプラスの作用を及ぼします。
ということで、皆さんもおまとめノート、作ってみませんか?