海外でポメラっぽいのが出たけど

海外で、ちゃんとしたキーボードが付いた文書入力専用マシンが出るみたい。
日本語も使えて、Dropboxなどでファイル共有ができるらしいぞ。

ファイル共有は魅力的だなぁ。でも、縦書きができない日本語入力は、僕はいらないんだ。
それからアウトラインプロセッサがないのもダメ。
辞書がないのもダメ。

ポメラよ、せめてDropbox共有か、メール添付を搭載してくれ

ポメラが最強なのは揺るがないと思う。でもなぁ、ファイル共有は魅力的だなぁ。バッテリーの問題はあるんだろうけど、DM200なら十分な電力が確保できているんだから、ファイル共有は搭載してほしいなぁ。

Googleメモに流せるなんてのは、いらないんだ。
そんなものより、メールにファイル添付してほしい。これはプログラム的には非常に簡単なんだから、ファイル共有じゃなくて、メール添付をファームウェアのバージョンアップで対応してほしい。

ポメラでラジオドラマを書く

ただいま、エフエム福島で、毎週水曜21時から「芳本美代子の光リアル道(ひかりあるみち)」という1時間番組を担当しているんだ。 台本を書いて、ディレクションして、編集して、放送局に納品というのを毎週やっている。

つまり、レギュラー番組のディレクター兼放送作家をやっているのですね。
そこで、僕が構成を自由に作れるってことなので、この番組の中にラジオドラマのコーナーを作りたいんだ。
この構想について、スポンサー兼プロデューサーからOKをもらっているし、出演の芳本美代子さんも、その所属プロダクションもOKなのだ。というか、芳本さんの事務所は、向こうから「ぜひやらせてください」と前のめりなくらい。

そんなラジオ番組なのだが、ラジオドラマを作る前に、まず、通常のコーナーの構成台本について、ちょいと書いておこう。

ポメラで構成台本を書く

さて、ラジオの構成台本というのは、いわゆる映画やドラマの台本とは違って、誰が何を話すか、ということだけで構成されているんだ。また、そのしゃべりに必要な資料が差し込んであることもある。 この構成台本は、基本的にはWordで書いている。表組みになっていて、台詞の分量で放送時間がわかるようになっているんだ。

さてはて、まずこれをポメラで書きたいと思っているんだ。
必要なのは、
1:誰が何をしゃべるか
2:JINGLEなどのサウンドステッカーを入れる指定
3:放送尺(コーナーごとの時間)
4:挿入する音楽の情報
という感じ。

また、台本を印刷した時に、各出演者や僕がメモ書きをするんだけど、そのメモを書けるスペースも重要。
つまり、表組みになっていることがベターだ。
さらに、1枚何分なんていう目安にもなっているので、1枚に入る文字数も重要だ。

ひとまず、文字要素だけポメラか?

ポメラで文書を書くのは非常に楽でストレスがない。なので、台本をポメラで書ければ、非常に楽になるんだ。
もちろん、文字だけポメラで書いて、その後、パソコンで定型フォームに流し込むのがベターなのは分かっている。

でもなぁ、もっとスマートにやりたいよなぁ。
つまり、ポメラで書いた原稿が、そのまま構成台本になって、出演者も放送局にも渡せるといいんだよなぁ。
もちろん、こう書かなくちゃイケないということはないんだけど、とりあえずは定型フォームがあるから、それを使うのがみんな安心なんだよね。

ということだから、ポメラで文字を書いてフォームに流すかなぁ。
問題は、時間の欄、名前の欄、台詞の欄が全部別なので、一発では流し込めないんだよね。
難しいなぁ。
ひとまず、研究することにしよう。

ラジオドラマの台本をポメラで書く

さて、本題はラジオドラマの台本をポメラで書きたいということ。
台本形式のフォーマットがポメラには入っていないので、ひとまず、普通に書くしかないな。
そんでもって、普通に書いた原稿を台本形式に自動変換してくれるアプリがあるので、それで印刷すれば大丈夫。

台本形式ってのは、
1:名前「台詞」の時は行頭から
2:名前「」がない時には3文字下げる
3:基本的には縦書きで、200字詰め原稿用紙に書く。すると原稿用紙1枚が30秒になる。

というのが日本の台本形式。なので、台本形式にする場合には、字下げはアプリが自動的に行うので、執筆者は字下げをしないで書くんだ。

ということで、構成台本は難しいんだけど、ドラマ台本はなんとかなりそうな、ポメラ、嗚呼、ポメラ愛が止まらない。


にほんブログ村 小説ブログ 小説家志望へ

ポメラDM200とDropboxの連携方法を発見、これは便利

ポメラの文書をパソコンに送る方法はいくつかあると思います。
僕が使っているのは、DM200の「アップロード」の活用です。
この「アップロード」は、GoogleのGmailへのメール送信機能です。つまり、編集している文書を「題名=ファイル名」、「メール本文=文書」として任意のアドレスへメール送信します。

Dropboxへファイル保存はSendToDropboxサイトを活用

さて、Gmailで文書を送信するのはいいのですが、結局はメール本文として保存されるだけなので、ちょっと使いにくいのです。

そこで見つけたのが「SendToDropbox」 というサイトです。このサイトは無料です。ここで取得したメールアドレスへメールを出すと、Dropboxにファイルとして保存してくれます。

つまり、このサイトと自分のDropbox(のアカウント)を連携すると、専用メールアドレスを作ってくれます。そのメールアドレスへDM200からメール送信(アップロード機能)すると、自分のDropboxの中のsendtodropboxというフォルダにファイルとして保存されます。

ただし、通常設定は、メールの添付ファイルがDropboxに保存されます。ですから、このままではDM200の文書は保存されません。

そこで、SendtoDropboxの設定を変更します。メール本文を保存するように変えるのです。

これで、Dropboxにファイル保存できます。

でもね、文書の長さはメール本文の長さ規定に従うので、何万字ってのはダメっぽいっす。
それから、ファイル名は毎度毎度「Body.txt」になります。上書きされないように、上の画像のようにIndex the fileにチェックボックします。

iPad Pro(最新iOS)とScrivenerの相性がいい

執筆環境は日々変化を求められますね。
まぁ、ポメラDM200で書くのがベターなのですが、Kindleなどで自分で出版する場合には、最終的な仕上げを自分でやらなくちゃいけないので、そうなるとポメラだけでは不十分です。

iPad ProとScrivenerがベターな環境

執筆の定番ツールとしてはScrivenerがありますね。もう、何年使っているかなぁ。Scrivenerも進化が続いています。Mac版もiOS版もメニュー類がすべて日本語表示になり、非常に使いやすくなってきています。

iOSが進化しています。特にiPadではパソコン並みに便利になったと思います。ネットを見ながら執筆することが、マルチ画面の実装で実現しています。

そして、日本語入力もiOS12でかなり軽くなったような気がします。これまでは、キー入力を拾いこぼして脱字が連発しちゃっていましたが、iOSで予測変換なしにすると、もう、パソコンと変わらない変換スピードになります。

Scrivenerで画像配置が楽

挿絵や図版を多用するのが今風の執筆スタイルです。ただ、電子書籍の場合には複雑なレイアウト(デザイン)はできないので、ただ、画像を貼るだけになりますよね。でも、それは一人出版には有利です。デザインにはお金がかかるからです。

そういう意味では、iPad上のScrivenerは使いやすくて便利です。
iPadのScrivenerでは、画像挿入が『写真』ライブラリからダイレクトに行えます。Macだと、『写真』アプリから一度フォルダに移してからファイルとしてScrivenerに入れるという面倒な作業を強いられます。

ただ、貼り付けた写真の管理のことを考えると、使った画像をフォルダに集めておく方が、後々の再出版や書き直し、関連書籍の執筆では楽になります。

でも、Scrivenerは、画像を管理することもできるので、そこは工夫次第かな。つまり、Scrivenerのプロジェクトで、バインダーに使った画像を入れておるフォルダーを作れば、次回作では、そのフォルダーを継承すればいいからです。

ポメラか、iPad+Scrivenerか

文字入力の手軽さではポメラが本当に優れているのですが、必要な機能が全部入っているDM200の唯一の欠点が起動の遅さ。まぁ、我慢できるのですが、スマホなどに慣れているので、真っ黒画面で待たされるのが結構なストレスです。

その点、iPadは起動が素早くて、即執筆に適しています。iOSのバージョンアップでかなり日本語入力のストレスが減ってきているので、ふーむ、DM200が出てくる機会が減っちゃったなぁ。

ポイントは、どこまでScrivenerを使いこなすか。
日常のメモもScrivenerに任せられるようになると、全面的にiPad+Scrivenerが仕事メインになりそうです。

先程、ラジオ番組(福島FM)の台本を書いていたのですが、iPad+WORDでした。でも、どうかなぁ、BBC放送のラジオ台本形式ってのがScrivenerに入っているので、それで日本のラジオ台本を書けば、かなり作業的に速くなるかなぁ。

Screvnerに日本語台本形式が載る?

Scrivenerに日本の台本形式が搭載されると、圧倒的にScrivenerが有利になります。だれか、やってくれないかなぁ。Scrivenerのマクロというか、テンプレートを改造するとできるはずなんですよね。

軽キャンピングカー用の石油ヒーター購入

キャンピングカー用に温風ヒーターがあります。
灯油かガソリンを使って部屋を暖めるヒーターです。

ヒーターがあるといいなぁ

冬場、エンジンで室内を温めても良いのですが、アイドリングストップはもはや常識なので、一晩中アイドリングするというのはダメなんですね。

というよりも、実はエンジンで室内を温めるとエンジンの振動が結構気になってぐっすり眠れないというのが本音です。

ということで灯油のヒーターを購入したんだ。

中華製・灯油FFヒーターを購入

キャンピングカー用のFFヒーターの定番は、バベスト社のバベストヒーターです。取り付け工賃を含めて20万円弱くらいかなぁ。本体が15万円くらいで、取り付けに5万円くらいです。非常にお高いFFヒーターです。ただ、高地(山の上)のような空気が薄い場所でも安定して動作するのが魅力です。燃費は1時間で0.27Lくらい。

さて、これを買うのはちょっと勇気がいるので躊躇して4シーズン目に入ろうとしています。そんでもって、中国の買い物サイトをみると、格安のFFヒーターがあるじゃないですか!

本体価格+送料で23000円くらい。びっくり!
バベストヒーターとそっくりです。まぁ、いろいろ問題もあるのでしょうけど、取り敢えず買ってみました。

さて、どんな物が届くか楽しみです。

iPad Pro 12.8″ & スマートキーボード不具合の解消?

先日、交換済みのスマートキーボードの不具合を接点復活剤でなんとかならないかとやってみました。

今のところは大丈夫

接点復活剤は、接点部分の酸化などによる接触不良を改善するスプレータイプの薬剤です。

これを使ってみると、今のところ、非常に快適です。認識不良がほぼ無くなり、電源音も出ません。

ハッピー!

iPad Pro 12.8″のスマートキーボード不具合について

去年だっかたな、iPad Pro 12.8″のスマートキーボードがうまく認識しないということで、正規プロバイダーで無償交換してもらったんだかけど、結局、同じ症状がでているんだ。

つまり、何もしていないのに電源を刺した時の音が「ポン」と鳴って、キーボードが認識されていない状態になるんだ。

つまりは接点不良なんだけど、構造の問題なんだろうね。3つの針状の接点なんだけど、そりゃ、摩耗するよね。

接点復活剤を使ってみる

修理交換に出しても意味がないだろうから、ひとまず接点復活剤を吹きかけて様子を見ているぞ。

ラジオ番組納品したよ

昨日、福島エフエムの『芳本美代子の光リアル道(ひかりあるみち)』9月12日放送分の納品が無事に終了。

しかし、納品がネットでできるんだから便利だなぁ。

9月19日分も編集が終わっているんだけど、もうちょっと音の飾りを入れようかなぁ。

本日は労働基準監督署に呼ばれている(倒産した会社での、僕の勤務実態の調査)のと、夕方は映画館CMのコンテ案のためにイラストレーターとCG合成の検討会。

シナリオと小説と

シナリオと小説は似て非なるもの。
今、有名俳優さん多数出演の映画の編集をしているのですが、元のシナリオが不完全なまま撮影してしまったんですね。
なので、編集時に粗が出てくるのです。
4人の人物が並行しているんだけど、どうしても一人だけ別ストーリーになっちゃっている。

そこで、編集でいろいろ工夫して、その一人を他に絡める工夫をしています。

シナリオ作家とは

シナリオの勉強をすると、まず第一に、後で解決されないシーンを作らないこと、というのを習います。つまり、映画はすべてお金で出来ているので、無駄なシーンを作らないというのが当たり前なんです。
もちろん、無駄なシーンに見せていて、後で大どんでん返しというのは、これはむしろ推奨されます。
でも、今回のようにオムニバス的にできているのに、他と連動していないストーリーの流れというのは、結局はただのシーンの寄せ集めであって、結末がボヤけて何が言いたいかが、つまり、結末のインパクトが薄れちゃうんですね。

シーンの入れ替えを多用

シナリオがボケているので、編集時にシーンの入れ替えをかなりやりました。また、全体の流れに関係ない唐突なエピソード(シーン)もカット。
そして、全体が1つの方向に集約されるように再構成しました。
つまり、元のシナリオとはかなり違うものになります。でも、セリフや舞台は同じなので、全体としては元のシナリオが生きています。

ただ、シナリオの時点で曖昧だったテーマや主人公(たち)の主張などは、編集によって味付けされ強調されます。

独白でカバー

これはテクニックなのですが、シーンを入れ替えると、当然のことながら話のつじつまが合わなくなります。そこで、シーンの合間合間にナレーションを入れます。それによって、シーンの継ぎ目を縫い合わせるのです。

逆言えば、みなさんが見る映画で独白(ナレーション)がたくさん出てきたら、それはシナリオが不完全か、もしくは相当長くて、シーンをつぎはぎしたということかもしれませんよ。

ということで、もうすぐ、映画編集が完成します。

シナリオと映像編集とカードメモ帳

今、映画の編集をしています。脚本は別の人です。
撮影には録音部で参加したんですね。
そのまま編集も任されることになったわけです。

編集していると脚本を変えなくてはいけないことも

さて、編集が進むとシナリオの穴が見えてきます。完璧なシナリオなんてものは神様しか作れないので、穴があるのは当たり前です。
その穴をどうするのかが編集の仕事なのですが、根本的にシナリオの流れも変えなくちゃいけないこともあります。

今回のケースでは、4人の主役が並列に動いています。まぁ、こういうシナリオは書かない方がいいんですけどね。オムニバスならなんとかなるんですが、完全に並列で流すと、かなりわかりにくくなっちゃう。

そこで、編集を工夫して、オムニバスっぽい流れにしつつ並列を保つ作戦にしました。でもね、そうなるとセリフが足りなくなっちゃうんですよね。

カード型のメモを活用

さて、執筆に関わるお話をしましょう。

シナリオというのは、シーンの積み重ねです。シーン1つ1つは、相互に関連しつつも個別に完成した小さな物語です。シナリオライターは『箱書き』という手法で、シーンの順序をどうするか考えるという技を使います。シーンの順序を変えるだけで、物語が劇的に変化するのです

そこで僕が使い始めたのが『カード型情報メモ』です。図書館の図書カードを思い浮かべてください。厚手のカードで、サイズは5インチ✖️3インチが標準です。13cm×8cmくらいですかね。
メモ書きをこのカードに行います。それを並べて見渡すのです。Scrivenerでもコルクボードという機能がありますが、それをアナログでやるわけです。
このカード式のメモは、星新一さんが多用されていたことはよく知られています。

ということで、皆さん、カード式のメモ、やってみましょう。

物書き歴30年、ストーリー・本の書き方・キャンピングカーのことを書いてます。