実用本の執筆が佳境なんだ。
そんでもって、平行してギリシャ哲学を勉強し直していて、「饗宴」を読んでいるんだ。
ソクラテスなどが愛の神「エロス」に関しての討論をしている話なんだけど、いろいろな神様や詩人などが出てくる。その説明が脚注になっている。
Kindleは脚注がポップアップしてくるぞ
Kindleの脚注は、タップするとポップアップウィンドウが開く。これが非常に便利だね。
自分で執筆する時も脚注が付けられる。ただし、手作業だとどうやるか分からない。でもScrivenerなどの執筆ツールは脚注に対応しているので、簡単に作れる。
さて、脚注が簡単に参照できるとなると、本文から細かい説明を排除することが出来る。これは非常にいいことだ。というのは、執筆者はいろいろな読者レベルを想定して書かないといけないから、初心者向けに丁寧に説明しようとすると、どうしても本文が重たくなる。でも、そういった説明を脚注に逃がせば、本文はシンプルでテンポが良くなる。
これは使うべきだ。
<脚注を上手く使った新しい表現も/h2>
さらに、脚注が簡単に出てくることを利用した、新しい作風ってのも考えられそう。ハイパーリンクでもいいんだけど、ハイパージャンプでページを飛ばすと、読者が何処を読んだかよく分からなくなっちゃう。ストーリーの流れ自体がめちゃくちゃになっちゃうから、それじゃ駄目だね。
それに比べると脚注を参照してもページはもとのままなので、ストーリーの流れは変えずに、様々な情報を投げかけることができる。これは面白いね。
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