「書籍執筆」カテゴリーアーカイブ

iPad Pro 12.8″ & スマートキーボード不具合の解消?

先日、交換済みのスマートキーボードの不具合を接点復活剤でなんとかならないかとやってみました。

今のところは大丈夫

接点復活剤は、接点部分の酸化などによる接触不良を改善するスプレータイプの薬剤です。

これを使ってみると、今のところ、非常に快適です。認識不良がほぼ無くなり、電源音も出ません。

ハッピー!

iPad Pro 12.8″のスマートキーボード不具合について

去年だっかたな、iPad Pro 12.8″のスマートキーボードがうまく認識しないということで、正規プロバイダーで無償交換してもらったんだかけど、結局、同じ症状がでているんだ。

つまり、何もしていないのに電源を刺した時の音が「ポン」と鳴って、キーボードが認識されていない状態になるんだ。

つまりは接点不良なんだけど、構造の問題なんだろうね。3つの針状の接点なんだけど、そりゃ、摩耗するよね。

接点復活剤を使ってみる

修理交換に出しても意味がないだろうから、ひとまず接点復活剤を吹きかけて様子を見ているぞ。

ラジオ番組納品したよ

昨日、福島エフエムの『芳本美代子の光リアル道(ひかりあるみち)』9月12日放送分の納品が無事に終了。

しかし、納品がネットでできるんだから便利だなぁ。

9月19日分も編集が終わっているんだけど、もうちょっと音の飾りを入れようかなぁ。

本日は労働基準監督署に呼ばれている(倒産した会社での、僕の勤務実態の調査)のと、夕方は映画館CMのコンテ案のためにイラストレーターとCG合成の検討会。

シナリオと小説と

シナリオと小説は似て非なるもの。
今、有名俳優さん多数出演の映画の編集をしているのですが、元のシナリオが不完全なまま撮影してしまったんですね。
なので、編集時に粗が出てくるのです。
4人の人物が並行しているんだけど、どうしても一人だけ別ストーリーになっちゃっている。

そこで、編集でいろいろ工夫して、その一人を他に絡める工夫をしています。

シナリオ作家とは

シナリオの勉強をすると、まず第一に、後で解決されないシーンを作らないこと、というのを習います。つまり、映画はすべてお金で出来ているので、無駄なシーンを作らないというのが当たり前なんです。
もちろん、無駄なシーンに見せていて、後で大どんでん返しというのは、これはむしろ推奨されます。
でも、今回のようにオムニバス的にできているのに、他と連動していないストーリーの流れというのは、結局はただのシーンの寄せ集めであって、結末がボヤけて何が言いたいかが、つまり、結末のインパクトが薄れちゃうんですね。

シーンの入れ替えを多用

シナリオがボケているので、編集時にシーンの入れ替えをかなりやりました。また、全体の流れに関係ない唐突なエピソード(シーン)もカット。
そして、全体が1つの方向に集約されるように再構成しました。
つまり、元のシナリオとはかなり違うものになります。でも、セリフや舞台は同じなので、全体としては元のシナリオが生きています。

ただ、シナリオの時点で曖昧だったテーマや主人公(たち)の主張などは、編集によって味付けされ強調されます。

独白でカバー

これはテクニックなのですが、シーンを入れ替えると、当然のことながら話のつじつまが合わなくなります。そこで、シーンの合間合間にナレーションを入れます。それによって、シーンの継ぎ目を縫い合わせるのです。

逆言えば、みなさんが見る映画で独白(ナレーション)がたくさん出てきたら、それはシナリオが不完全か、もしくは相当長くて、シーンをつぎはぎしたということかもしれませんよ。

ということで、もうすぐ、映画編集が完成します。

シナリオと映像編集とカードメモ帳

今、映画の編集をしています。脚本は別の人です。
撮影には録音部で参加したんですね。
そのまま編集も任されることになったわけです。

編集していると脚本を変えなくてはいけないことも

さて、編集が進むとシナリオの穴が見えてきます。完璧なシナリオなんてものは神様しか作れないので、穴があるのは当たり前です。
その穴をどうするのかが編集の仕事なのですが、根本的にシナリオの流れも変えなくちゃいけないこともあります。

今回のケースでは、4人の主役が並列に動いています。まぁ、こういうシナリオは書かない方がいいんですけどね。オムニバスならなんとかなるんですが、完全に並列で流すと、かなりわかりにくくなっちゃう。

そこで、編集を工夫して、オムニバスっぽい流れにしつつ並列を保つ作戦にしました。でもね、そうなるとセリフが足りなくなっちゃうんですよね。

カード型のメモを活用

さて、執筆に関わるお話をしましょう。

シナリオというのは、シーンの積み重ねです。シーン1つ1つは、相互に関連しつつも個別に完成した小さな物語です。シナリオライターは『箱書き』という手法で、シーンの順序をどうするか考えるという技を使います。シーンの順序を変えるだけで、物語が劇的に変化するのです

そこで僕が使い始めたのが『カード型情報メモ』です。図書館の図書カードを思い浮かべてください。厚手のカードで、サイズは5インチ✖️3インチが標準です。13cm×8cmくらいですかね。
メモ書きをこのカードに行います。それを並べて見渡すのです。Scrivenerでもコルクボードという機能がありますが、それをアナログでやるわけです。
このカード式のメモは、星新一さんが多用されていたことはよく知られています。

ということで、皆さん、カード式のメモ、やってみましょう。

原付の譲渡手続は簡素化されたのかな?

昨日、バイクの譲渡手続きが終わったぞ。

川崎市宮前区で登録されている第二種原付なんだけど、元の持ち主の納税書類が揃わなくて、廃車できずにいたんだ。
廃車しないと、僕の住んでいる市原市で登録できない、って話になっていたわけです。

そんでもって、娘所有の50ccの原付をボアアップして第二種原付に登録するのに、市原市の市役所に問い合わせしたんだ。こちらの登録は簡単で、排気量変更の届出書があればいいんだって。

ついでに、川崎市登録のバイクを譲渡されたので手続を聞いてみたんだ。
そうしたら、譲渡証明書だけあればいいんだって。
川崎市の廃車手続は市原市でやってくれるんだってさ。
しかも、元の所有者の納税状況は関係ないだってさ。

ということで、市原市の納税課へ行って、2台分の書類とナンバープレートを持参、書類は3枚記入。待ち時間は10分ほど。

市原市役所さん、親切丁寧、わかりやすく、素早い。

ということで、2台のバイクの登録が簡単に終わってハッピーな桜風涼さんでした。

DM30の評判が悪い!

DM30が発売になって1週間ほど経ちました。
ネットので評判は、あまりよろしくないですね。

先日のこのブログでも、いくつかの懸念材料を挙げていました

電子ペーパーの応答が悪いのではないか

この点は、多くの人が「ダメだ」と書いています。

ポメラユーザーは、単に文字を打つのではなく、快適に素早く文字入力をするために、この機種を選んでいますよね。
そういう意味では、やはり画面の応答性が悪いのは致命的でしょうね。

残像があるのではないか

この点もほとんどの人が「アウト」判定ですね。

いやぁ、そりゃそうですよね。画面がダメだと書く気になれません。しかも、このブログでは懸念材料に出さなかったんだけど、バックライトが無いのも批判されています。

バックライトが無い

久しぶりにDM5を出してきて使ったのですが、確かに明るいとことでないと書けないんですよね。これは厳しいなぁ。
Kindle端末でさえバックライトがあって、しかも、環境光に応じて明るさを変えてくれる。逆にいうと、バックライトがないと目が疲れるんです。Kindle端末でバックライトを消すのは直射日光が当たっている時だけだもんなぁ。

キングジムを慮れば

乾電池で動作するのは良しとしても、普通の液晶の旧機種と電池の持ちは変わらない。っていうか、ちょっとダメになっているかも。でもなぁ、新製品を出すに当たって、何か味付けしないとダメだもんなぁ。

キーボードを頑張ったんだけど、結局でかくなっちゃった。
画面を最先端にしたんだけど、裏目に出た。

ふーむ、DM30、触ってこよう!

北朝鮮の非核化について

北朝鮮の非核化について

テレビなどでは、北朝鮮の要求が大きく通って、アメリカは譲歩したのではないかと言われているが、どうなのか考察する。

まず、事実だけを並べる。

  1. 北朝鮮が核武装している。
  2. 多くの国が、これを望まない。
  3. しかし、核武装をすでに行なっている国があり、しかも、いつでも発射可能な状態だ。
  4. なぜ、北朝鮮が核武装をしてはいけないのか、合理的な根拠はない。
  5. インドやイランなど、戦後に核武装した国があるが、北朝鮮のような制裁が続いている訳ではないのはなぜか。
  6. 大国は核を持つ資格があり、小国は持ってはいけない、という理屈がある。
  7. 独裁国家は核を持つと暴走する危険性がある、という理屈がある。
  8. 北朝鮮は独裁国家だ。
  9. この数十年、他国への武力侵攻が生じたのは、中東、アフリカ。古くはフォークランド紛争。ISISという団体もある。
  10. 独立のための紛争もある。クリミア半島、チェコ、アイルランドなど。
  11. 朝鮮半島の戦争は、誰のための何の戦争なのか? 日本人で理解をしようとしている人がいるのだろうか?
  12. 冷戦以降、世界中で米軍の駐屯が廃止されているが、その地域で紛争が起きた事実はないし、駐屯前後で地域との情勢変化もない。

さて、事実を比べてみると明確なのは、他国へ侵攻や独立のための紛争は、中東とアフリカとヨーロッパに集中しているということだ。
フォークランド紛争だけが地理的に外れているのだが、当事国はイギリスであり、ヨーロッパが関与している。
アフリカの紛争も、イギリスとフランスの統治という侵略の結果とみるべきだろう。中東も同じだ。

こうみると、危険なのはヨーロッパ人だとしか言いようがない。
独裁国家が危険だ、というのは、よくわからない理屈だ。石油産油国の多くが独裁国家だ。しかし、問題にされない。
単純な事実の組み合わせで言えば、「ヨーロッパ人が関与すると戦争になる」ということだ。

また、近年で自国から離れた場所で戦争を仕掛けた国は、アメリカとイギリスだけ。ロシアを含めるべきかも知れないが、元々の統治地域近隣での紛争だ。
その他に国境問題というのがある。しかし、これは最近生じたものではなく、1000年前から紛争が続いている。例えば中国のウイグル自治区(イスラムと東洋の接点)だ。

そういった事を北朝鮮に当てはめると

1:核武装を禁止する合理的根拠はない。

2:しかし、今回、核廃棄するというのは、北朝鮮が譲歩したことに他ならない。

3:アメリカが駐屯を止めても、上記の事実からは、アジアで紛争が起こる具体的な懸念材料は乏しい(ヨーロッパ人が関与しないから)。中国が覇権を広げると懸念する人がいるが、歴史的にはアジアで他国侵略をしたのは(ヨーロッパ人と関係していた、もしくはイギリスの属国だった)日本だけで、中国が侵略戦争をした事実がない。懸念があるなら、対話することから始めればいい。

さて、ヨーロッパ人の侵攻によって紛争が起きているのは歴史的な事実で、そういった歴史観で世界情勢を見ると、ロシア、中国、北朝鮮の3つのエリアが、そのヨーロッパ人の横暴に反抗しているように見える。アフリカと中東は、ヨーロッパ人の横暴で破壊された地域と見ることができよう。

日本と韓国はアメリカ化した国である。そういう目線で見れば、日本と韓国はアメリカのように戦争を仕掛けてくる国に見えてくる。

そういう歴史認識を持って北朝鮮の目線を考えれば、核武装しなければヨーロッパ人の戦争に加担する国にされてしまうと思うだろう。事実、日本はアメリカの戦争の戦費捻出の奴隷みたいなものだ。北朝鮮は、そんな日本と同じになりたくないに違いない。

ニッケル水素電池のブレークイン中

充電池の管理は非常に重要です。
電池の寿命を延ばすと言う面もありますが、電池の性能を引き出す上で大切です。

バッテリーはなま物なので、ばらつきがあります。つまり、内部は化学物質なので、温度や使用状況で活性が異なるのです。
ちょうど、洗剤の効果みたいなもので、温度が高ければ良く落ちますが、洗濯機の回転でも落ち方が違いますよね。さらに、洗濯物の量によっても落ち方が違いますね。

同じ4本の電池を同じ条件で充電し、放電しています。
「電圧」を比較すると、各電池で差があることがわかります。
充電時には1番と3番で、最大3Vの差がありました。
放電時には、その差が1Vに減り、むしろ2番と3番の差が最も開いています。

つまり、充電と放電を繰り返すことで、個々の差が減ってきているということになります。
この作業を「電池のブレークイン」といいます。

電池を使う映画の現場では、なんでも一発勝負なので、機材トラブルの可能性を最低限にしなければなりません。そのためには、買ったばかりのバッテリーのブレークインや、メモリー効果を軽減させるリフレッシュ作業が重要です。

 

HiTEC X4 ADVANCE 2の電池管理が面白い

ポメラDM100など単三電池で動くマシンはまだまだたくさんありますね。
僕の場合は、映画の撮影で大量の単三電池を消費します。
1つの映画で100本近く使います。
映画用の音声ミキサーの場合、8本一組です。
これを1日に2〜3回交換。それ以外に無線マイクは4本一組が3セット、高音質無線マイクは6本セット。
電池の難しいのは、例えば8本セットの場合では、その中の1本でも空になったり不具合があると他7本に電力が残っていても、使っている機器は電池が空と判断して止まってしまったり誤動作をします。だから、たとえ1本だけがダメになっても全部交換になります。不経済ですよね。
と言うことで充電できる電池が必要なのですが、撮影現場ではちょっと怖いんですよね。電池の劣化具合がわからないと、上記の理由であっという間に電池切れや不具合の原因になっちゃう。
怖いので現場では、新品のアルカリ乾電池を使います。でもなぁ、トラブルの発生頻度は充電池と変わらないんだよなぁ。

HiTEC X4 ADVANCE 2がすごい

 

これはラジコン用の高機能充電器です。
電池を1本ずつ調べてその性能を報告してくれます。
しかも、製造時の電池のばらつきというのがあります。具体的に言えば、満充電の時の電圧が、1.47Vのものもあれば、1.44Vのものもあります。まぁ、誤差の範囲なのですが、これを混ぜて使うと弱い電池に負担がかかって不具合の原因になります。
そこで、電池の特性を計測して似た電池を組み合わせると、電池の性能を十分に引き出せます。なので、つまう前に電池特性(や劣化具合)を調べて組み合わせを整えるといいのですよ。これを電池のマッチングといいます。

今回導入したHiTEC X4 ABVANCE2は、スマホと連携して電池の性能を調べながら最適な状態を引き出します。

この画面は、新品のニッケル水素単三電池の初期充電です。0.1C充電(電池容量の10分の1の電流で充電)でゆっくり充電して、満充電時の状態を検出しています。
この電池の公称容量は2800mAhです。なので0.28Aで充電しています。「容量」と書かれている部分は、この場合は充電量を示しています(電流×時間)。約14時間経っているので3900mAhも入っています。でも、これは容量じゃなくて通電量なので、熱で消費されている電力も含まれます。

注目は「電圧」で、新品の充電池でも、満タンの電圧が違いますね。内部抵抗は123mΩでほぼ同じですが、満タンの電圧がこんなに違います。一般的には電池の劣化を内部抵抗で判断するのですが、そもそもの特性にもばらつきがあるので、劣化を診断するのは内部抵抗だけではわかりません。

この電池は、この後に強制放電をします。その後でもう一度ゆっくり充電します。その時に、本来の性能がわかります。その時の最終的な満充電の電圧で電池を分けて使うことにします。