ご存知の通り、日本では食品の放射性物質の基準値が100Bq/kgと非常に厳しい。EUでは食品種別ごとに色々と基準値が違うけれども、400~1250Bq/kgになっている。これで安全だとしているわけね。
そんでもって、福島産の食材は全品検査で100Bq/kgをクリアしているから安全なんだけど、そう理解できない人が大勢いる。
そんな人はヨーロッパ旅行に行っちゃダメだよ。
放射性物質を食べると癌になる、と考えている人が大勢いる。
でもね、セシウム以外の放射性物質ってたくさんあって、というか、放射性物質の含まれない食品なんて存在しないのだ。
少なからず、何かが入っている。これは自然の摂理。
つまり、天然でセシウムよりも恐ろしい放射性物質がたくさんあって、それを人間は食べている。でも平気。なぜなら、濃度が低いから。じゃあ、どのくらいの濃度なの? といえば、空気中のラジウムの被曝は年間2.4mSv。
一方、仮に、毎日200Bqのセシウムを1年間摂取したとして、内部被曝量はたったの5.6μSv/年。
http://www.gakushuin.ac.jp/~881791/housha/details/CsInBody.html#2
人の恐怖は、色々と悪さをしますね。
なんの危険性もないのに。
チェルノブイリの高汚染というか、爆発直後の高放射線量にさらされた子供達をテレビで見れば、そりゃ怖くなるけど、福島全体ではそんなことになっていないのにね。