「書籍執筆」カテゴリーアーカイブ

実用本:おっさんの趣味シリーズ『タナゴ釣り』を書こう

今、新しく書きたいというか、軽くニコニコしながら書きたいのが『釣り』の本。
釣りのノウハウを書くのは、ちょっと頭が高いので、釣りの魅力をメインにした入門書を書こう。
すでに『一日100匹絶対釣れるテクニック』として書いている本に重複するところが多いんだけど、今回は『タナゴ釣り』のことを書こうと思うんだ。

まぁ、タナゴ釣りって、非常に人口が少なくて、売れる本にはならないんだけど、とにかくオシャレで江戸文化の粋を集めた釣りなんだよね。つまり文化と歴史、そして和竿という竹竿作りという工芸の域にまで広がっているんだ。

単に釣れるかどうかというのもあるんだけど、まぁ、言ってみれば、釣りの世界の盆栽みたいなものかなぁ。道具の吟味、手入れ、工作、創意工夫、それが手のひらサイズで展開されるんだ。

どれだけ面白く書けるかが物書きとしての勝負所。
釣りの本は2冊目なので、色々反省点も踏まえつつ、実用本の書き方の基本に則って、目次立てから始めてみよう。

中華製FFヒーターの取り付けマニュアル本を発売!

低価格で購入ができる、車中泊用の暖房機器『中華製FFヒーター』を自作で取り付けるマニュアルです。
メーカーの施工マニュアルを詳しく図解入りで解説します。
また、故障の原因となる施工不良を具体的に紹介し、対策を提案します。
さらに、症状別のトラブルの解決方法も解説します。
巻末には、取り外し可能な施工方法のヒントも紹介しています。

Amazonで販売中。Kindle(電子書籍)でお読みいただけます。

【目次】

第1章「中華製FFヒーターって何だ?」

はじめに
自動車用FFヒーターって何だ?
エンジン暖房の問題点
すごく暖かいぞ、キャンピングカー用FFヒーター
中華製FFヒーターって安いぞ
老舗はドイツのベバスト(Webasto)社
中華製FFヒーターって何だ?
実際に使うと、そこは南国ハワイアン!
5kWヒーターはサウナだよ
2kW仕様も5kW仕様も燃費は一緒、違いは本体サイズ

第2章「取り付けマニュアル」

パッケージ内容と必要な工具はこれだ
まずは、設置場所の検討から始めよう
本体設置場所はこれだ!
【バン・乗用車】
【キャンプングカー】
【トラック】
設置角度の制限事項だ
壁設置の場合
排気管の取り回しを設計しよう
吸排気管の注意点
バベストと中華製FFでは、吸排気管、温風ダクトの直径が異なるぞ
吸排気管の配置のまとめ
燃料系の設置をせよ
燃料タンクの置き場所を検討
燃料フィルターと燃料ポンプの設置はここがポイント
燃料パイプの固定は確実に
電気系統の設置はコレだ
メインハーネスの接続のポイント
配線処理について
温風ダクト(ホース)の設置
動作確認と初期作業で安全に動かそう
FFヒーターの始動と停止をやってみよ

第3章「FFヒーター運用マニュアル」

コントローラーはこう使え!
搭載された機能一覧はこれだ
無線リモコンの初期設定

第4章「不具合の原因と対策」

エラーコードと対処方法
症状別対処:点火しない場合
症状別対処法:立ち消えする
症状別対処法:動作が不安定になる
ススの異常発生をチェックせよ
   炉内にススが溜まる原因と対処
雨が降ると調子が悪い
寒いと調子が悪い・雪が降ると調子が悪い
本体を分解するには
    分解掃除のポイント

第5章「取り外し可能、自動車を改造せずにFFヒーターを取り付けよう」

   車に穴を開けずにFFヒーターを取り付けたい
   カゴに入れて天井から吊ろう作戦
最後に
参考文献等

メモ帳マニアだ

とにかく、手書きのメモ書きをするようにいているんだ。やっぱり手書きの方が思考が中断されなくていいね。

そんでもって、今の書き方になって5年くらいになるんだけど、そのメモ自体が作品というか、自分の思考の変遷なんだね。
メモ帳の種類は何度か行ったり来たり。
今は、種類別に分けているんだけど、一冊にまとめておくのも良いかなぁ、などなど、いろいろ考えちゃう。

でも、いずれにせよ、ここから色々な書き物ができるので、宝物ですね。

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FFヒーターのマニュアル本を出版

中華製FFヒーターの取り付けマニュアル

ちょっと遅くなりましたが、中華製FFヒーターの取り付け本を出しました。
取り付けノウハウだけでなく、各種のトラブルに対する解決方法をたくさんのせました。
ベバストなどの施工マニュアルや配管技術者からのアドバイスをもとにしています。

詳細へ:印刷製本版(カラー)
詳細へ:Kindle版(電子書籍・カラー)

専業物書きとして生きるには

物書きだけで生きるとしたら、プロのライターとして原稿料をもらうか、書籍出版で印税をもらうか。その両方かという感じですね。 プロのライターになるには、まぁ、専門知識と取材(商品であれば検証)の能力がないとだめですね。
三〇年前なら編集部にも余裕があって、新人ライターを鍛えてくれたけど、今はどうかなぁ。

紙の出版かKindleか

現在の所、書籍の出版は2つの形態がありますな。
紙の出版は、大勢の人が係わるので、売れる本しか出版されません。売れるにはいくつかの条件があって、著者が有名ということか、これまで売れている実績がある著者、すでに売れているテーマで新しい情報やノウハウがあることなどです。逆に言うと、信心ではなかなか本はだしてもらえません。だって、本を作るのにお金がかかるかです。少なくとも300万円くらいかかります。つまり、急に本を出してくれというのは、300万円投資してくれ、というのと同じです。

一方、Kindleは執筆と編集くらいにしかお金がかからないので、誰でも出版できます。

両者の違いは即金か長期回収か

紙の出版の良い所は、出せば初版印税がどかんと入ってくることです。生活するに当たってまとまったお金はどうしても必要になります。ですから、出版社から本を出すのは、物書きには必要なことだと思います。

一方のKindleは、少額が長期間に渡って印税として入ってきます。僕は2013年に出版した本の印税が未だに入ってきます。書店に置かれる本は、3ヶ月で撤去が当たり前なので、初版印税以外は入ってこないと思った方がいいです。 初版印税は、およそ100万円。出版社が小さいと60万円くらいかなぁ。

Kindleは、これは非常にシビア。
売れない本はゼロ円。
売れる本は億円。
実力次第です。

物書きだけ食うにはたくさん出すしかかない

Kindleは、何が売れるか分からないし、レビュー次第で数百万円も売れていた本が一夜にしてゼロ円になることもあります。

でも、数を出せば、月々の印税は確実に上がります。売れていなかった本も、新刊につられて売れるようにもなります。

僕の場合は、様々なテーマで散弾銃のように本をばらまいていますが、1つのテーマで色々出す方が読者が付きやすいのはあたりまえですね。 つまり、面白いかどうかは横に置いておいて、出し続けるのが一番だということです。

2~3万字の本を出せ

大きな本を書くと、それだけ時間がかかるし、校正や改訂版を出すのも大変です。
ですから、小さな本を出すのがオススメです。

さて、先ほど、一冊、Kindleの出版手続きが終わりました。
もう一冊、仕上げなくちゃ。

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中華FFヒーター本、あとちょっと

いつものコーヒーショップで、昼飯&執筆タイム。
FFヒーター本も大詰め。

新たに書く章は、あと1つだけど、これは付録みたいなものだから、一晩で終わるはず。

ただ今、コーヒーを飲みながら推敲作業中。
Scrivenerで全部書いている。
Mac版のScrivenerがけっこう進化していて、作業効率が上がった一方で、知らない機能も多くなって苦戦中。
でも、実用本を書くにはScrivenerはかなり便利だなぁ。

Kindleの脚注機能がいいぞ

実用本の執筆が佳境なんだ。
そんでもって、平行してギリシャ哲学を勉強し直していて、「饗宴」を読んでいるんだ。
ソクラテスなどが愛の神「エロス」に関しての討論をしている話なんだけど、いろいろな神様や詩人などが出てくる。その説明が脚注になっている。

Kindleは脚注がポップアップしてくるぞ

Kindleの脚注は、タップするとポップアップウィンドウが開く。これが非常に便利だね。

自分で執筆する時も脚注が付けられる。ただし、手作業だとどうやるか分からない。でもScrivenerなどの執筆ツールは脚注に対応しているので、簡単に作れる。

さて、脚注が簡単に参照できるとなると、本文から細かい説明を排除することが出来る。これは非常にいいことだ。というのは、執筆者はいろいろな読者レベルを想定して書かないといけないから、初心者向けに丁寧に説明しようとすると、どうしても本文が重たくなる。でも、そういった説明を脚注に逃がせば、本文はシンプルでテンポが良くなる。

これは使うべきだ。

<脚注を上手く使った新しい表現も/h2>
さらに、脚注が簡単に出てくることを利用した、新しい作風ってのも考えられそう。ハイパーリンクでもいいんだけど、ハイパージャンプでページを飛ばすと、読者が何処を読んだかよく分からなくなっちゃう。ストーリーの流れ自体がめちゃくちゃになっちゃうから、それじゃ駄目だね。

それに比べると脚注を参照してもページはもとのままなので、ストーリーの流れは変えずに、様々な情報を投げかけることができる。これは面白いね。

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小説の最先端って何だろう?

実用本というのは、まぁ、何かを説明する本なので、書き方というのに、それほど多くのバリエーションはないですね。
どう分かりやすくするかという意味では、図版の入れ方などのデザイン的なものは、日々進化しているかもしれません。でも、どう分かりやすく物事を分解するのかは、進化というよりは、対象としている物事と、それをどれだけ理解しているかという筆者との関係の方が強いですね。

そんでもって、小説というものがどうかということを感がてみると、さて、僕には何が最先端の小説なのか、てんでピンとこないわけです。これはダメですね。
映像や映画であれば、最先端というのは、CGであるとか、モーションカメラであるとか、ドローンであるとか、つまり、技術が伴います。ですから、これまでできなかった映像表現は、技術の進化と共にあります。

でもなぁ、小説の最先端ってなんだろう? ネットが普及して、事実は小説より奇なり、ということが多くの人々の目に触れることになって、頭の中で作られたストーリーに面白さを感じられなくなってきているのかもしれませんな。
そんでもって、ラノベの世界は、さすが若い人の世界だけあって、いろいろ進化しているようで、序破急とか起承転結というような構造さえなくなってきているとか。

何れにせよ、そう言った文壇とか文学の世界、エンターテインメントとしての小説の世界にも潮流とか流行があるわけで、それも知らずにストーリーを書いていても、まぁ、如何しようも無いわけですな。

という愚痴でした。

弁護士と小説相談

昨日は、友人の弁護士を呼び出して、不倫小説の内容の相談をしたんだ。
なんと4時間の大激論。
ポイントは、妻の不倫が、不倫された夫の心を壊してしまうのは、刑事罰に当たるのかどうかの刑法理論なんだ。
妻を心の底から愛している夫が、妻の不倫で心を病むというのはよく聞く話だ(夫婦が反対も同じ)。
その場合、妻が夫の心が壊れてもいい、もしくは壊してしまうことを意図していた場合に、それは傷害罪になるのか?
つまり、心を壊す行為が犯罪になるかという話の中に、不倫という行為が構成要件に該当するかどうか。
などなど、弁護士を4時間も拘束してしまったのだ、あはは。

なんて、難しい話なんだけど、それは小説の理論的背景で、ストーリーの主役じゃないんだけどね。

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