誰でも書ける【テンプレートだから簡単・たった3日間で書いて出版・実用本の書き方】で開発した自動記述テンプレートの最大の魅力(利点)は、とにかくアイデアがどんどん生まれる点にあることに、今更自分で気付きました。
アイデアは何処から生まれるのでしょうか? その多くは自分への刺激(情報)です。狭い世界を見ていると狭いアイデアが生まれます。広い世界を見渡すと大きなアイデアが生まれます。
自動記述テンプレートは広い世界を見せてくれる
自動記述テンプレートは、書いている本全体を常に見つめることをコンセプトにしています。また、アイデアには、目の前の文章そのものに対するアイデアもあれば、章に関するアイデアもあれば、本全体に対するアイデアもあります。
しかし、普通の執筆方法では目の前の文章に集中しがちなので、狭いアイデアしか出てこなくなります。
アイデアを如何に大切にするかが作家への道
ですから、アイデアを見つけて育てることが、執筆そのものなのです。
自動記述テンプレートは、そういう意味で、アイデアこそを重視するコンセプトです。
ご活用ください。
「実践・ストーリーの書き方」「誰でも書けるストーリーの書き方・入門」でも紹介している言葉のスケッチ(アイデアのネタ帳)ですが、さて、それをどう保存して再利用するかは、ある意味で永遠のテーマです。
まず、アイデアが出たら即座にメモする。それはデジタルでもいいし、紙のメモでもいい。
なのですが、再利用する時に簡単に取り出せないとダメなのと、非常にたくさんメモすると何が何処にあるかがすぐに分からないと使えません。
そういう意味で、Scrivenerをメモ帳代わりに使っているのですが、これはこれで便利。ただし、分類するのが、ちょっと面倒というか一手間あるので、せっかく浮かんだアイデアが消えてしまう要因にもなります(つまり、メモをしようとして操作中にそのアイデアを忘れてしまう)。
ですから、メモはシンプルな方がいいんです。そういう意味では紙のメモは優れています。とにかく書いちゃう。この手作業がアイデアを練るのにいい作用をしているみたい。
などなど、アイデアをどう確保するのかは、なかなか難しいのです。
『実践・ストーリーの書き方』では、そのメモの取り方にかなりのページ数を割いています。まだまだ、研究しなければならないので、何かアイデアがあれば、ぜひぜひ、教えてください。
『三日間で書ける・実用本の書き方・入門』 で作った執筆用・自動記述テンプレートのバージョンアップ中なのですが、Scrivenerと自動記述テンプレートの掛け持ち執筆中です。それぞれ長所があって、なかなか難しいですな。
まず、Scrivenerのいいところを列記しますね。
1:アイデアをすぐに書き込める点。アイデアの倉庫になります。
2:雑多に書き込んで、後で順番を変える事にも適しています。
3:Kindleなどの電子書籍への出力ができます。(要パソコン)
4:もちろん、ワープロとしてちゃんとしてます。
5:1つのプロジェクトで複数のバージョンを管理できます。
6:画像などの素材も管理できます。
Scrivenerの短所
1:全体構成を見透し難い。タイトルとステータスは見えるけど、章や説の役割などのメモが見えない。
2:自動連番機能が使いにくい。
自動記述テンプレートのいいところは
1:全体構成をつねに確認しながら、執筆者の迷いを回避できます。
2:先に台割を作る書き方を徹底。これはプロの現場の書き方。
3:目標文字数の初期値があり、その初期値がプロ向けでありながら最適(自画自賛)。
4:全体の進行状況が一目瞭然で、書いた分量やその割合をすぐにかくにんできます。
自動記述テンプレートの欠点
1:ワープロではないので、執筆には不向き。
2:最終仕上げをWordや一太郎で行う事が必須。
3:章や説の入れ替えが非常に面倒。
つまり、全体を考えながら書くには自動記述テンプレートしかない、ということなんです。でも、ワープロじゃないので文字を書く事こと自体はだめです。
Scrivenerは非常にバランスがいいアプリです。でも、全体が見えにくい(ワープロよりはいい)ので、執筆の途中で迷いが生じやすく、脇道にそれがちです。
難しいなぁ。
iPad Pro 12.9 と専用スマートキーボードのその後です。
認識はちゃんとします。キー入力も問題ありません。
充電開始音が出る件は微妙。やはり、コネクタ部分を触ると鳴ったりします。
そうなると、バッテリー残量表示が誤動作します。100%にならずに充電が止まります。
この場合には、一度再起動する事によって正常に戻ります。
コネクタの接点不良だ
推察するに、やはりスマートコネクター(キーボードの接点)の接点不良が起きるようです。
キーボード側の接点は針のようなになっていて、それがiPad側の平面状の接点にマグネットで接続されます。キーボードは新品なので、iPad側の接点が減って設置力が下がっているんだろうなぁ。
根本的には設計ミスですな。針状の接点の長さが足りていないということと、使用中に接点が動いて接点が減りやすい、接点の材料の硬度不足、などが挙げられます。
対策は?
接点にハンダ盛りをするという強硬手段もありますなぁ。でも、嫌ですよね。
シール状の電導体がなかったかなぁ。抵抗値も関係しそうですが、試してみたいなぁ。
探してみます。
あ、キーボード側のコネクタ周辺を削って針のような接点を相対的に高くする手段もあるなぁ。
うんうん。
現在、桜風涼ブランドで3冊の執筆関連の本が出ています。
新刊:実践・ストーリーの書き方 http://amzn.to/2Gx6NMh
魅力的な文章の書き方・入門 http://amzn.to/2E6uH2N
3日間で書いて出版・実用本の書き方 http://amzn.to/2ny9sgw
「ストーリーの書き方」は、かなり実践的です。これで技術はかなり向上するはずです。あとはセンス!
実は、「魅力的な文章の書き方・入門」は、プロ向けかもしれません。かなり濃い技術が詰まっています。
そして、「実用本の書き方」は、門外不出の技術を書いちゃった本です。今、テンプレートをバージョンアップしようと奮闘中です。
出版して、売れ始めました! ハッピー!
ストーリーの書き方を具体例満載で解説しています。
自動記述テンプレートをさらに鍛えています。
新たに一冊の実用本をテンプレートで書いて、使いやすさをさらに向上させます。
誰でも簡単に作家になれるよう、テンプレートをさらに使いやすくしたいと思います。
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「本の書き方・入門」が売れています。
発売してからちょっと時間が経っているので、ここで補足しますね。
1〜5章の全体を見ながら書け
本を書く上で筆が止まってしまう瞬間が何度もあります。その理由は、本を書く方向性を見失う事にあります。文書を書いていると色々なアイデアが生まれて、それを書き進めてしまいますが、これは地図を見ずに外国の街をガムシャラに走っているようなもので、ふと立ち止まると見知らぬ景色、読めない看板、というような事になってしまいます。
地図と同じように、自分のいる場所、進むべき方向、その道筋を拡大したり縮めたりしながら進むのが重要です。
文章でも、全体を見ながら細部を書くという事が必要です。全体の見通しの中で、絶対に通らなければならない道(絶対に書かなければならない事柄)を明確にして、いつでもそれを道標にします。脇道に外れても、その道標に戻ればいいのです。
道標が複数できると、何が本線で何が脇道かがわかります。脇道は多すぎると全体が未明瞭になります。ですから、本線と脇道の分量を調整して本線を太くする事も大切です。
自動記述テンプレートを使え
そこで開発したのが自動記述テンプレートです。それも日々進化させています。
「本の書き方・入門」も進化させたいと思っています。
乞うご期待。
誰でも書ける【テンプレートだから簡単・たった3日間で書いて出版・実用本の書き方】(桜風涼:Kindle本)
これに掲載している『自動記述式テンプレート』の最新版を作成中です。かなり機能アップしています。Mac版のNumbers用がもっとも便利です。iPhoneやiPadでも使えます。
役割項目の追加
「5章5節立て」は変わりません。そこに各章の役割(例えば第1章は基本用語説明など)を記載するようにしました。執筆中にどういう目的でそこを書いているのかを見失いがちになるので、全体に対して各論がブレないようになります。
メモ書きの追加
閃いたアイデアをメモする項目を追加しました。
閃きこそが重要です。そこでアイデアメモの欄を作りました。全体に関するメモ、各章と説ごとのメモ欄があります。その全てが、最終の執筆ページに反映されます。
ステータス表示を付けました
執筆ページに、「手付かず」「執筆中」「編集中」などのステータス(フラグ)を付けました。進行状況が一目でわかります。
近く公開します。
Facebookの方に質問があったので、こちらにもその内容を書いておきます。
1:一太郎がないと書けないのですか?
いいえ。テンプレートはExcelかNumbersで動作します。
仕上げはWordでも大丈夫です。
なので、普通のパソコンとOfficeがあれば電子書籍が書けます。
2:ちょっと補足
Kindleで出版する場合の本書の解説はちょっと古くなっています。
Kindleの出版ページ(WEBサイト)がかなり進化しているので、本書の説明よりは分かりやすくなっています。
横書きで出版するならWordで十分だと思います。
一太郎には電子書籍を書く上で便利な機能があるので、余裕があれば入手した方がいいと思います。
ですが、来月、一太郎の最新版が出るので、さらに便利になっているとのこと。予約しているので、入手したら使い勝手などをレポートしたいと思います。
誰でも書ける【テンプレートだから簡単・たった3日間で書いて出版・実用本の書き方】(桜風涼:Kindle本)
物書き歴30年、ストーリー・本の書き方・キャンピングカーのことを書いてます。