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中華製FFヒーター取り付けのポイント(まとめ・加筆修正12/17)

本家バベスト の取り付け仕様書を読むのが一番良いのですが、とりあえず自作取り付けのポイントをまとめます。
また、中華製FFヒーターの取り付けマニュアルをげーはぁさんに教えていただきましたので、リンクを貼っておきます

中華製FFヒーターの取り付け、ここがポイント

1:本体はなるべく水平に取り付ける(点火不良=温まっていない燃焼室で未燃焼燃料が正しい位置へ流れない、立ち消えの原因になる=点火に失敗した時に燃料が変なところへ流れ込む)。横向き取り付けはガソリン仕様では厳禁。灯油仕様でも故障の原因になる。
加筆修正します。中華製FFヒーターの中には、横向き取り付けができるモデルがあって、壁に取り付けられます。
窓に取り付け用の板を張って、そこにFFヒーター本体を取り付けることも可能でしょう。ただし、吸排気管の最低の長さが20cmとされているので、窓に直付けした場合には、この最低の長さを確保した取り付けが肝要です。

2:排気管をグニャグニャ経路にしない(排気効率が下がって不完全燃焼になる=燃焼室に煤が溜まって、不具合の原因になる)

3:排気管に上昇部分を作らない(稼働中に結露して水が溜まって不完全燃焼になる=排気ガスの大部分が水蒸気、自動車のマフラーと同様に水が溜まるけど、FFヒーターの排気圧は低いので水を排出できない)

4:排気口は下を向けて、雨水などが入らないようにする(排気管が詰まって排気効率が下がると不完全燃焼になって不具合が起きる)

5:排気口にタイヤからの泥はね対策をする(排気効率が下がると不完全燃焼になって不具合が起きる)

6:吸排気口を路面から離す(路面に近いと、走行中にゴミや泥が入りやすくなる。雨が降って車体下に水が溜まって吸排気口が水没しないようにする。特に雪道では走行中に雪が吸排気口を壊す可能性がある。また、路面の雪で吸排気口が塞がって吸排気不良になりやすい)

7:振動で排気管の取り付け部分が外れたり、壊れないように配管の固定を行う。ヒーター本体の揺れと排気管の揺れが別々になると壊れやすくなる。

8:吸気口と排気口が近過ぎないようにする(排気ガスが吸気口に吸い込まれて不完全燃焼が起きる。不完全燃焼が起きると燃焼室がススだらけになり、故障の原因となる)。ただし、30cm以上離れていれば、まず問題はない(熱配管の基礎理論)。

9:吸気口が車体の下にある場合には、排気ガスが溜まりやすい場所を避ける。

10:燃料ポンプと燃料フィルターには取り付ける向きがある(どちらも出口側を下にしてはいけない。水平もダメ。出口側が上になるように設置する。ポンプは上むき35度くらいがベスト。

11:過度に一酸化炭素中毒を気にして、上記の取り付けを守らない設置が見受けられる。排気管が外れて排気ガスが全部室内へ流れ込むような状況でなければ、一酸化炭素が室内に入り込むことは稀。つまり、逆の言い方をすれば上記の設置方法を守れば、一酸化炭素が室内に充満することはないはず。

12:一酸化炭素が室内に充満する事例=車が雪に埋まってしまった時。

13:FFヒーターが原因の火災=燃料ホースが外れた、もしくは、設置方法が間違っている。僕は、基本的には車の燃料タンクから燃料を持ってくることは行なっていません。FFヒーター専用のタンクを積んでいます。車の燃料タンクに穴を開けたり、車体下側に燃料ホースを這わすのは怖いです。これはきちんとした知識と経験がある、危険物取扱のできる人にやってもらってください。

14:FFヒーターの室内置きの勧め=熱配管のプロの意見では、どんなに正しい設置を行っても、経年劣化や騒動で配管(吸排気や燃料)は壊れるとのこと。壊れることを前提とした運用が必要です。なので、目で見てチェックできることが、安全の一番の近道です。業者の設置を信頼するのも良いのですが、日々の点検は所有者の責任です。年に1回見せるだけ、なんて僕は怖くてダメ。いつでも簡単に点検できる設置方法が必要だと思います。見えないところに置きっ放し、燃料や排ガスが漏れても分からないような設置方法は、僕は自殺行為に思えます。そこまで言わなくても、すべての配管が見えることの方が、どんなに立派な設置方法よりも安全です。

中華製FFヒーター自作取り付けマニュアル本が出ました。2020/3/20

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中華製FFヒーターの燃費と燃料タンク

中華製FFヒーターを室内設置&窓から吸排気というシステムで2ヶ月が過ぎました。何のトラブルも異臭せず、快適に稼働中です。
点火ミスもなく、火力も十分で、まぁ快適。

7泊の都内車中泊で消費灯油は2L程度

まだ寒さはそれほどでもないこともあって、消費した灯油は連続7泊と3日間の車中泊で、3Lに満たないです。その車中泊のうちの1日は10時間以上点けっぱなしも含みます。

カタログ上の燃費は0.16L/hなので、まぁ、合計の稼働時間が20時間弱という感じでしょうか。

現在、10Lタンクを載せているのですが、5Lタンクでも十分かなぁ。これから福島県内で映画のロケが増えるので、積雪の中で車中泊になると思われるので、とりあえず10Lタンクで過ごそうかとも思うのですが、どうしようかなぁ。

温度設定できるリモコンが欲しい

今欲しいのは、温度設定でオンオフできるリモコン。中華製の純正リモコンは2種類あって、昨日は同じ。時計、タイマー(オンオフ各2件)、温度計、出力調整、電圧計、エラー表示。

気温に応じて出力調整されるわけではないので、今の季節だと暑過ぎてダメ。途中で電源を切るのですが、寒くなれば自分でまた点けるか、タイマーをセットするしかないですね。

OEMというかコピーの元のFFヒーターには温度設定があるリモコンがあって、それが使えると思うんだけど、やってみないと分かりません。人柱だなぁ。

本日は軽キャンピングカーのATF交換

3年8ヶ月で約8万キロ、ATFは3回目の交換だ。
同時にデファレンシャルオイルも交換してもらおう。

ATFはやや遅れての交換、本当は2万キロごとに交換した方がいいんだよなぁ。
最近、ちょっと変速の感じが劣化した気がしていたので、来月が車検なんだけど、まぁ、ちょっと工賃が無駄になるけど、先にリフレッシュしておくぞ。

もしかすると、今年は伊勢神宮へ初詣に行くかも。
ということで、1月末の車検を目の前に、メンテナンスにお金をかけておこう。

ディーラーで作業中

近所のディーラーでATF交換を予約してあって、今、入庫したんだけど、若いメカニックが見積もりと説明に来たよ。

ATFの交換量が4Lと、多いのか少ないのか。

ATFはエンジンオイルみたいに全部抜いて新しいオイルと入れるんじゃなくて、人工透析みたいに新しいオイルを入れながら古いオイルを抜くのが標準的な施工法方。だから、ATの油量以上に新しいオイルが必要になるんだ。
ちなみに僕のエブリイの3速ATの規定量は3.4Lなので、4Lというのは、まぁ、そんな感じかなぁ。ひどい状態のATだと2倍以上が必要になる。つまり、新しいオイルで内部の汚れを流し出すんだ。
ATの状態がよければ、古いオイルが抜ければそれでOK。
メンテナンスは好きなので、まぁ、4Lは妥当な感じかな。
でも、交換マシーンで自動判別されるだろうから、もっと使われるかもね。それで料金アップしても、ぼくは文句なしなんだけど、さて、若いメカニックさん、どうするかな?

デファレンシャルギアというのは、後輪の駆動用の機構。前方にあるエンジンの回転を後輪へ伝えるものだ。こちらのオイルは2回目の交換かな? 3回目だったっけ?

交換時期が遅れた気がする

ATFとディファレンシャルギアオイルの交換は、併せて1万2千円弱。
さて、交換後の走りの違いが楽しみだなぁ。
最近はFFヒーターを乗せたりと車重が上がっていて、ATの負担が大きいはず。
ディーラーでは4〜5万キロで交換すればいいと言っているけど、僕は2〜3万キロで交換したいなぁ。前回が4万5千キロで交換だったので、今は8万8千キロだから、あ〜、4万キロオーバーでの交換か。サボり過ぎた。

中華製FFヒーター好調です。

スズキ・エブリイ(DA64V)に中華製FFヒーターを無理やり搭載して、7泊の車中泊をこなし、徐々に改善しています。

今日は、電源ラインを新しい系統に変えました。
これまでは電子レンジの電源ラインから電子レンジと排他的に使っていました。つまり、電子レンジの電源ライン(サブバッテリー直結の50A)とFFヒーターの電源コネクターを抜き差しして専用電源ラインにしていました。でも、50Aのラインは12sqの太いケーブルで、しかも電子レンジを使うためにはFFヒーターのラインを抜かないとダメで、ちょっと使いにくかった。

そこで、新しくサブバッテリーから電源ラインを出すことにしました。
2sq(直径2mm)の12V200Wに圧着ターミナルを付けて、バッテリーのターミナルにねじ止め。
中華製FFヒーターの必要電流量は、最大で瞬間11A。
2sq(最大17A)で必要十分ですよね。この瞬間11Aは起動時の暖気中だけで最大でも5分間なので、ケーブル容量としては大丈夫です。

さて、実験してみると、ちゃんと動作。
電源ラインに熱が発生することもなく、大丈夫ですね。

そのほか、室内置きの灯油タンクも置き場所も変更。これまでは運転席の後ろに立てていたのですが、右側スライドドアに寄りかからせる位置へ。そして、その前にカセット式のトイレを置いて暴れるのを防止。

明日は、ATF交換の予約が入れてあるので、運転席と助手席が動かせるようにいろいろ配置を調整。

本日のキャンピングカーの整備はこれでした。