「ポメラ」カテゴリーアーカイブ

武家の子孫として

私の家系を50歳が過ぎてから徹底的に調べたんだ。
父方は会津藩士で禄は7石二人縁。いわゆる下級武士だが、長屋を与えられて城近くの武家屋敷に住んでいた。明治維新では五稜郭の戦争にも加わり終戦となった。私は、その直系長男である。 その後、札幌で暮らすが、水戸へ流れてくる。その経緯はよく分からないが、明治維新の後に静岡の大名家から奥さんをもらい、そこで長男として生まれたのが祖父である。

一方、母方は長州藩士で、歴史書にも名前が登場する重臣だ。元の家は40石の下級武士だが、幕末の天保の改革の頃に、実務家として頭角を表し、家老に次ぐ実務トップに上り詰める。 明治維新では、保守派のトップであったために反逆者として処刑されている。

皆を思えば殺され、私利私欲の者が生き残る

人間社会も自然の一部であって、弱肉強食だ。悪であって強ければ、それが正義になる。ここで言う正義とは結果的に勝った者を指す。
父方の先祖は、明治維新の後に起こる戊辰戦争で国を追われるだけでなく、本当の名前を言えば会津藩士と分かり殺されてしまうために、名前を隠した。我が家の本当の姓は金澤である。
僕は今、福島のラジオのMCをしていて、そこでは金澤を名乗っている。親戚中が、それを喜んでくれている。そして今、僕は明治維新が如何に悪に染まっていたか、その後の日本を不幸にした出来事だったかを書き始めている。

母方の家も、反逆者と言われて、名前を変えている。というか、子供を他家へ養子に出し、中井という姓を名乗っている。
それだけでなく、つい最近まで、萩(長州)で、本当の名前を出すこと自体が、本当にタブーであった。最近は、どうなのだろう? 菩提寺の住職は、まだ名前を出すな、とおっしゃる。

会津と長州の名を出せぬ両家

会津と長州という宿敵の武家同士の結婚が、我が家である。父も母も、それを気にしたことはない。というか、歴史を本当の意味で知らないのだ。母方の祖父や叔父たちは、恐縮していた。ただ、母方の家は、自分たちが長州の(反逆者とされた)重臣の家柄だと言うことを知らなかった。もしくは、長兄であった叔父だけは知っていたのかも知れないが、誰にも言わなかったのかもしれない。 従兄弟に聞くと、4代前の家長(じいさま)は、何の仕事に就くこともなく、一月の何日かは萩へ行っていたという。それが何故かは、家族は誰も知らなかったというのだ。

そんな名前を出せなかった両家の間に長兄として生まれた私は、非常に浮世離れしていて、事実、食えない物書きを30年もやっている。映像や広告の仕事もしているが、それは食い扶持を稼ぐ手段であって、夢や目的ではない。 物書きも、初めはなんとなく始めた仕事だったが、人生で苦難に遭遇すると、必ずここに戻ってくるし、文字を書かない日はまったくない。 一日に平均すると3000字近くは書いていると思う。

そして、名前を言えない家の末裔として、私は金澤藤馬と名乗っている。金澤は「かねざわ」と読む。鎌倉の北条氏から派生する、金沢文庫を作った金澤家の末裔と思われる。菩提寺は江戸三田の徳玄寺。 今、本名としている渡辺の墓は、なぜか偶然なのだが、三田の荘厳寺で、徳玄寺の隣である。不思議なものだ。
藤馬は「とうま」と読む。これは母方のご先祖様から一字「藤」をもらっている。馬と付けたのは、母方のご先祖様に遠慮し、私は馬程度の存在だということだ。

私の人生は、非常に運が悪い。
なぜ、こんなに苦労するのか。
母方の叔父達は、いつも心配してくれている。
血のなせること、だそうだ。

家系として、やらなければならないことがあり、それが成されていないからだそうだ。

ランキング参加中です。クリックしていただけると、ハッピーさん!
にほんブログ村 本ブログ 電子書籍・電子雑誌へ

世の中は悪で出来ているのかなぁ

世の中をよくよく見てみると、全てが悪意から成り立っているように分析するのが正しい気がする。
フェアな関係などあるのだろうか?
私の周りだけが悪意の塊なのだろうか?
人それぞれには望みがあって、それが必ず対立して、どちらかが勝ち、どちらかが負ける。

自分を追い込んだ仕事・運動は思考力を低下させる

イギリスの研究だったと思うが、アスリートの被験者を集めて、片方は通常よりも40%多い練習をさせ、もう片方は適度な運動を2週間続けると、物事の判断や思考にどんな違いが出るかという研究がある。

それによると、40%多い運動、つまり、自分を追い込んだ過度な運動を続けると、物事を単純化して考える傾向が強くなり、目先の利益だけしか燃えなくなるだって。

つまり、危機的な状況にまで身体を追い込むと、総合的な判断力や計画的な考え方ができなくなるんだ。
この世の中は、いや日本は?、体育会的な組織構造が尊ばれていて、仕事の仕方もプレッシャーをかけて仕事を追い込むのがいいとされちゃう傾向が見える。 すると、目先の利益だけを追うようになって、儲かってるから正しい、というような思考の単純化が起こる。
その結果が今で、貧富の差が大きく、災害が起きても、短期的には支援しても、それっきり。
困っている人を減らすことが、実は全体の利益だったり、幸せを増やすのは、歴史的に当たり前なんだけど、そういう総合的な考え方ができなくなるのが、働き過ぎということだ。

つまり、世の中全体がよくなるために、自分の利益が減るのも惜しまないのが、結果的に自分の利益になるということなんだけど、そう思えないのは、働き過ぎってことなのかもしれないね。

ランキング参加中です。クリックしていただけると、ハッピーさん!
にほんブログ村 本ブログ 電子書籍・電子雑誌へ

人生はままならないものだなぁ

愚痴ろう。
映像の仕事は年を取るにつれて落ち目になるなぁ。
やはり、もらい仕事というのは、相手の都合次第なので、こちらではベストを尽くしてもどうしようもないことが多い。
特に、若い演出のやる仕事は、こちらから見ると粗ばかりなんだけど、発注側もそれがわからないから、それでいいってなる。ついつい口を出してしまうのが老害って奴だな。 そして、仕事は減る一方。

さて、そういうのが社会なんだけど、それは仕方ないとして、Kindleの執筆は、まぁ、読者と自分だけの世界がメインなので、自分がやればそれだけ収入が増える。 このところ、新作を書いていないので月々の印税は減っちゃっているけど、横ばいのまま推移。無料キャンペーンをやると少しだが印税は上がるね。 KindleとDVDの印税は、5年間で800万円くらいかなぁ。最近はぐっと減って、お小遣い程度だけど、まぁ、ありがたい。

さて、新作をどんどん出せば、正比例で収入が上がる。完全に印税だけで暮らすには、月に2~3作品を出せば、おそらく半年後にはまともな暮らしになるはず。もちろん、同じ作品を出版社から出せば数百万円にはなるんだろうけど、長い目で見ると自転車操業になるので、つまり、印税が長続きしないで絶版になるから、月額は非常にすくないかもしれないけど電子書籍の方が収入が上がるはずだ。5年前に書いた本が未だにチャリンチャリンとお金になっているので、およそ、どのくらいのものを書けば、つまり、取材や検証にお金のかからない作品でいくらくらい儲かるかが解った気がするんだ。

などなど、愚痴っているが、なんとか、社会との仕事としての接点を減らして、純粋な興味と取材と人脈だけで、好きなことだけで暮らしたい。 そう、単なる我が儘な人生を送りたいだけなんだぜ。うん、それだけ。

ランキング参加中です。クリックしていただけると、ハッピーさん!
にほんブログ村 本ブログ 電子書籍・電子雑誌へ

不倫小説、進行中

結局の所、ポメラがいいですね。
不倫バイオレンス心理小説っぽいのを絶賛執筆中。
このところ、マルキ・ド・サドやカズオ・イシグロの作品を読みまくっているのです。
なんだか、54歳になって、やっと小説って何かが分かり始めた気がする。
遅いか。
映画脚本などでストーリー物はいっぱいやっているんだけど、映像じゃない、文字での世界観というものがなんだかつかめた気がします。

そこで不倫小説

不倫って、誰でも出来る人殺しみたいなもので、当事者や世間に強いインパクトを与えるてしまうことがあって、これまで比較宗教だとか哲学だとか歴史学だとかを勉強したものと融合させたくなっちゃったんですね。 ということで、3日間で2万5千文字。
どんどん書けちゃうなぁ。

ランキング参加中です。クリックしていただけると、ハッピーさん!
にほんブログ村 本ブログ 電子書籍・電子雑誌へ

自分の頭の悪さを補完したい

技術書と小説では、同じ物書きですが、かなり頭の使い方が違う、と思っているのですが、本当はどうなのかなぁ?
技術書の場合には、ある程度の必勝パターンの構成というのがあるのですが、小生はどうなんだろう?
僕自身は小説の読書数が圧倒的に少なくて、頭の中に必勝パターンが入っていないのがウイークポイントですね。

ポメラで構成を考えるべき何だろうか?

ポメラで執筆すると、単位時間で書ける文字数は圧倒的に多くなります。もちろん、パソコンでも同じように書けるんだけど、まぁ、ポメラが快適ですな。 このブログも、ポメラで書いているんだけど、楽ですねぇ。

さて、ポメラで長編を書こうと思うと、構成をどうして行くか、そこがポイントになるんだけど、もちろんアウトラインで書けるから、これも楽と言えば楽。ただ、画像を貼れないので、それはストレス。文字だけの作品なら良いんだけど、時代はビジュアルに傾いているので、何だかなぁ。

欲しい機能としては、アウトラインの見出し一覧をテキストで吐き出せると、別ファイルとして構成だけ考える事が出来るんだよなぁ。 その見出し一覧と、元の作品がリンクして動作してくれると良いなぁ。

<自動記述テンプレートをポメラで使うには/h2>
さて、僕の本の中では『誰でも書ける・実用本の書き方入門」がロングセラーになっていて、自動記述テンプレートが非常に好評。というか、長年の書籍執筆のノウハウが詰まっているので、当たり前と言えば当たり前。 旧欲としては小説をテンプレート化したいんだけど、まだまだ、僕の実力がその域に達していないのが難点。

そんでもって、ポメラで自動記述テンプレートを使えれば、もっともっと書籍執筆のスピードが上がるはずなんだけど、難しいなぁ。

ポメラでVZエディター的なマクロが使えると良いのになぁ

そういった様々な要望を実現するには、ポメラでマクロが使えるようなるといいはず。
マクロが使えれば、ポメラを使う人が圧倒的に増えるはずなんだけど、だって、やりたいことをのためにポメラをカスタマイズできるし、マクロ作家もたくさんいて、そういうマクロを組む世代の人が、今はかなり暇なおっさんになっているはずなので、1980年代から90年代のPDAブームみたいなのがまた来るのではないかと思うだけどねぇ。

キングジムさん、マクロを導入して下さい。
あ、DOSが動くようになるだけでも良いかもしれないなぁ。
すでにWindowsは動いているから、DOSは出来るはずなんだよなぁ。

頭の悪さを補完するポメラになってほしい

今は、ポメラは最高の文字入力マシンであることは事実。
でも、それは自分の中にあることを文字にしているだけ。
欲しいのは、自分の頭のごちゃごちゃしたものを、簡単にまとめてくれる機能が欲しいなぁ。ポメラの今ある機能だけで、何が出来るか工夫も必要ですな、研究しましょう。

ランキング参加中です。クリックしていただけると、ハッピーさん!
にほんブログ村 本ブログ 電子書籍・電子雑誌へ

DM200に欲しい機能:青空文庫

ポメラDM200に欲しい機能を考えてみたんだ。
まず、小説執筆関連としては、青空文庫の修飾タグに対応して欲しいぞ。
非常にシンプルなテキストベースのタグで、見出しや縦中横、ルビ、傍点などがある。

1:文章中にタグがあれば修飾された状態で表示する・
2:選択された文字列にタグを付ける。

アウトライン編集とほとんど同じなので、DM200で楽に出来ると思うんだなぁ。

シナリオ形式の整形機能

シナリオ形式の整形も是非欲しいですね。柱、ト書き、台詞の3つの
修飾だけです。

以上、欲しいなぁ。

ランキング参加中です。クリックしていただけると、ハッピーさん!
にほんブログ村 本ブログ 電子書籍・電子雑誌へ

DM200のファームウェアがバージョンアップ

キングジムのサイトで、DM200の最新版ファームウェアがりりーすされているよ。令和に対応だそうだ。「きょう」と入力して変換した時に本日の日時に変換されるんだけど、それが令和に対応ということみたい。

今日=令和元年11月6日(水)

バグ修正もあるらしいけど、使った感じではよく分からないな。

ランキング参加中です。クリックしていただけると、ハッピーさん!
にほんブログ村 本ブログ 電子書籍・電子雑誌へ

ポメラからWordPress投稿の覚え書き

ポメラDM200からWordpressへ投稿する方法の覚え書き
1:アップロード機能でGmail送信する
2:Gmailへの接続は、ポメラのGmailアカウント機能を使う
3:Gmailのセキュリティーに引っかかる時には、Googleアカウントの「セキュリティー」から「Googleへのログイン」で「アプリ パスワード」を新規生成する。 4:そのパスワードをポメラのGmailアカウントに入力
5:WordpressにJetpackプラグインを入れて、「設定」「執筆」「メール投稿」で投稿専用のメールアドレスを生成(~@post.warodpress.com) 6:ポメラのアップロードの「宛先」に先ほど生成されたメールアドレスを入力
7:投稿用のタグ(タイトルや見出し)が使える

ランキング参加中です。クリックしていただけると、ハッピーさん!
にほんブログ村 本ブログ 電子書籍・電子雑誌へ

やはりポメラに戻ってきた

資料を多用して執筆する書籍はiPadがいいのですが、小説や哲学っぽいものを執筆するには、やはり文字入力にストレスのないマシンじゃないと思考が止まって良いものが書けないですね。

脳内発話よりも速い文字入力

職業物書き歴が長い小生ですが、言い文章を書いている時は、脳内で発話したものを文字入力するのではなくて、イメージがそのまま指の動きとなって文字になっていきます。 会話している時に、頭の中で先にしゃべることを発話してから声に出すのと、全くそんなことはしないでどんどんしゃべることがありますよね。

それと同じで、物書きも長くやると書こうとすることを脳内で発話することなくし文字にすることができます。

思考からダイレクトに文字にするにはポメラがいい

そう言った書き方するには、文字入力に信頼性が必要になります。小生の場合にはソフトウェアキーボードでは不可能でした。若い人はフリップ入力でそれができるのまもしれませんが、小生はメカニカルなキーボードでないと駄目ですねぇ。 ポメラを久しぶりに使っているのですが、やはり、これがいいなぁ。
DM200はちょっと大きくて嫌なのですが、他に選択肢がないなぁ。

ランキング参加中です。クリックしていただけると、ハッピーさん!
にほんブログ村 本ブログ 電子書籍・電子雑誌へ

書くためのモチベーションとは

いろいろ30年近く物書きを続けていて、特に駄目なのは最後まで書き終えないで、書きかけが溜まっていってしまうことですな。みなさんはどうですか? どうしたらいいでしょうかねぇ。

ある調査によると、クリエーターには2種類あって、10代20代で成功するひらめきタイプと、50代になってから花が咲く遅咲きタイプがいるそうですよ。前者は直感で何かを作っていくタイプで、後者は十分な経験に基づいてものを作るタイプだそうです。前者ではモーツァルトなど、後者ではアインシュタインなどだそうです。

モチベーションを下げる理由があるんだ

僕がものを書いていて、必ず完成に至るのは「確実な締め切り」と「報酬」ですね。どちらが欠けても完成に至りません。
でも、自分で締め切りを儲けて、不確実な報酬しかないKindle本でも、なんとか完成に至る作品もあります。注目するべきは後者ですね。後者で完成に至るのは、確実な読み手が想定できる場合です。もしかしたら誰かが読んでくれる、というレベルでは完成しませんね。

ということは、先に読者想定を確実にしておけば、モチベーションを保てるということかしら?
きっとそうですよね。
ブログも、締め切りも報酬もないのですが、読んでくれる人がいることが様々な方法で確認できます。アクセス数であるとかいいね!の数です。ランキング順位というのもありますね。 では、どうするのか。はい、自分の評価や注目を上げるには、他の人のブログなどにいいねをすること、そしていいねをしてもらったら、確実に返す。

ま、こんなところだと思いますよ。
さあ、書きましょう。

ランキング参加中です。クリックしていただけると、ハッピーさん!
にほんブログ村 本ブログ 電子書籍・電子雑誌へ