【気づき】の積み重ねをノウハウという

Kindle本「魅力的な文章の書き方」の頭の差し替え

すでに7割くらい書き終わっているんだけど、冒頭の買い出しを替えたくなった。

文章は、実は誰にでも書けるんだけど、なぜか「書けると思っていない人」が多い。
それは、おそらく具体的な「書ける」イメージがないんだと思う。
事実、本のような文章を書こうと思っても、確かに難しい。

こういった場合、ノウハウが不足しているということだけが問題だ。

そのノウハウって何か? 単なる作例を並べても、辞書のように単語や用例を並べても、それだけでは文章になることはない。つまり、情報はノウハウじゃない。

そこで考えてみた。
ノウハウって何なのか?
これは「やったことがある人しか分からない事」。

「やったことがある人にしか分からないというのは何か?」
これは経験を通して「気付いたこと」だろう。
その「気づき」を積み重ねた上で、精査して残ったものがノウハなのだ。
だから、ノウハウは貴重であり、価値がある。
情報に比べて、その数倍も価値があるはずだ。

ところが、今の社会は、このノウハウを持った人間の価値をあまり高く見ていない。
企業の理屈でいえば、「買ってくればいい」と言う話になる。

ところが、買ってきた「ノウハウ」は、情報でしかないことに気付かないとだめだ。

なんて、考えている。

Kindle本「魅力的な文章の書き方」・増強中!

なんとなく書き上がってきたんだけど、また悪い癖で、大幅に書き直したくなってしまった。具体例満載にしたい。

まず、言葉のスケッチなんだけど、いい方法を思いついたんだ。
見たもの、感じたものを言葉でスケッチするんだけど、実際にやると、後で使い難いスケッチになっていることが多い。そこで、スケッチのコツを考えたんだ。

「寒いと、体がこわばる」
「寒いと、トイレが近くなる」
「寒いと、トイレに行きたいけど、行きたくない」

こんな感じで、書き出しを決めてしまうと、後で使いやすのだ。

などなど、スケッチをして、それを魅力的な文章、魅力的なストーリーへ展開する方法を伝授するのだ! のだのだ!

 

なかなか進まないけど、いろいろ考える。

スターウォーズを見たんだけど、面白いなぁ。
シンプルな対立構造で、ストーリーのオーソドックス。
いいなぁ。

それで、ちょっとメモったこと。
支配するというのは、武力や権力、つまり「力」によるものがある。
さらに、その背景には恐怖があったり。

さらに、お金による支配とか、宗教による支配だとか。

さてはて、現代は何?
武力や暴力による支配じゃないけど、心理的な恐怖による支配が起こりつつあるんじゃないかなぁ。

などなど考えた。

端唄で楽しむ:江戸の吉原「並木駒形」編

真夜中、お三味線・端唄のお稽古!
お三味線が軽快で楽しい端唄ですよ!
江戸の文化を知るいい手がかりです。
【並木駒形(三下がり)】

並木駒形 花川戸
山谷堀から ちょいと上がり
長い土手おば 通わんせ
花魁(おいらん)が お待ちかね
「お客だよ」「アイアイ!」


いつも吉原 五丁町(ごしょうまち)
花魁道中 そそり節
見せ清搔(すががき)に 誘われて
浮いた世界じゃないかいな
「酔うた 酔うた 酔うた」


花の吉原 仲の町(なかのちょう)
太鼓末社(たいこまっしゃ)や お取巻き
浮いた浮いたで 上がりゃんせ
お二階で お手がなる
「お酒だよ」「アイアイ!」

■解説
御大臣が、吉原へ遊びに行く風景です。
一番で、吉原までの道中
二番で、花魁道中を眺めて、お店に入る
三番で、お茶屋でのお遊びが絶好調!

そんな楽しくも、のんきな遊びの唄でございますよ!

※そそり節:遊郭を見ながら歩く時の鼻歌
※見せ(見世)清搔:花魁が出てくる時のテーマソング
※吉原 仲の町:吉原のメインストリート
※太鼓末社:太鼓持ち、末社も同じ意味

執筆しながら、三味線で心に流れを作ります。

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執筆と音楽、なんとなく関係しているようです。
心を落ち着けるために、三味線を弾いています。
この写真は、三味線の駒、サイズ(幅や高さ)や材質によって、音が大きく変わります。
大げさに言えば、同じ三味線で、トランペットからチューバまで、全然違う音が出せるのです。

また、三味線のチューニングは、カラオケと同じで、原音から1つ高く、低くというようになっています。

つまり、同じ弾き方で、違う音程が簡単に出せます。
おそらく、カラオケ文化は、この三味線のチューニングが背景にあるんじゃないかと思うのです!

そんな日本音楽を奏でながら、ストーリーの世界を広げています。

 

酒を飲む酒1 読んで欲しい!

今までの著作の中でも、「酒を飲む酒1」の出来は、非常にいいと思っている。
まぁ、こういうのが嫌いな人や分からない人がいるのはOKです。

読者と話しをさせて頂いて、一番好評なのが、この「酒を飲む酒1」。
何度も読み直していただき、その都度、発見があるさくひんだとのこと。

http://p.tl/dVeO

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SF小説2:ハコの特殊能力

小さい時から、ハコは他の子どもとちょっと違っていた。
お爺ちゃんが学者で、震災の話を子守唄代わりに聞かされていたからかもしれない。
小さな地震にも敏感で、すぐに逃げようとする。

そんなハコを同級生達は臆病者で変な奴と思っている。

そんなハコは、大地震を期に、急変する。
自分が何をすべきか啓示を受けたかのように、みんなを導いて逃げる。

人間には緊急事態に対応するモードがあるらしい。
そのスイッチが入った人間と入らなかった人間がいた。

そして大津波。

どうなるのか?

物書き歴30年、ストーリー・本の書き方・キャンピングカーのことを書いてます。