中華製FFヒーターの始業点検

中華製FFヒーターを搭載して3週間ほどが過ぎて、安定動作が確認できています。
いずれにせよ、千葉のこの季節じゃ、熱容量オーバーで暑いなぁ。

燃料パイプのチェック

FFヒーターを乗せて1000kmほど走っているので、ここで総点検。
あらら、燃料パイプのバンドが緩んでいた。
設置時の締め付けが足りていなかったのと、試行錯誤でゴンゴンと取り付け位置を動かしたりして燃料パイプに力がかかっていたのでしょう。

再度、パイプの取り回しをやり直して増し締め。
吸排気口の取り付けに目が行っていて、燃料パイプに神経が行き届いていなかったと反省。

いずれにせよ、目視できる取り付け方法なので、始業点検は楽チンです。

明日から映画の撮影

今回も録音部として参加。
6日間の撮影です。
全日程ともキャンピングカーで寝泊まり。
FFヒーターの動作チェックも済んで、カセット式トイレも積み込みました。

全機材が無線式に

全機材が無線デジタル接続でケーブルレス。
かなり軽量化されたし、ケーブル捌きをしないので楽だと思います。

中華製FFヒーター、使用レポート(1)

むき出し取り付けのFFヒーター。さて、安全なのか?

冬の福島県で映画のロケが繰り返される予定なので、軽キャンピングカーの暖房が急務だったんですよ。
でも、お金がないじゃないですか! だって、車中泊ばかりで働かないから(アララ)。

冗談はさておき、中華製FFヒーターの取り付けが完了して、連日、動作チェックをしています。マニュアルによると20分以上の運転で安定することを確認のこと、と書かれています。

動作はこんな感じ

電源を入れると、まず、ファンが回り始めるんだ。結構、気合いを入れた送風。そして1分くらい過ぎると、燃料ポンプが動き出す。これがびっくり、カチン、カチン、と時計のように定期的なリズムを刻む。その都度、燃料がちょっとずつ送り込まれるんだ。
実は、このカチンの回数がヒーター出力と連動しているんだ。つまり、燃料の供給量が、このカチンの回数に比例する。

なんてことはどうでもいいけど、何れにせよ、電源オンで1分ほどで燃料が送り込まれるんだ。すると、排気管からブォーーーーと燃焼する音が出てくる。それに応じて送風ファンがゴーーー。
すると、徐々に温風が出てくる。そして、機械内部が十分に温まるまでフル運転が続くんだ。そりゃ、すごい音! 車の送風を最大にしたよりも大きい、すごい迫力。

そんでもって、温風が出始めてから10分程度で、次は徐々にファンが弱くなるんだ。そして13分くらいすると、ほんわか、のんびり、うわ〜〜あったかい、って程度の安定動作になる。もちろん、ヒーターの出力設定次第だけどね。
つまり、電源を入れて10分間くらいは、初期動作で安定動作するまでの暖機運転。十分に機械が温まると、そこからが通常運転なんだね。

僕のは5kWの一番大きなヒーターなんだけど、最低出力にしておくと、千葉の今の季節(気温10度以上)では、窓を開けておくくらいで快眠の気温になる。

ただし、熱気は天井付近にあって、軽キャンピングカーの薄いドアからは冷気がジワー。扇風機で空気をかき混ぜないとダメね。

安全装置が結構頑張るぞ

このヒーターには様々な安全装置が付いているんだ。
まず、室内の吸気口を塞いでみると、ガガガガって音がし始めて、エラー表示で自動停止する。おお、ちゃんとしているじゃん。燃料を切ってもエラーで自動停止、電源電圧が下がっても自動停止。ちゃんとしてますね。

何れにせよ、使い続けないと安全かどうかわからないですな。
もうちょい、頑張って使います。

中華製FFヒーター取り付け完了

やっと中華製FFヒーターの取り付けが完了しました。
まぁ、木工、金属カットくらいですね。電気配線は非常に簡単で、バッテリーから12Vをもらってくるだけです。

面倒なのは、本体取り付けと煙突設置

今回大変だったのは、本体の取り付けでしね。
今回は室内に安全に置くために、カラーアングルを使って籠を作り、振動対策、熱対策もやりました。

カラーアングルで本体用の籠を作成。縦横20cm(脚が10cm)長さは45cm。20cmのカラーアングルは存在しないので、ホームセンターで20cmに切り揃えてもらった。
籠を作って天井からぶら下げています。吸気(黒いパイプ)と排気(銀色のパイプ)は、窓から外へ出します。
木の板で窓を塞いで、開けた穴から吸排気管を出します。熱対策に、排気管はチタン配合のグラスウールの布で巻いています。自動車のマフラー用です。
耐熱のシリコンゴムを貼って、防水しています。ちょっと弱いですけどね。
安全対策にステンレスの板で保護。排気ガスをもろに受けますが、触れなくなるほどには過熱しません。ちなみに、木の枠も耐熱ゴム(シリコン)も全然大丈夫です。

こんな感じです。詳しいサイズや取り付け手順などは、後でまとめます。
まずは、取り付け完了です。