DM200でFlash Air

ポメラDM200にFlashAirを刺して使っています。
DM200はFlashAir(SDカードにメモリーとWiFi機能が入っている)に対応していないのですが、刺せばFlashAirの通信機能がオンになって、ネット経由でFlashAirの中味を読み出せます。

DM200の電源は大丈夫

DM200にも通信機能が入っていますが、様々な制約があります。特に5万字を越える文章のやり取りは出来ないといった方がいいっす。 そこで、FlashAirを使います。FlashAirはWiFi経由でSDメモリーの中味にアクセスすることができます。詳しくはこのブログの過去を探してみて下さい。

さて、実際に運用を続けていますが、そのレポートをしておきます。
まず、FlashAirの通信機能の電源は、もちろんDM200から供給することになります。ですから、FlashAirの通信機能が使われるとDM200の電気がかなり食われます。残量表示を見ていると、どんどん減るという感じです。

FlashAirの通信電源を自動オフ1分に

でも、それじゃ使えないので一工夫。FlashAirの設定アプリ(iPhoneやパソコン用)から、通信の自動オフの設定を最短時間の1分にします。こうするとiPhoneやパソコンとつながないでおけば、電気を余分に食われることはなくなります。 実際に使ってみると、DM200の電源を入れた直後はバッテリーの残量が1~2%くらいすぐに減ります。でも、その後は今までと同じような減り方になります。

iPhone等の自動接続に注意

iPhoneからFlashAirへつなぐには、FlashAirがアクセスポイントになるので、そこにWiFiでつなぎます。これがちょっとキモで、iPhoneを屋外で使っていると、使えるアクセスポイントを見つけて自動接続します。ですから、屋外などでDM200を起動するとiPhoneがFlashAirに接続してしまいます。つまり、使おうと使うまいと自動接続されるのです。 自動接続されると困るのが、先ほどの電気を食うことです。iPhoneは接続されているとFlashAirの電源が入りっぱなしになるからです。

ですから、自動接続しないように設定します。

また、DM200のバッテリーの減りが早いと感じたら、ちょっとiPhoneのWiFi設定を見た方が良いかもしれません。

実際に使い続けてみると

DM100とDM200でもっとも変わったと思うのが、やはり電源ですよね。
DM100では電池残量なんてあまり気にしせず使っていました。空に近くなったら電池はどこにあったっけ?と考えるくらいです。
DM200は残量が%表示になったので、なんだか気になります。わたしだけでしょうか? 画面右下のバッテリーマークも大雑把なので、なんだかすぐ減っていくように見えます。

さて、みなさんは、DM200を満タンにしたら、どのくらい使い続けて、次に充電するのはいつでしょうか?
僕は、どうも臆病なのか、家に帰ったら充電してしまうのですが、そんなに気にするほどのことじゃないのかしら。

ということで、充電しないで何日使い続けられるのか試してみました。
といっても、僕は職業的に文字を書いているので、一日の使用時間は結構長くて、5時間くらいですかね。
カタログスペックだと18時間でしたっけ。だから、私の使い方だと3日くらいで空に近づく感じかな。
ちなみに残量が30%になると通信しようとすると警告が出て、20%で通信不可能になります。

確かに、まぁ、一日5時間で3日くらいかなぁ。もっと短いかなぁ。

設定はこれ

ひとまず、こんな設定で使っています。
1:DM200の電源設定「オートスリープ3分・オートパワーオフ30分」
2:FlashAirの自動電源オフ1分

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ポメラのアウトライン

ポメラのアウトライン機能で効率よく執筆するコツを考えています。
基本的には自動記述テンプレートを使うべきなのですが、ポメラだとちょっとつらいっすね。

ポメラのDM200とDM30に搭載されているのがテキストベースのアウトラインプロセッサです。DOSの時代には色々なテキストベースのアウトラインプロセッサがあったのですが、現在はWindowsで動くTOMBOくらいが生き残りかなぁ。

テキストベースというのは、文字修飾機能のない、アスキー文字だけで構成できるアウトラインプロセッサです。表計算ソフトのCSVファイルみたいなものですね。 まぁ、アウトラインプロセッサの説明は長くなるのでこのくらいにします。

アウトラインプロセッサでの執筆のコツは?

アウトラインプロセッサは、章・節・項などの階層構造で文章を書くためのツールです。でも、項目ごとに文章を分類する簡易データベースとしても使えます。 つまり、本文も階層で書けるし、メモや調べた情報を項目ごとに貯めておくことも出来るわけです。

台割を作って書くのがベターだけど

自動記述テンプレートは、思いついたことを章ごとにまとめていって、最後に肉付けする手順で執筆します。これは最終形を頭に置きながらゴールに向かって執筆するプロ御用達の執筆方法です。詳しく書けば、雑誌などを作り上げるのは台割という目次を詳しくした設計図を先に作ります。どの章が何ページ分でその中にどんな節(中味)を持ってくるかということを先に決めるのです。そうすることで、途中で書くことにもよっても前後のつながりから脇道にそれずに書けるわけです。

※自動記述テンプレートは、僕の「超入門・実用本の書き方・入門」に使い方などが書いてありますよ。

書籍本文と気付いたメモを並列に書こう

一方、もっと自由に散文的に書くことも出来ます。散文調に適当に書いていって、後で順序を入れ替えてまとめる書き方です。失敗の多い書き方でもありますが、自由に書けるので執筆は楽かも知れません。

そこで登場するのがアウトラインプロセッサです。
散文調に書いても、その順序を簡単に入れ替えることができるのです。自動記述テンプレートの場合は、文章の順序を入れ替えるのがちょっと面倒で、融通が利かないっすよね。でも、アウトラインプロセッサなら入れ替えは簡単です。

アウトラインプロセッサを使った書籍の書き方は簡単です。
とにかく思いついたことを「行頭記号」を付けて書くだけです。行頭記号というのはポメラの場合には「.」か「#」です。僕は#を使っています。プロの編集現場も#を使うので、そのまま入稿できます。#の個数で階層が決められます。#の数が増えると階層が深くなるのです。具体的に言えば#で章、##で節、###項というようになります。

まずは適当にメモ書き

アウトラインプロセッサに決まった使い方というのはないと言うべきなんですが、僕はまず、「#アイデア」という章を作って、その後ろに思いつくだけアイデアのメモを書きます。そのうちに、「##人物」とか「##出来事」のように分類できるようになるはずです。 分類が増えてくると、こんどは、その分類で似たものを集めていきます。
すると、なんとなく本の構造が見えてきます。というか、本にするべき事が何かが見えてくるのです。

分類が出来たら章立て

分類が進むと、章立てができると思います。ここからは「実用本の書き方」にあるように、5つの章に分けていきます。本書をお読みになった人はお分かりかと思いますが、4章+1章ですよね。 章立てができたら、次は節立てです。

ということで、最終的には5章5節5項を目指して書き込みをすればいいのですね。

ポメラの高速アウトラインプロセッサを多用しよう

ポメラのアウトラインプロセッサは非常に高速です。パソコンを使いたくなくなるほど高速です。
ですから、これを使わないのはもったいない。
アイデアをどんどん文字にして、並べ直す作業を繰り返すと、それだけで本が書けると思います。

さて、書きますか。

僕は若い時にはアウトラインプロセッサで原稿執筆をしていました。

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DM30の評判が悪い!

DM30が発売になって1週間ほど経ちました。
ネットので評判は、あまりよろしくないですね。

先日のこのブログでも、いくつかの懸念材料を挙げていました

電子ペーパーの応答が悪いのではないか

この点は、多くの人が「ダメだ」と書いています。

ポメラユーザーは、単に文字を打つのではなく、快適に素早く文字入力をするために、この機種を選んでいますよね。
そういう意味では、やはり画面の応答性が悪いのは致命的でしょうね。

残像があるのではないか

この点もほとんどの人が「アウト」判定ですね。

いやぁ、そりゃそうですよね。画面がダメだと書く気になれません。しかも、このブログでは懸念材料に出さなかったんだけど、バックライトが無いのも批判されています。

バックライトが無い

久しぶりにDM5を出してきて使ったのですが、確かに明るいとことでないと書けないんですよね。これは厳しいなぁ。
Kindle端末でさえバックライトがあって、しかも、環境光に応じて明るさを変えてくれる。逆にいうと、バックライトがないと目が疲れるんです。Kindle端末でバックライトを消すのは直射日光が当たっている時だけだもんなぁ。

キングジムを慮れば

乾電池で動作するのは良しとしても、普通の液晶の旧機種と電池の持ちは変わらない。っていうか、ちょっとダメになっているかも。でもなぁ、新製品を出すに当たって、何か味付けしないとダメだもんなぁ。

キーボードを頑張ったんだけど、結局でかくなっちゃった。
画面を最先端にしたんだけど、裏目に出た。

ふーむ、DM30、触ってこよう!

映画の組織について

映画の世界をちょっと紹介します。
映画は作品ごとに他人が集まる職場です。
多くの場合、初対面の人との仕事になります。
それでも、長年の仲間のように効率よく仕事をこなす必要があるので、独特な組織構造になっています。

1トップ3アシスタント制度

映画の話となると、一般では監督が誰で主役が誰でということになります。
でも、プロの現場では、カメラマンは誰で助監督は誰か、というのがかなり気になります。
そこで、映画組織の概要を紹介します。
映画は、助手3人組で出来ています。

例えば、撮影部は、
キャメラマンが総責任者で、その下に「チーフ」「セカンド」「サード」と3人の助手が付きます。それぞれに仕事が決まっているので、はじめて組む人間でも、やるべき事が明確です。

演出部も同じで、
監督をトップとして、助監督の「チーフ」「セカンド」「サード」となります。
照明部と録音部は、トップを「技師」と呼びます。技師の下に2人くらい助手が付きます。

ちょっと耳慣れない役職が「制作部」です。
実は、映画の現場で一番重要なのが制作部です。
役職で言えば、制作主任をトップに、制作担当という助手が何人か付きます。
制作部というのは、会社の総務みたいなもので、撮影場所の撮影許可や、必要な道具を集めます。

映画のスクリーン映るものと映らないもの

他にもいろいろな役職があるのでが、一つ重要な考え方を紹介します。
それは、映画が完成した時にスクリーンに映るものと映らないもので、組織が2分されているということです。その2つというのは「演出系」「技術系」です。
「演出系」とは、スクリーン映るものです。役者や風景や小物などです。演技をどうするか、何も役者に着せるか、何処で撮影するかなどは、すべて演出系です。さらに、何をどんな順番で撮るのかというもの演出系の判断です。 つまり、皆さんが映画として観ているものは、演出系の判断で選ばれた世界です。
これを現場では「カメラ前」という言い方をします。
その判断のトップは、助監督のチーフです。

一方、どんなカメラでどんな光の中で、どんな音で撮るのかという技術の判断があります。これが技術系です。技術の総責任者はキャメラマンです。照明部も録音部も、キャメラマンのオーダーで機材を用意しセッティングします。これを「カメラ後ろ」と呼びます。

監督は素人でもいい

この「演出系」「技術系」の用意した世界を最終的に判断するのが監督です。
極端な言い方をすれば、助監督とキャメラマンがプロなら、監督は映画の素人でもいいのです。

というのは言い過ぎですが、理想的な現場というのは、監督がイメージする映画を絵コンテにして、脚本と共に助監督とキャメラマンに渡します。助監督とキャメラマンは、その監督の世界を実現するためにカメラ前とカメラ後ろを準備します。例えば役者を空中高く浮かせる、という絵コンテに対して、どんな場所でどんな機材を使うのかを準備するわけです。

もし、監督が素人で絵コンテさえ書けない場合でも、脚本さえあればキャメラマンと助監督で準備ができます。ですから、映画は成立します。

つまり、監督は芸術家、助監督やキャメラマン以下は職人というのが映画の世界なのです。

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北朝鮮の非核化について

北朝鮮の非核化について

テレビなどでは、北朝鮮の要求が大きく通って、アメリカは譲歩したのではないかと言われているが、どうなのか考察する。

まず、事実だけを並べる。

  1. 北朝鮮が核武装している。
  2. 多くの国が、これを望まない。
  3. しかし、核武装をすでに行なっている国があり、しかも、いつでも発射可能な状態だ。
  4. なぜ、北朝鮮が核武装をしてはいけないのか、合理的な根拠はない。
  5. インドやイランなど、戦後に核武装した国があるが、北朝鮮のような制裁が続いている訳ではないのはなぜか。
  6. 大国は核を持つ資格があり、小国は持ってはいけない、という理屈がある。
  7. 独裁国家は核を持つと暴走する危険性がある、という理屈がある。
  8. 北朝鮮は独裁国家だ。
  9. この数十年、他国への武力侵攻が生じたのは、中東、アフリカ。古くはフォークランド紛争。ISISという団体もある。
  10. 独立のための紛争もある。クリミア半島、チェコ、アイルランドなど。
  11. 朝鮮半島の戦争は、誰のための何の戦争なのか? 日本人で理解をしようとしている人がいるのだろうか?
  12. 冷戦以降、世界中で米軍の駐屯が廃止されているが、その地域で紛争が起きた事実はないし、駐屯前後で地域との情勢変化もない。

さて、事実を比べてみると明確なのは、他国へ侵攻や独立のための紛争は、中東とアフリカとヨーロッパに集中しているということだ。
フォークランド紛争だけが地理的に外れているのだが、当事国はイギリスであり、ヨーロッパが関与している。
アフリカの紛争も、イギリスとフランスの統治という侵略の結果とみるべきだろう。中東も同じだ。

こうみると、危険なのはヨーロッパ人だとしか言いようがない。
独裁国家が危険だ、というのは、よくわからない理屈だ。石油産油国の多くが独裁国家だ。しかし、問題にされない。
単純な事実の組み合わせで言えば、「ヨーロッパ人が関与すると戦争になる」ということだ。

また、近年で自国から離れた場所で戦争を仕掛けた国は、アメリカとイギリスだけ。ロシアを含めるべきかも知れないが、元々の統治地域近隣での紛争だ。
その他に国境問題というのがある。しかし、これは最近生じたものではなく、1000年前から紛争が続いている。例えば中国のウイグル自治区(イスラムと東洋の接点)だ。

そういった事を北朝鮮に当てはめると

1:核武装を禁止する合理的根拠はない。

2:しかし、今回、核廃棄するというのは、北朝鮮が譲歩したことに他ならない。

3:アメリカが駐屯を止めても、上記の事実からは、アジアで紛争が起こる具体的な懸念材料は乏しい(ヨーロッパ人が関与しないから)。中国が覇権を広げると懸念する人がいるが、歴史的にはアジアで他国侵略をしたのは(ヨーロッパ人と関係していた、もしくはイギリスの属国だった)日本だけで、中国が侵略戦争をした事実がない。懸念があるなら、対話することから始めればいい。

さて、ヨーロッパ人の侵攻によって紛争が起きているのは歴史的な事実で、そういった歴史観で世界情勢を見ると、ロシア、中国、北朝鮮の3つのエリアが、そのヨーロッパ人の横暴に反抗しているように見える。アフリカと中東は、ヨーロッパ人の横暴で破壊された地域と見ることができよう。

日本と韓国はアメリカ化した国である。そういう目線で見れば、日本と韓国はアメリカのように戦争を仕掛けてくる国に見えてくる。

そういう歴史認識を持って北朝鮮の目線を考えれば、核武装しなければヨーロッパ人の戦争に加担する国にされてしまうと思うだろう。事実、日本はアメリカの戦争の戦費捻出の奴隷みたいなものだ。北朝鮮は、そんな日本と同じになりたくないに違いない。

ポメラDM200でFlashAir

ポメラDM200の最大のダメなところは、長文をPCへ転送するのが弱い点ですね。
書籍だと5万~10万字なので、それをアップロード機能では送れないし、QRコードなんて面倒だし。

そこでFlashAir

ポメラDM200はFlashAirをサポートしていません。DM100はEvernoteに転送できたのになぁ。通信機能が搭載されたらEvernoteは無視かしらん。

さて、それは置いておいて、DM200でもFlashAirが使えます。
つまり、FalshAir自体の機能を使うということですね。

FlashAirでできること

1:全ファイルをスマホから閲覧できます。
2:ポメラQRでファイルを読み込めます。
3:FlashAirのログイン画面から、ファイルを読み込めます。

長文を読み込むにはポメラQRがいい

上記のように、FlashAir経由でファイルの読み込みができます。


ファイルの読み込み方法は2つあって、1つはポメラQRを使います。非常にシンプルな操作で長文が読み込めます。読み込んだ文書をDropboxなどに書き出すことも出来ます。ただし、ファイル名は「テキスト.txt」に固定です。とほほ。

もう1つは、FlashAirのログイン画面を使うことも可能です。
ちょっと面倒なのですが、iPhoneなどのWi-Fi画面でFlashAirを選びます。通常はそのまま接続になりますが、一度接続してから別のアクセスポイントを選んで、再びFlashAirを選ぶと、ログイン画面にファイル一覧が出てきます。ここで文書ファイルを選ぶと中味が表示されます。ここで文書をオールコピーするとスマホ内で編集することができますね。 ポメラQRに戻るには、ログイン画面の右上の「キャンセル」を押して、「インターネット接続無しで利用」を選ぶと、ポメラQRから読めるようになります。

追記

フラッシュエアの公式アプリでも、ファイルの閲覧保存が可能です。こちらのアプリでは、DropboxやiCloudに同じファイル名のまま保存できます。

とにかく電気を食う

ぼくのFlashAirは初期のW-02だからかもしれませんが、とにかく電気を食います。
FlashAirの電源の入り切りは、ポメラDM200側からはできません。
ですから、FlashAir側の「自動接続時間」の設定を「1分」にしておきます。
こうすると、スマホ側でFlashAirを切り離すと、1分後にFlashAirの無線の電源が落ちます。

FlashAirの電源の入れるには

上記のように設定しておくと、比較的短時間にFlashAirの無線が切れるので、DM200側のバッテリーが減るのを避けられます。 再びFlashAirを使うには、SDカードの抜き差しします。これで通信機能がオンになるので、接続可能になりますよ。

いずれにせよ、DM200の電源が入ると、その時にFlashAirもオンになるのでちょっとだけ消費電力が上がりますが、まぁ、長文を書く人には、ちょっとお薦めな使い方です。

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ポメラDM30を買おうかお悩み中

ついにポメラDM30が発売されました!
実売で3万7千円くらいです。

いやぁ、困ったなぁ、欲しいなぁ。
やっぱり電池動作は魅力だし、電子ペーパー画面もいいなぁ。
そして、サイズが魅力的です。DM200は横幅が大きくて、やはり持ち運びには不利ですね。

DM200との比較

そこで、DM200と比較して、善し悪しを考えてみます。

1:入力はほぼ一緒(プラマイゼロ)
まぁ、キーボードやATOKに関しては、同じと評価しておきます。
まだ、実機を触っていないのでキータッチは判らないのですが、これまでのポメラの延長線上だと思えば、まぁ、問題ないでしょう。

2:類語辞典がない!(マイナス10点)
あああ、類語辞典が載ってない。ああ、便利で一番よく使うのになぁ。
物書きとしては、国語辞典よりも類語辞典の方が重宝するのに。

3:電池動作はありがたい(プラス10点)
DM200は、やっぱり電源管理がめんどうだなぁ。
もちろん、丸一日執筆しても大丈夫なんですけどね。モバイルバッテリーか充電器を一緒に持ち歩かないと不安ですよ。
そう言う意味ではDM30は素敵!

4:画面(プラス5点)
電子ペーパーはいいですね。Kindle端末が電子ペーパーで、心地よいのを判っているので、これは魅力的。しかも、電池を食わないんですね。でも、どうだろう、文字入力の場合に、応答性が十分あるのかなぁ? 実機を見ないと判らないなぁ。 電子インクは、画面を書き換えをしないかぎり電池を食わないというのが特徴です。
その代わり、画面を書き換えるスピードが遅いのです。だから、文字入力の際にきれいに書き換わるのかなぁ。ページ送りはどうかなぁ? サイト上では残像が残ると書かれています。F12キーで画面リフレッシュするんですってよ、あはは。 実機を見てきますね。

5:通信機能はどうか?(マイナス10点)
DM200が便利なのは、「アップロード機能」がある点です。これはGmailを経由して様々なことをする機能です。このブログもアップロード機能で投稿しています。非常に便利で使いやすい。 欲を言えば、原稿をGmail本文に流し込むのではなく、メール添付機能を付けてもらえると完璧です。
というのは、長文をパソコンへ送る場合に、Gmailだと文字数制限があってダメ。書籍レベルの長文はMicloSDカード経由になっちゃうんだな。 そんでもってDM30ですが、この「アップロード機能」はないですね。困ったなぁ。
FlashAirを使うと文書は送れる。これはDM200でも一緒ですな。長文はポメラQRアプリで読み込めるので、それで文書の転送は、まぁ、いいか。 まとめると、「アップロード機能」を使っている人にはDM30はマイナスですな。

ああ、そうそう、DM200でもFlashAirは動作しますよ。特にDM200で何もしなくてもOK。つまり、FlashAirの通信電源は入りっぱなしってことですね。つまり、電池がどんどん減っていくみたい。とほほ。
FlashAir側の設定を変えればなんとかなるのかしら? 自動接続機能の時間を1分に下げてみよう。FlashAirの長文転送は魅力的だなぁ。もう少し研究しますね。

6:サイズ(プラス10点)
サイズ的には、DM30が非常に魅力的ですね。DM200はどうしても横幅が大きくて入れる鞄を選びます。出張の時に困っちゃう。DM30ならどんな鞄にも入るからいいなぁ。

DM30はプラス5点かぁ

 このように評価すると、DM200から買い換えのメリットってサイズと電池。
類語辞典と通信機能が無くなっちゃったのはダメだなぁ。
そう大きなメリットはないって事になります。

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電子たばこgloの裏技

全国の電子たばこgloファンのみなさん、今日は。
gloを美味しく吸うことに命を賭けています(大げさ)。

封を開けたばかりのNeoStiockって美味しいですよね。
しかも、煙量も豊富で、ドバーァですね。
でも、二日くらい過ぎちゃうと煙が減って、しかも美味くない。

乾燥剤を使え!

理由は簡単で、湿気ちゃったんですね。
そこで、小さなZIPロックに乾燥剤と一緒に入れておくとどうでしょう!

凄い、煙量が復活、味もエグ味が消えてマイルド。
3回電源目まで煙量が続きます。
食品用の乾燥剤なら健康にも問題なし。

ぜひ、お試しあれ。

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ニッケル水素電池のブレークイン中

充電池の管理は非常に重要です。
電池の寿命を延ばすと言う面もありますが、電池の性能を引き出す上で大切です。

バッテリーはなま物なので、ばらつきがあります。つまり、内部は化学物質なので、温度や使用状況で活性が異なるのです。
ちょうど、洗剤の効果みたいなもので、温度が高ければ良く落ちますが、洗濯機の回転でも落ち方が違いますよね。さらに、洗濯物の量によっても落ち方が違いますね。

同じ4本の電池を同じ条件で充電し、放電しています。
「電圧」を比較すると、各電池で差があることがわかります。
充電時には1番と3番で、最大3Vの差がありました。
放電時には、その差が1Vに減り、むしろ2番と3番の差が最も開いています。

つまり、充電と放電を繰り返すことで、個々の差が減ってきているということになります。
この作業を「電池のブレークイン」といいます。

電池を使う映画の現場では、なんでも一発勝負なので、機材トラブルの可能性を最低限にしなければなりません。そのためには、買ったばかりのバッテリーのブレークインや、メモリー効果を軽減させるリフレッシュ作業が重要です。

 

HiTEC X4 ADVANCE 2の電池管理が面白い

ポメラDM100など単三電池で動くマシンはまだまだたくさんありますね。
僕の場合は、映画の撮影で大量の単三電池を消費します。
1つの映画で100本近く使います。
映画用の音声ミキサーの場合、8本一組です。
これを1日に2〜3回交換。それ以外に無線マイクは4本一組が3セット、高音質無線マイクは6本セット。
電池の難しいのは、例えば8本セットの場合では、その中の1本でも空になったり不具合があると他7本に電力が残っていても、使っている機器は電池が空と判断して止まってしまったり誤動作をします。だから、たとえ1本だけがダメになっても全部交換になります。不経済ですよね。
と言うことで充電できる電池が必要なのですが、撮影現場ではちょっと怖いんですよね。電池の劣化具合がわからないと、上記の理由であっという間に電池切れや不具合の原因になっちゃう。
怖いので現場では、新品のアルカリ乾電池を使います。でもなぁ、トラブルの発生頻度は充電池と変わらないんだよなぁ。

HiTEC X4 ADVANCE 2がすごい

 

これはラジコン用の高機能充電器です。
電池を1本ずつ調べてその性能を報告してくれます。
しかも、製造時の電池のばらつきというのがあります。具体的に言えば、満充電の時の電圧が、1.47Vのものもあれば、1.44Vのものもあります。まぁ、誤差の範囲なのですが、これを混ぜて使うと弱い電池に負担がかかって不具合の原因になります。
そこで、電池の特性を計測して似た電池を組み合わせると、電池の性能を十分に引き出せます。なので、つまう前に電池特性(や劣化具合)を調べて組み合わせを整えるといいのですよ。これを電池のマッチングといいます。

今回導入したHiTEC X4 ABVANCE2は、スマホと連携して電池の性能を調べながら最適な状態を引き出します。

この画面は、新品のニッケル水素単三電池の初期充電です。0.1C充電(電池容量の10分の1の電流で充電)でゆっくり充電して、満充電時の状態を検出しています。
この電池の公称容量は2800mAhです。なので0.28Aで充電しています。「容量」と書かれている部分は、この場合は充電量を示しています(電流×時間)。約14時間経っているので3900mAhも入っています。でも、これは容量じゃなくて通電量なので、熱で消費されている電力も含まれます。

注目は「電圧」で、新品の充電池でも、満タンの電圧が違いますね。内部抵抗は123mΩでほぼ同じですが、満タンの電圧がこんなに違います。一般的には電池の劣化を内部抵抗で判断するのですが、そもそもの特性にもばらつきがあるので、劣化を診断するのは内部抵抗だけではわかりません。

この電池は、この後に強制放電をします。その後でもう一度ゆっくり充電します。その時に、本来の性能がわかります。その時の最終的な満充電の電圧で電池を分けて使うことにします。