SF小説2:ハコの特殊能力

小さい時から、ハコは他の子どもとちょっと違っていた。
お爺ちゃんが学者で、震災の話を子守唄代わりに聞かされていたからかもしれない。
小さな地震にも敏感で、すぐに逃げようとする。

そんなハコを同級生達は臆病者で変な奴と思っている。

そんなハコは、大地震を期に、急変する。
自分が何をすべきか啓示を受けたかのように、みんなを導いて逃げる。

人間には緊急事態に対応するモードがあるらしい。
そのスイッチが入った人間と入らなかった人間がいた。

そして大津波。

どうなるのか?

僕は「バランス」が好きだ!

考えてみると、生まれたときから、僕はバランスすることが好きだった。

たとえば絵の具。
パレットの上に同じ量だけ出したい。だって、使われなかった絵の具が可哀想だ。
そして、紙に塗る絵の具の量も同じじゃないと、可哀想だ。

変なバランスだ。

色々頑張って、人より頑張って儲けたい。
でも、儲ける人がいれば、その分だけ損をする人がいる。
これを信じられない人がほとんどだろうけど、利益は椅子取りゲームのように、有限のお金を取り合うのが経済。
それが嫌いだ! 全員が儲かることは決してない、それがバランスってものだ。

ものを書く原動力をリストにしてみた

四〇代ももうすぐ終わり。
さて、ものを書くのが楽しくて仕方がないのですが、その原動力が何なのか、リストにしてみましたよ!

1:嫌いな女性が何人もいる!(男で嫌いな人は数人)
2:(今の)日本が大嫌いだ!
3:今の日本は、明治以降、イギリスの(精神的な)植民地だと思う。
4:今の大企業優遇社会が大嫌いだ。
5:優しい人が損をしたり、苦労するのがやるせない。
6:空気で行動する奴は死ね!
7:勉強は出来なくてもいいけど、馬鹿は許せない。
8:とにかく、嫌な女がいる(二回目の登場!)。
9:金融が悪だ!
10:市場主義は、人間を蝕む!
11:今の経済は野蛮だ。経済で命を落とす人がいても、平気なのがイヤだ。

まあ、こんな感情が小生の中に蠢いている。

SF小説・こんな感じじゃ!じゃじゃ!

主人公のあだ名は「ハコ」。
大地震が来て、津波で都市が壊滅すると小学生の頃から訴えていて、友達にそう呼ばれるようになったんだ。
ノアの方舟の話から付けられたあだ名。

もう一人の主人公は「ハル」。
美人で人気者。ハコとは幼なじみ。ハコと一緒にいるのが嫌でしょうがない。

そこに、大津波が来る。

現在、書き進んでいる桜風本!

映像の仕事が一段落したので、執筆モードな毎日。
そこで、書き進めている本の紹介!

1:『全ては冷たい月の光の中に』SF小説です。世界が崩壊し、新しいワールドを構築してゆく時代のお話しです。お金の必要がない世界を思考実験中!

2:魅力的な文章の書き方・入門

3:『酒を飲む酒3』 幼なじみの味

などなど。
並行して書きますよ。
一日辺りの文字数は2万字(原稿用紙で60枚くらいかな)を目指そう。