プロの作家が、何を観察して、それをどうやってストーリーに仕上げてゆくのか、その舞台裏を見せながら、具体的な指導でストーリーを書けるように導きます。
これまで、何人もの若手作家・脚本家を指導・アドバイスし、デビューさせてきたノウハウが詰まっています。
また、Kindleなどの電子書籍を出版するため、具体的なアプリの使い方など、職業作家としての使えるノウハウも紹介しています。
目次
第一章 小説家・脚本家になろう 5
第一節 あなたにも、ストーリーは書ける! 6
第一項 ストーリーを書くのはセンスより技術です。 6
第二項 僕の仕事は、作家を育て、映画やアニメにすること 6
第三項 どうやったら、書けるの? 7
第四項 3つの記憶と1つの結末があればいい! ほらストーリーが見えて来た。 8
第五項 プロの思い出し方はここが違う 10
第六項 まとめますね。 11
第二節 ストーリーを書く基本 13
第一項 「3つの事実と1つの結末」から「起承転結」へ 13
第二項 「起承転結」って何だ? 13
第三項 実際には、どうするべきなの? 14
第四項 単行本60ページ分がポイントだ! 15
第三節 まずは60ページに挑戦 16
第一項 文字数とストーリーの関係性 16
第二項 80枚(60ページ分)を目指せ! 20
第四節 作家の種類 23
第一項 作家の種類は2種類! 23
第五節 アプリ活用で、どんどん書ける! 26
第一項 救世主 Scrivener アメリカの職業作家がよく使っているのがこのアプリです。 26
第二項 一太郎も、ちょー優れもの! 27
第二章 言葉のスケッチ、大特訓 29
第一節 言葉のスケッチでネタを増やせ! 30
第一項 言葉のスケッチって何だ? 30
第二項 言葉のスケッチでやるべきこと 30
第三項 言葉のスケッチの必要事項 31
第四項 喜怒哀楽のスケッチを充実させよう 34
第二節 言葉のスケッチの書き方 40
第一項 言葉のスケッチの初心者用フォーマット 40
第二項 実際に言葉のスケッチを書くコツは? 44
第三節 週刊誌記者の取材方法 46
第一項 取材も大切 46
第二項 カギ括弧を聞き出す 48
第三項 取材しないと分からないこと 49
第四項 一般人の皆さんが取材するには 49
第四節 言葉のスケッチ活用術 50
第一項 オリジナルキャラクターを入れ込む 50
第二項 キャラクターを真剣に考えよう 52
第三章 ショートストーリーを書こう 54
第一節 映画のあらすじ 55
第一項 ストーリー構築術を鍛えよう 55
第二項 映画を語る場合に陥りがちなこと 56
第二節 いよいよ執筆! 58
第一項 ショートストーリーを書いてみよう 58
第二項 映画のあらすじを語る調子で書いてみよう 61
第三節 短編のサンプル 62
第一項 短編と長編は根本的に違う 62
第四章 シナリオ(脚本)の書き方 71
第一節 シナリオ(脚本)と小説の違い 72
第一項 シナリオ(脚本)と小説は、ぜんぜん違うのだ! 72
第二項 脚本を見てみよう 72
第三項 ポイントはト書き 75
第二節 シナリオを書こう 78
第一項 シナリオを書くとストーリーが見えてくる 78
第二項 シナリオ化しようとすると、自己矛盾に気付く 82
第五章 童話の書き方 83
第一節 童話は魅力的 84
第一項 童話を書きたいですね! 84
第二項 残念な日本語版ハリーポッター 84
第三項 童話を書くなら、これを読め! 85
第四項 発達心理学を知らないと、書けないかも 85
第二節 童話を書いてみよう 87
第一項 さて、童話表現の実践 87
第二項 言葉のスケッチから童話を書いてみよう 88
第六章 仕上げて出版しよう 91
第一節 書籍の3種の神器 92
第一項 書籍に仕上げるために必要なこと 92
第二項 書籍の三種の神器は「表紙」「目次」「奥付」。シリーズの紹介ページも作りたい! 95
第三項 出版社の仕事の流れはこんな感じ 96
第四項 差別用語には注意しよう 96
第二節 Scrivenerを使おう 98
第一項 Kindle、専用ソフトで簡単出版 98
第二項 Scrivener、とりあえず使ってみよう 99
第三項 Scrivenerで執筆しよう 101
第四項 ScrivenerでKindle形式に出力しよう 101
第五項 日本語で出力する場合のポイント(横書きの場合) 103
第六項 その他に機能満載! 104
第三節 一太郎を使おう 105
第一項 縦書き文章を書くなら「一太郎 玄」が最高! 105
第二項 Scrivenerと一太郎の連携方法 106
第三項 一太郎でKindle形式出力&出版! 106
第四節 無料で日本語の縦書き 108
第一項 無料で縦書き出力したい 108
第二項 でも、やはり一太郎が一番! 113
第五節 動作確認をして出版しよう 116
第一項 動作確認をして出版しよう 116
第二項 さらに実機テスト 119
あとがき