呪いの科学

呪い(呪詛)の仕組みは、非常にシンプルだ。
催眠術は即効性がある呪詛だともいえる。
相手の心の中に呪詛を浸透させ、何らかの行動を行わせたり行動規制をする。
手法は呪詛と催眠術で違うところもあるが、結果的に起こることの類似性は大きい。

つまり、言葉や動きを見せて、それで相手をコントロールするということだ。

呪詛が使える人、使えない人

呪詛には素養が必要か?
結論を言えば、かなり素養が必要だ。
いや、誰にでも出来ては困るし、歴史的に見ても呪詛が使える人間が限られていることは事実だし、修行も必要とされている。

修行は大きく分けると、精神修行(最重要)と呪詛の形式(やり方)を学ぶことである。
呪詛の形式は、流派によって異なるが、基本的には、「誰に」「どんな結果をもたらすか」ということは共通している。

さて、そんな呪いだが、使える人と使えない人がいる。
結果的に言えば、呪いに信念を持てるかどうかの違いだ。疑問を持った人には呪詛は使えないのだ。

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