中華FFヒーターで7泊車中泊

映画のロケで、7泊の車中泊をしてきました。
中華製FFヒーターが非常に役に立って、ハッピーなロケでした。

不具合はコントローラで発生

さて、不具合の報告から。
中華製FFヒーターに初めについていたコントローラーが、どうも調子が悪くて、時計が勝手にリセットされちゃいます。
コントローラーにはタイマーが付いていて、指定時刻にヒーターを自動的にオンオフしてくれます。夜寝る時に1時間ほどで自動的にオフにして、朝方目覚める頃にオンにするように、時刻指定で設定します。

初めはちゃんと動作していたのですが、途中から時計がリセットされちゃうようになって(原因不明)、恐ろしいことに、朝の7時に車を出て、撮影が終わって22時くらいに車に戻ると、ヒーターが入りっぱなし。
幸いにも、火事にもならず、ただ、室内が快適?な30度近い気温に温められていただけでした。

最大で15時間ほど動いていたことになるのですが、さすが燃費が良いので、タンクの燃料は、ちょっと減ったかなぁ、くらいの感じ。

さて、不具合の原因がわからないので、コントローラーごと交換。
ちょっと高機能なヒーター内部の状況が表示されるタイプに付け替え。
というか、もともと交換するつもりで買ってあったので、コネクターを外して交換しただけです。

非常に快適かつ安定動作

7泊で、5泊は都内、1泊は栃木、1泊は福島でした。
まぁ、都内も結構寒かったのですが、福島が一番冷えたかな。
それでも、FFヒーターを点けていると、外の寒さとは無関係です。
5kWタイプを軽自動車で使っているので、パワーが余りすぎなのですが、最低出力にして、窓をちょっと開けているとちょうど良い感じです。熱が天井付近にこもりがちなので、USB扇風機を買って、サーキュレーター代りに使っています。
まぁ、室内に本体をぶら下げているので、ファンの音が気になる人は気になるかなぁ。それよりも、燃料ポンプの「カツン、カツン」がうるさいかも。ということで、ポンプの設置方法を変えようかな、と思いました。

新しいコントローラーにもタイマーが付いていて、時刻指定でオンオフできます。しかも2件設定できるので便利。

およそ、30分間動かすと、車体が温まって、今の気温(10度くらい)だと2時間くらいは暖かいままです。なので、夜の0時に寝るとしたら、午前2時か3時に起動させて30分後にオフ。そのあと、午前5時くらいにオンにすると、結構一晩中快適でした。

でも、それも面倒なので、点けっぱなしで、窓を開放していた方が、新鮮な空気を吸いながら熟睡という非常に贅沢な睡眠ができました。

窓から突き出た排気管は大丈夫か?

さて、車中泊は、都内はコインパーキング、地方はパーキングエリアを利用しました。コインパーキングの場合には、隣の車の出入りがほぼゼロなので、排気管が窓から飛び出していても、まぁ、事故にならないのですが、パーキングエリアはどうでしょうか?

軽自動車の窓から飛び出す吸排気管。約2cmのでっぱりだ。駐車場で歩行者に迷惑にならないか心配だった。

ちょうど連休中にパーキングエリア車中泊だったので、子連れや高齢者を伴う旅行者が結構いて、ぶつからないか心配していたのですが、まぁ、折りたたんだドアミラーよりも内側にあるのと、写真のようにカバーが付けてあります。

FFヒーターは電源を入れて5分後くらいからフル稼働で暖気します。その時にだけ、盛大に高温の排気ガスが出ます。この時に排気管に触ると火傷の危険性があるので、歩行者が通りかかると危ないんです。実際に使ってみてどうか。
特に横に停まった車から人が降りてくる時に危険かもしれないと思っていたのですが、全然大丈夫というか、フル稼働では、結構大きな音がするので近く人はいないし、この金属カバーに触るような歩き方だと、車のボディーに体がぶつかっちゃう。

まぁ、今の所は事故がない、というレベルですが、ひとまず、大丈夫という判断です。というか、起動時の暖機運転以外は、通常動作では、カバー自体に触ってもほんのり暖かいくらいなので、火傷の心配ななし。暖機運転では高温になるので、その対策を考えれば良いかなぁ、という感じです。

さて、それを考えるのも、楽しいなぁ。

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