パウロ・コエーリョ『不倫』

パウロ・コエーリョが好きなのだが、『不倫』を読了。
コエーリョの作品は、キリスト教とスピリチュアルが背景にいつもあって、非常に神秘的な雰囲気がある。
そして、女性が主人公で、その独白が多く使われているのも彼の特徴だろう。

不倫を通して愛を知る女性

 この「不倫」は、スイスが舞台になっている。コエーリョは南米の作家なのに。

 さて、主人公は非常に恵まれた一で、美人で頭が良く、非常に出来た外交官の夫と二人の子供がいる。
何の不自由もない才女で、夫のコネで新聞記者になっている。
その彼女が、高校時代の恋人に出会って不倫をし、本当の愛を見つけるというストーリーだ。

さて、感想は?

キリスト教とスピリチュアルがうまく融合していて、さすがコエーリョ節。全体の3分の2は、正直言って退屈だったなぁ。でも、後半戦は一気に面白くなって、なるほど、世界中で売れるってこういうことなのね。

#不倫で成長

ランキング参加中です。クリックしていただけると、ハッピーさん!
にほんブログ村 本ブログ 電子書籍・電子雑誌へ

コメントを残す