次の作品がスピリチュアルな内容になることは先日来、紹介しております。
「スピリチュアル」というのは、精神的世界とか霊的などという意味ですが、現代社会では「オカルト」に近い存在ですね。
でも、哲学的に「本質」を見極めようとすると、どうしても「生命の存在」とか「命の意味」にたどり着いてしまいます。
中国の古い思想では「陰陽道(易経・論語などの根幹になっている)」を元にして、全ては自然の一部であり、人間のやること全てが、宇宙の一部の出来事であり星の運行と同じく必然の出来事とされています。
つまり、人間の存在や何をするべきかということについては、自然の法則の中で論ずるのがイイということです。
一方、古代ギリシャ思想は、フィロソフィー(知を愛する)という哲学より発する形而上学の中で、「存在する」ということが物事の根本と捉えられ、紆余曲折ありながら(西洋はいろいろブレるなぁ)、神と科学の折り合いを付けています。
つまり、人間が存在するということ自体が、非常に特別だ、と言っています。
いずれにせよ、自然=神ということであれば、洋の東西の差が縮まります。
そんなことを考えながら、執筆中!