ギーターの解説本を書いているぞ

UMPCが非常に調子が良いので、ちょっと長くなりそうな本を書き始めたぞ。バガヴァッド・ギーターの解説本ね。
もう、10年以上も研究を続けているんだ。ギーターの後に編纂されたウパニシャッドも読み込んでいるので、かなり良い本になると思う。
誰にでも分かるように、非常に平易なエッセイ風に書くことにしている。ギーターを理解するのに必要な最低限の知識を先に読んでもらい、その後でギーターを解説する形式でいこう。

ギーターは、インド哲学の全てを網羅していると言われていて、内容は叙事詩。つまり、日本書紀みたいな感じで、百戦百勝の武将アルジュナ王子と創造神の化身であるクリシュナの問答集になっている。
ギーターは紀元前500年くらいの編纂された書物マハーバーラタの一部分なんだけど、この本は世界最大の叙事詩。内容は哲学的・宗教的な話が満載で、当時の知識層は必ず読んでいるものだ。紀元前500年というと釈迦が活躍した時代で、仏教思想はこのインド哲学をベースにしている。つまり、ギーターなどが示す思想を実生活で使えるようにしたの釈迦で、それが仏教、お経になったということだね。
例えば輪廻転生とか極楽浄土の考え方の基礎がインド哲学というわけさ。

ということですでに1万5千文字を執筆し終わっている。おそらく100万文字を超える本になると思う。

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