Kindle本「魅力的な文章の書き方」の頭の差し替え
すでに7割くらい書き終わっているんだけど、冒頭の買い出しを替えたくなった。
文章は、実は誰にでも書けるんだけど、なぜか「書けると思っていない人」が多い。
それは、おそらく具体的な「書ける」イメージがないんだと思う。
事実、本のような文章を書こうと思っても、確かに難しい。
こういった場合、ノウハウが不足しているということだけが問題だ。
そのノウハウって何か? 単なる作例を並べても、辞書のように単語や用例を並べても、それだけでは文章になることはない。つまり、情報はノウハウじゃない。
そこで考えてみた。
ノウハウって何なのか?
これは「やったことがある人しか分からない事」。
「やったことがある人にしか分からないというのは何か?」
これは経験を通して「気付いたこと」だろう。
その「気づき」を積み重ねた上で、精査して残ったものがノウハなのだ。
だから、ノウハウは貴重であり、価値がある。
情報に比べて、その数倍も価値があるはずだ。
ところが、今の社会は、このノウハウを持った人間の価値をあまり高く見ていない。
企業の理屈でいえば、「買ってくればいい」と言う話になる。
ところが、買ってきた「ノウハウ」は、情報でしかないことに気付かないとだめだ。
なんて、考えている。