「小説」カテゴリーアーカイブ

「酒を飲む酒2」ついに全シーン書き終え

とりあえず、全シーンが書き終わりました。
もうちょっと推敲すれば完成です。
全体の流れや整合性を整えて、捨てる部分と加筆する部分を考えます。

さらに実用書も書き上げたいと思うのだ。

さて長編が3本、それぞれ7割くらい書いてあるので、これも仕上げないと。
とにかく、あと数ヶ月で何本書けるか、勝負なのです。

酒を飲む酒2 執筆中

新宿の老舗の珍味酒屋「朝起」で執筆しています。
常連の多い店です、カウンターの一番奥でこっそり書いています。
こういう書き方が好きです。
第1作の「酒を飲む酒」は、去年、事務所近くの外国人バーで書き上げました。なぜか毎年、
この時期には小説を書いています。
たぶん、巷の企業様は人事異動、それで弊社の仕事内容がガラリと変わってしまい、この時期は仕事が閑散としているので、執筆時間が増えるのですね。

それにしても、人気のお店にいると、お客様の会話や表情、店員の動作など、言葉でスケッチを始めれば一冊の小説に仕上がるほど情報量です。

今回の「酒を飲む酒2」は六本木が舞台です。
今と一年前が交錯します。

今日は新宿の思い出横丁、ここでも、先日、ドラマがありました。
第3作はここが舞台です。

しかし、六本木の夜のいかがわしさの先に、日本的な新宿が待ち構えます。
「酒を飲む酒」
このように連作で書き進められる予定です。

第2作の「六本木のキス」は、一晩で全体の2割弱書き終えています。
今週中にどこまで書けるか、
頑張ります。

ロマンス小説、桜風涼さん風に書いてみます

ハーレクインロマンスや他のロマンス小説を読み始めました。
けっこう、面白いですね。というか、水戸黄門じゃないけど、お約束がいくつかあって、最後はお伽話といっしょで、Happy Ever After(Happily Ever After)、めでたしめでたし。

そうじゃなければ、Sex And The Cityのような、エロ本音を顔に出さない風の主人公の男選びみたいなものもありますね。

どちらのせよ、ど頭から本命がドキューンと登場して、この男の本音と人柄を綿密に探しつつ、他のいい男と見比べるのが定番なのね。

男性向け小説では、浮気はするけど、本命からブレることはないというか、マドンナは1人なんだけど、ロマンス小説って、極端にいい男(王子様級)を頂点に、普通ならモテモテ1位という男が何人か出てくる。

そのヒーローさまは、基本的に完成した男なんだよね。1つだけウイークポイントがあって、それを主人公の女子が補って、ハッピーエンドなのね。

なるほどね、未完成の男って、脇役なんだね。

小説を書こうよ!

オリジナルのストーリーを書くって、素敵でしょ。今は、本当にいい時代になりましたね。個人が書いた作品が自分で発行できるんですもの。

今、赤坂見附のエクシルシオールで執筆中。

ぼくは喫茶店やバーなどで、お客さんの動きや会話を言葉のスケッチにして、そのままストーリーに入れることがあります。

小説の書き方「ストーリーの書き方・入門」

そんでもって、よく行くバーで書いたのが、これ!

「酒を飲む酒」

よろしくっすね。

総武線の中

今朝、四谷へ向かう千葉発の総武線(普通)に乗ると、かなり酷いエロ本がバラバラになって床に広がっていた。西千葉で小学生とお母さん達の集団が乗ってきた。

子供たち(男子だけ)は、

「キモ!」

と叫んでいる! お母さん達は子供に説明を求められていて困り顔。そのうち、子供たちは、見てはいけないものと理解したらしく、凝視している仲間に、

「いつまで見ているんだよ!」

と自主規制、偉い!

稲毛駅に着いて、子供達は全員降りる。

列車が走り出すと、ちょっと汚い感じの労働者っぽいおじさんがやって来て、エロ本を凝視。好きなおっさんだなぁと思っていたら、紙袋からゴム手袋を取り出し、手にはめると床に散らばっているエロ本を片付け始める。持っていたレジ袋にエロ本を詰め込み始める。椅子の下の奥まった所にあるものも全部片付けてくれた。

綺麗になった車内、安堵感が広がった。

おっさん、偉いよ、すごいね!

 

「ストーリーの書き方・入門」堅実に売れています!

「3つの事実と1つの結末」の連続でオリジナルストーリーがどんどん書けちゃう。という小説や脚本の書き方の入門書なんですが、毎日、堅実に売れています。ありがたいありがたい。というか、日に日に増えているのが嬉しい(いや、そんなに沢山じゃないですよ)。

書店で売る普通の書籍の場合、最初の2週間でどーんと売れて、そこから下がってゆくものなんですが、今回の本は確かに最初にドンと売れて(というか友だちが買ってくれて)、一度落ち着いたのですが、ジワジワ増えています。

嬉しいっすねぇ。

Story top「ストーリーの書き方・入門」

ロマンス小説って、面白いね。

昔は、女性向けの小説は読めなかったんですが、というか、なんでこんな考え方なの? と疑問符が一杯になっていたのですが、小生も年を食って、いろいろ分かって来た気がします。

ディズニーの「美女と野獣」を見直してみると、なるほど、もし、野獣が初めから美男子だったら、ロマンス小説になりそうですね。大きな屋敷を持つ大金持ちだけど、偏屈で、何か過去がある男爵。田舎で暮らすヒロインは、不遇な生い立ちというか、父のために犠牲になる、なんてね。どう言う訳か野獣たるヒーローと行動を共にしなければならなくなるとかね。

そして、その後、徐々に野獣の心の奥に光を注ぎ、氷のような胸の内を溶かしてゆくヒロイン。そのヒロインの献身や態度など、いろいろ楽しいのですね。

昔は、こんな可哀想なヒロインを見て、君(視聴者や読者)は何もしない気か! という憤りがあったのですが、それは男性目線ですかね。自ら行動しその責任を負うというのは、ちょっと極端なんですね。

それより、こんな時、ヒロインはどうするのかしら? なるほど、うんうん、とかね。

逆にヒーローがどんな人物で、どんな優れた点があって、どんな弱点があって、それを周りの人はどう見ているのか、このヒーローを信頼していいのかなど、男を見る目を養うのも楽しい。そして、彼の心を開かせる、癒すにはどうするのがいいのかという、ヒーローへの対処も面白い。

などなど、ロマンス小説って、そうね、童話みたいだな。日本児童文芸家協会会員のぼくには、そう思えてくる。というか、童話の女流作家さんって、ロマンスっぽいエッセーをよく書くのは、そういうことなんだ、うん、そうか。

と、独り言をいう桜風涼さんでした。

そういう意味でロマンス小説に近いのは、「酒を飲む酒」ですね。