「脚本家」カテゴリーアーカイブ

やっと映画6連作のプロットが書けたのココロだ

映画6連作の脚本を担当してしまい、ああ、途中で出演者が変わったり、入れるべき要素が増えたり減ったりで、なかなか難しい仕事なんですが、やっとこさ、全体のプロットができましたよ。

特産物を入れながらドラマにしないといけないのよね

ビジネスの部分と、参加する大勢がやりたいことを練りこんだ作品にするのが今回の課題なんですね。つまり、企画ものなんです。それでも6作品を見てもらわないといけないので、それなりなドラマを入れないといけない。その中に人生の気づきなどをきっちり入れないと映画として成立しないのだ。
でも、総合プロデューサーはテレビの人だから、テレビ的な企画で考えている。テレビ屋さんにありがちなことなんですよね。僕も昔はそうだった。

でも、やっと、どんなワガママが来てもなんとかなる構成を考えついたので、やっとこさクランクインできそうだなぁ。

ラジオ番組の編集をPro Toolsでやってみた

音の編集アプリは様々あるのですが、その王様がAvidのPro Tools。音の関わる人で知らない者はいないはず。

小生は、エフエム福島で、レギュラー番組『ふっくん布川の光リアル道』という番組の作家&演出&出演&編集納品をやっているんだが、これまではAdobeのAuditionというアプリで行ってきた。このアプリは映像編集ソフトとの相性がいいので使ってきたのだ。

Pro Toolsは快適だったがここが惜しい

ラジオの収録システム(録音機材)を見直して、ダイレクトにパソコンで収録することにするのだが、その機材のコントロールを含めて考えた場合にPro Toolsが急浮上となったんだ。

そこで無料版のPro Tools(ラジオ編集はこれで十分)を導入して1話分を編集して納品してみた。もともとAvid製品の癖というか操作思想はなんでもショートカットキー(つまりキー操作)でやるというもの。Avidの映像編集アプリは使っていたので、そのあたりのお行儀は分かっていて、Pro Toolsを触ってすぐに使えたのはラッキーでしたよ。
そんでもって、音のレベル調整やコンプレッサーの使い心地が非常に良くて、人生で初めてコンプレッサーの概念がよく分かったのが収穫でしたね。

さて、実際にプロとしてラジオ番組を編集して納品までやってみると、いくつかの惜しい箇所が見つかりました。
1つは、やはり音楽編集のために突き詰められていて、ラジオのような長尺用にはあまり練られていない。無料でオンラインストレージが用意されているんだけど容量は1GB。1時間番組を素材を入れた瞬間に溢れてしまってアウト。単にアプリの動作を遅くする要因にしかなっていないのよ、とほほ。しかも、オンラインストレージとの同期をオフにする方法が見つけられないぞ。

さらに、ラジオ編集では、何分何秒になんという楽曲を流したか、コーナーの頭はどこか、などを放送局に登録するための『キューシート』というのが必要になるんだけど、AdobeのAuditionには、それを助ける機能が付いていて、マーカーに『曲紹介』などと入れておくと、それがCSVファイルとして出力できて、それをちょっと加工すれば放送局に出せる形式になるのだ。さらに、このマーカーポイントはWAVファイルにも書き込まれているので、放送局側でWAVファイルから情報を取り出すこともできるのだ。

Pro Toolsのフィルター類は魅力的だが落とし穴も

これがPro Toolsのコンプレッサー画面だが、フィルターのかかり具合がグラフ上で確認できる。これが非常に便利というか直感的で、音質を壊さずに適切な音圧にすることが可能だ。ただ、これも音楽用なので、放送用の『放送レベル』に合わせるための機能じゃないので、設定値の最適化はなかなか難しかった。同様の機能はAuditionにもあるが、数値のみで設定するので結構難しい一方で、放送用の設定値があったりして、意外に楽にできる。

一方で、Pro Toolsのフィルター(エフェクト)は独自路線で、他のアプリと共有しにくい。その点、Auditionのエフェクトは世界標準の規格になっているので、映像編集のFinal Cut Pro XやAdobe Premiere、AfterEffectsなどで同じエフェクトを使える。つまり、映像編集から音編集への引き渡しが楽なのだ。映像編集で音を加工する場合に、いちいちAuditionを開かなくても、ほぼ同じことができるのだ。そして映像編集で手に負えない音編集になればAuditionを立ち上げればいいということになる。

結論はPro Toolsは使わない、理由はここ

さて、結論はPro Toolsは使わないというのが結論だ。音楽編集であれば使うべきかもしれない。外部機器との接続でPro Toolsはバージョンの制約が大きい。立体音響まで作ろうとすれば、使用料が年間10万円コースになってしまう。低いバージョンでは音声入力のチャンネル数も限られてしまう。それでいてオンラインストレージはどのバージョンでも1GBしかなく、ラジオ編集には全く寄与しない。

その点、Auditionは無料版はないが(期間限定試用はできる)、音編集に関しては最先端のVRコンテンツにも対応している。音楽編集としては使いやすいかどうかは僕にはわからないけど、映像編集の音、ラジオ編集にはAuditionが最適だと、今のところは考えている。

もちろん、Logicなど有名DAWアプリ(音編集アプリ)を使ってみないと、何が最高かはわからないけど、ラジオ編集においてはAuditionがプロのやりたいことが全部入っていると結論することができる。

iThought(マインドマップ)が高機能に進化している

実用本や脚本を書くのに、小生はマインドマップを多用している。
事業のプレゼンテーションにも、PowerPointではなくマインドマップを使っている。

使っているiThoughtと言うマインドマップは、写真なども貼り込むことができるし、年々進化して、様々な機能が追加されている。

自動連番機能が便利

新しいバージョンからは、自動連番機能が追加された。ノードを作ると自動的に番号がつけられるわけだ。

できたマインドマップは、そのままアウトラインとして他のアプリで使うことができる。





マインドマップと脚本テンプレート

脚本のような、文体に頼らない文章(芸術?)では、文章の勢いも大切だけれども、ストーリーが構造的に正しいかどうか、時制がどうなっているか、何をどの順番に見せているか、舞台装置はどうなっていいるのか、服装はどうか、時間経過はどうなっているのか、などなど、様々な要素を作家がきちんと把握して描かなければなりません。

プロの現場でも、時制や登場人物の背景(人生に何があったか)がいい加減に描かれていることが多いのも事実です。どのくらい、脚本は難しいのです。小説の場合には『読者に想像させる』という逃げ口上で済みますが、映像の場合には、観客の想像に任せる前に、お金をかけて撮影するという事実があるのです。

マインドマップで脚本の全体像を見ながら執筆

前に書いたこのブログでも、マインドマップ(iThought)を多用していることを紹介しました。
マインドマップは複雑な構造の脚本を効率よく整理しながら書くことができます。
しかも、途中で思いついたアイデアも適当に貼り付けられるし、文章をメモとして残すことも可能です。

しかも、完成時にはマインドマップがアウトラインプロセッサ用の形式として出力でいます。
そう、マインドマップでおおよそのプロットが自動的に出来上がっちゃうんですね。
つまり、登場するシーンごとに枝葉を伸ばしていけばいいってことです。

僕の自動記述テンプレートのシナリオ版

さて、僕は職業物書きでもあるので、思いつきや勢いで脚本を書いていられないので、もっと効率よく物書きをしたいといつも研究しています。実用本に関しては『自動記述テンプレート』というのを作ってあって、これは書籍『誰でも書ける・実用本の書き方入門』で使い方を紹介しています、自慢じゃないですが、これで数十万部のベルトセラーを書いたお医者様もいます。

さて、それを脚本でやりたいなぁ、とおもっていたのですが、なんと、マインドマップでそれが実現できることが判明。実は、元の自動記述テンプレートはExcelかNumbersで作られたテンプレートです。ところがテキストベースの自動記述式だと、どうもシナリオのような立体的な文章の構造には適していなかったのでにのあしをふんでいたんです。

ところがどっこうしょ! マインドマップを使えば、シナリオのベースになる詳細なシノプシス(あらすじ)を簡単に書けることがわかりました。
ということで、近いうちにマインドマップ版のシナリオ自動記述テンプレートを作って公開したいと思います。





台本が進まないのでScrivenerで書いてみよう

難産の映画台本が進まないので、執筆ツールを変えてみよう。
今回は複雑な多数の人間が出る映画なので、人物辞典みたいなものを作っておかないと誰がなにをしているのか、作家側でも混乱を極めんだ。しかも、そこに役者が先に決まって来るので、ある程度は当て書きをしないといけない。作家としては最上級の面倒くさい仕事なんだ。

Scrivenerは、こういった作品に最適だ

このブログでもScrivenerの素晴らしさは何度も取り上げている。特にパソコン版のScrivenerだと、登場人物の一覧を表示したまま執筆することができるので、非常に効率が良くなるんだ。さらに、登場人物の写真なども入れておけるので、イメージを組み立てるのにも役立つんだ。

その他、ロケ場所の資料、歴史資料などもファイルリングすることができる。

もちろんアウトライン編集は大得意

Scrivenerは、柔軟なアウトライン編集機能が搭載されているのが特徴なんだけど、まぁ、ポメラのDM200などのテキストベースのアウトラインプロセッサに比べると機能が多すぎてマスターするのが難しいのだ。

台本では、シーンの入れ替えが非常に重要になる。さらに、1つのシチュエーション(シーン)を割って、その間に別のシーンを割り込ませる『カットバック』もよく行われる。
普通の執筆ツールだと、カットバックさせながら書き進める事が多いのだが、Scrivenerなら1つのシチュエーション(シーン)を書き上げてから、途中を分割するのが非常に簡単で、そこに別のシーンを割り込ませるのもドラッグ&ドロップでできる。思考を分断されないので勢いのあるシーンが書けるのだ。

さて、台本を書き進めるために

Scrivenerを効率よく使うためには、人物表を作って、さらにシノプシス(あらすじ・プロット)を作る。それが設計図になって、台本を書いていくことになるんだ。

ということで、今書いているテキストベースの台本をScrivenerに落とし込む作業が必要になる。

さて、落とし込みを始めよう!