ロマンス小説って、面白いね。

昔は、女性向けの小説は読めなかったんですが、というか、なんでこんな考え方なの? と疑問符が一杯になっていたのですが、小生も年を食って、いろいろ分かって来た気がします。

ディズニーの「美女と野獣」を見直してみると、なるほど、もし、野獣が初めから美男子だったら、ロマンス小説になりそうですね。大きな屋敷を持つ大金持ちだけど、偏屈で、何か過去がある男爵。田舎で暮らすヒロインは、不遇な生い立ちというか、父のために犠牲になる、なんてね。どう言う訳か野獣たるヒーローと行動を共にしなければならなくなるとかね。

そして、その後、徐々に野獣の心の奥に光を注ぎ、氷のような胸の内を溶かしてゆくヒロイン。そのヒロインの献身や態度など、いろいろ楽しいのですね。

昔は、こんな可哀想なヒロインを見て、君(視聴者や読者)は何もしない気か! という憤りがあったのですが、それは男性目線ですかね。自ら行動しその責任を負うというのは、ちょっと極端なんですね。

それより、こんな時、ヒロインはどうするのかしら? なるほど、うんうん、とかね。

逆にヒーローがどんな人物で、どんな優れた点があって、どんな弱点があって、それを周りの人はどう見ているのか、このヒーローを信頼していいのかなど、男を見る目を養うのも楽しい。そして、彼の心を開かせる、癒すにはどうするのがいいのかという、ヒーローへの対処も面白い。

などなど、ロマンス小説って、そうね、童話みたいだな。日本児童文芸家協会会員のぼくには、そう思えてくる。というか、童話の女流作家さんって、ロマンスっぽいエッセーをよく書くのは、そういうことなんだ、うん、そうか。

と、独り言をいう桜風涼さんでした。

そういう意味でロマンス小説に近いのは、「酒を飲む酒」ですね。

 

桜風涼 について

はるかぜ すずし
1965年生、慶應義塾大学法学部卒。
作家・脚本家
日本児童文芸家協会会員
シナリオセンター修了

大学時代の専攻は、犯罪学・被害者学・刑事政策・法医学など。
特に法医学は、筆者が学んだ年のみ、慶應の医学部で授業が行われ、よりリアルな研究を行った。
特に法医学では、期末試験のために、教えた教授が筆者にノートを借りたほどの熱心さ。
その1年間の授業をまとめたノートは五冊にも及ぶ。
当時の写真資料は、すべて手書きの図版に書き起こされているほど、法医学への熱はすごい。

1996年、ソネット・クリエーターズ・ガレージ最優秀賞
2003年、劇場映画【ベースボールキッズ】で文部科学省選定作品
2005年、同上、小説「ベースボールキッズ】出版
その他、著書多数。
2000年より映像作品が多く、テレビ番組、CM、映画などで活躍。

1995-2000年:コンピューター雑誌のライターとして、多い時期で月に14連載をもつ人気。
技術書の執筆は15冊。

2000~は映像が主流に。
映画監督、テレビディレクター、CMプランナーとしても有名。
2009年前後は、年間200本ちかいCMを制作していた。
また、旅番組では電波少年で有名になった「なすび」と共に、数多くの名所を探訪。
温泉にも造詣が深い。

雑誌やテレビ制作を数多く手がける一方で、小説は地道に書き続けている。

著者インタビューを受けました。
「きんどるどうでしょう」
http://kindou.info/7229.html

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